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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

5.6 rcxadm config

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm config - 構成情報のインポート、エクスポート

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm config - 構成情報のインポート、エクスポート


形式

rcxadm config import -dir directory
rcxadm config export -dir directory [[-noretry]|[-timeout value]]

機能説明

rcxadm configは、構成情報をインポートまたはエクスポートするためのコマンドです。


サブコマンド

import

構成情報をインポートします。

dirには、インポートするリソースの構成情報が格納されたフォルダーを指定します。

export

構成情報をエクスポートします。

コマンド実行後、dirで指定したフォルダーには、以下のXMLファイルが作成されます。

XMLファイルの詳細は、「第15章 XMLファイル」を参照してください。

  • dir\l_server_templates.xml

  • dir\l_servers.xml

  • dir\image.xml

  • dir\network_resources.xml

  • dir\address_resource.xml

  • dir\resource_folders.xml

  • dir\users.xml

  • dir\user_groups.xml

  • dir\pools.xml

  • dir\lnetdev.xml

オプション

-dir directory

リソースの関連付けを行う構成情報が格納されるフォルダーを指定します。

-noretry

管理サーバで実行中の操作の完了を待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。
実行中の操作がない場合だけエクスポートを行います。実行中の操作がある場合、エラー復帰します。

-timeout value

管理サーバで実行中の操作を、valueに指定した秒数の間待ち合わせます。指定した時間以内に実行中の操作が完了しない場合、エラー復帰します。

本オプションを省略した場合、初期値(3600秒)が設定されます。本オプションで指定できる値は、1~172800(2日)の範囲です。

valueに指定した秒数経過しても管理サーバで実行中の操作が完了しない場合、エラー復帰させる際に指定します。
L-Serverの作成など、処理時間の長い処理をマネージャーが実行中に、構成情報の定期的なエクスポート時刻になり、エクスポートを開始できない場合があります。一定時間のあと、待合せを解除するときに指定します。

操作を待ち合わせている間、600秒間隔で以下のメッセージが出力されます。
INFO:Manager opearation is still running