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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

3.12 rcxadm slb

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm slb -サーバロードバランサーの運用操作および情報表示

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm slb -サーバロードバランサーの運用操作および情報表示


形式

rcxadm slb list [{-ruleset [-category {config|operation|all}]|-extend network}]
rcxadm slb log  -name name
rcxadm
slb show -name name [-extend network]
rcxadm slb operate -name name -ruleset ruleset_name [-param parameter_name=value[,parameter_name=value]...]

機能説明

rcxadm slbは、サーバロードバランサーの運用操作および状態表示を行うコマンドです。


サブコマンド

list

サーバロードバランサーの一覧を表示します。

以下の情報が表示されます。

表3.50 サーバロードバランサーの情報

項目名

内容

NAME

サーバロードバランサー名

RESOURCE_ID

サーバロードバランサーに割り当てられたリソースID

TYPE

種別

"SLB"が表示されます。

RULESET_NAME

自動設定機能で利用されるルールセット名

DEVICE_NAME

使用しているネットワークデバイス名

-extend network指定時は32文字まで表示されます。

NETWORK_NAME

利用しているネットワークリソース名

-extend networkを指定した場合だけ表示されます。

表3.51 サーバロードバランサーのルールセット情報

項目名

内容

TYPE

種別

"SLB"が表示されます。

CATEGORY

自動設定用ルールセットの場合は"config"が表示されます。

運用操作用ルールセットの場合は"operation"が表示されます。

RULESET_NAME

自動設定機能で利用されるルールセット名

MAX_SEGMENT

定義可能な最大セグメント数

MAX_SERVER

定義可能な最大サーバ数

DESCRIPTION

ルールセットの説明

log

ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の履歴を最大10世代まで表示します。

以下の情報が表示されます。

表3.52 サーバロードバランサーの履歴情報

項目名

内容

Name

サーバロードバランサー名

Resource ID

サーバロードバランサーに割り当てられたリソースID

Serial Number Per Device

使用しているネットワークデバイス単位のシリアル番号

簡単設定モードで設定されている場合だけ表示されます。

Type

種別

"SLB"が表示されます。

Tenant Name

サーバロードバランサーが配備されているテナント名

L-Platform Name

サーバロードバランサーが配備されているL-Platform名

Ruleset Name

自動設定機能で利用されるルールセット名

ParameterFile Name

ルールセットで利用されるパラメーターファイル名

Device Name

使用しているネットワークデバイス名

Vendor Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)のベンダー名

Product Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)の製品名

Model Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)のモデル名

Status

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)の状態

History

サーバロードバランサーへの自動設定の履歴情報(最大10世代)

世代ごとに以下の情報が表示されます。

  • 世代

    "00"からの整数が表示されます。

  • Run Script Name

    自動設定で実行したスクリプトの名前が表示されます。

  • Time

    自動設定を行った日時が表示されます。

  • Result

    自動設定を行った結果が表示されます。

OperationHistory

サーバロードバランサーの運用操作の履歴情報(最大10世代)

世代ごとに以下の情報が表示されます。

  • 世代

    "00"からの整数が表示されます。

  • Run Script Name

    運用操作で実行したスクリプトの名前が表示されます。

  • Time

    運用操作を行った日時が表示されます。

  • Result

    運用操作を行った結果が表示されます。

show

ネットワークデバイスの詳細表示を行います。

以下の情報が表示されます。

表3.53 サーバロードバランサーの詳細情報

項目名

内容

Name

サーバロードバランサー名

Resource ID

サーバロードバランサーに割り当てられたリソースID

Serial Number Per Device

使用しているネットワークデバイス単位のシリアル番号

簡単設定モードで設定されている場合だけ表示されます。

Type

種別

"SLB"が表示されます。

Tenant Name

サーバロードバランサーが配備されているテナント名

L-Platform Name

サーバロードバランサーが配備されているL-Platform名

Ruleset Name

自動設定機能で利用されるルールセット名

ParameterFile Name

ルールセットで利用されるパラメーターファイル名

Device Name

使用しているネットワークデバイス名

Vendor Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)のベンダー名

Product Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)の製品名

Model Name

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)のモデル名

Status

ネットワークデバイス(サーバロードバランサー)の状態

Network Name

利用しているネットワークリソース名

-extend networkを指定した場合だけ表示されます。

operate

運用操作用ルールセットのスクリプトを実行し、結果を表示します。


オプション

-name name

nameには、サーバロードバランサー名を指定します。

-ruleset

listサブコマンドの場合、ルールセットの一覧を表示するために指定します。

operateサブコマンドの場合、運用操作用ルールセット名を指定します。

-category

表示するルールセットの種類を指定します。

config

自動設定で利用するルールセットの一覧を表示する場合に指定します。

operation

運用操作で利用するルールセットの一覧を表示する場合に指定します。

all

すべての種類のルールセットを表示する場合に指定します。

-categoryを省略した場合、"config"が指定されます。

-param

運用操作で利用するルールセットのスクリプトに渡す可変情報を指定します。

parameter_name=value

"パラメーター名=値"の形式で指定します。パラメーターが複数存在する場合、カンマ(",")で区切って指定します。

-extend network

利用しているネットワークリソース名を表示する場合に指定します。


使用例

参考

  • 詳細情報または履歴情報の表示で、冗長構成のネットワークデバイスへ自動設定が行われている場合、Device Name以降の情報は、自動設定しているネットワークデバイスの台数分表示されます。

  • 詳細情報または履歴情報の表示で、サーバロードバランサーが作成途中の場合、Device Name以降の情報に"-"が表示されることがあります。