名前
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm config - 構成情報のインポート、エクスポート
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm config - 構成情報のインポート、エクスポート
形式
rcxadm config import -dir directory
rcxadm config export -dir directory [[-noretry]|[-timeout value]]
機能説明
rcxadm configは、構成情報をインポートまたはエクスポートするためのコマンドです。
サブコマンド
構成情報をインポートします。
dirには、インポートするリソースの構成情報が格納されたフォルダーを指定します。
構成情報をエクスポートします。
コマンド実行後、dirで指定したフォルダーには、以下のXMLファイルが作成されます。
XMLファイルの詳細は、「第15章 XMLファイル」を参照してください。
dir\l_server_templates.xml
dir\l_servers.xml
dir\image.xml
dir\network_resources.xml
dir\address_resource.xml
dir\resource_folders.xml
dir\users.xml
dir\user_groups.xml
dir\pools.xml
dir\lnetdev.xml
オプション
リソースの関連付けを行う構成情報が格納されるフォルダーを指定します。
管理サーバで実行中の操作の完了を待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。
実行中の操作がない場合だけエクスポートを行います。実行中の操作がある場合、エラー復帰します。
管理サーバで実行中の操作を、valueに指定した秒数の間待ち合わせます。指定した時間以内に実行中の操作が完了しない場合、エラー復帰します。
本オプションを省略した場合、初期値(3600秒)が設定されます。本オプションで指定できる値は、1~172800(2日)の範囲です。
valueに指定した秒数経過しても管理サーバで実行中の操作が完了しない場合、エラー復帰させる際に指定します。
L-Serverの作成など、処理時間の長い処理をマネージャーが実行中に、構成情報の定期的なエクスポート時刻になり、エクスポートを開始できない場合があります。一定時間のあと、待合せを解除するときに指定します。
操作を待ち合わせている間、600秒間隔で以下のメッセージが出力されます。
INFO:Manager opearation is still running