ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 導入ガイド
FUJITSU Software

C.6.4 テナントとテナント管理者の移行

ROR V2.3で運用していたテナントおよびテナント内のL-Serverはテナント管理ロールで操作することはできません。

ROR V2.3で運用していたテナントをテナント管理ロールで操作するには、テナントが格納されている階層によって下記のどちらかの手順で移行してください。

移行が不要な場合は、兼任ロールを使用して操作してください。また、複数のテナントを1つのユーザーで操作する場合も兼任ロールを使用する必要があります。

オーケストレーションツリーの直下にテナントが格納されている場合

  1. ユーザーグループを作成します。

    テナント名と同じ名前で、かつアクセス範囲にテナント名、ロールにtenant_admin(テナント管理者)が設定されたユーザーグループが必要です。

    以下のコマンドを実行して、ユーザーグループを作成します。

    >rcxadm usergroup create -name テナント名 -role テナント名=tenant_admin

    すでにテナント名と同じ名前のユーザーグループが存在する場合、以下のコマンドを実行してユーザーグループを変更します。

    >rcxadm usergroup modify -name テナント名 -role テナント名=tenant_admin

    rcxadm usergroupコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「7.2 rcxadm usergroup」を参照してください。

  2. テナント情報を変更します。

    ROR V2.3で運用していたテナントは、RORコンソールの[テナント]タブに表示されます。
    [テナント情報の変更]画面を利用して、以下の情報を設定します。

    • 表示名

    • メールアドレス

    [テナント情報の変更]画面については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「11.4 テナント情報の変更」を参照してください。

  3. 「共通の手順」を実行します。

オーケストレーションツリーの直下以外にテナントが格納されている場合

新たに作成したテナントにテナントの資産を移行します。

移行対象テナントの資産

以下の手順で、テナントとテナント管理者を移行します。

  1. テナントを作成します。

    RORコンソールの[テナント]タブで、新たにテナントを作成します。

  2. リソースを移動します。

    RORコンソールの[リソース]タブで、移行するテナント内の以下のリソースを移動します。L-Serverが起動している場合は停止してからリソースを移動してください。

    • ローカルプール内のリソース

      新たに作成したテナントのローカルプールまたはグローバルプールに移動します。

    • L-Server

      新たに作成したテナントに移動します。

  3. 「共通の手順」を実行します。

  4. 移行前のテナントを削除します。

    rcxadm tenant deleteコマンドを使用して移行前のテナントを削除します。

    >rcxadm tenant delete -name /OldTenant

共通の手順

  1. テナントのユーザーを変更します。

    移行するテナントのテナント管理者、テナントオペレーター、およびテナント監視者として運用するユーザーに対して、適切なロールを割り当てます。

    以下の手順で、ユーザーにロールを割り当てます。

    1. ユーザー情報をXML形式で、ファイルに出力します。

      >rcxadm user list -format xml > myusers.xml

      rcxadm userコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「7.1 rcxadm user」を参照してください。

    2. XMLファイルを編集します。

      テナント管理者、テナントオペレーター、およびテナント監視者として運用するユーザーだけを残し、他のユーザー情報をXMLファイルから削除します。

      テナント管理ロールを割り当てるように定義します。

      また、以下の情報を追加します。

      • メールアドレス

      • 氏名(名)

      • 氏名(姓)

      • フリガナ(名)

      • フリガナ(姓)

      テナント管理ユーザーのXML定義については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.10.1 テナント管理ロールおよびテナント利用者ロール」を参照してください。

      ユーザー"taro"に、テナント"NewTenant"のテナント管理者ロールを割り当てるXML定義例

      <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
      <Users>
        <User name="taro">
          <Roles>
            <Role name="tenant_admin">
              <Scopes>
                <Scope>NewTenant</Scope>
              </Scopes>
            </Role>
          </Roles>
          <MailAddress>taro@mail.example.com</MailAddress>
          <ActualName>
            <FirstName>taro</FirstName>
            <LastName>fujitsu</LastName>
            <FirstNameKana>タロウ</FirstNameKana>
            <LastNameKana>フジツウ</LastNameKana>
          </ActualName>
        </User>
      </Users>
    3. rcxadm userコマンドに、編集したXMLファイルを指定して、ユーザーに対して、テナント管理ロールを割り当てます。

      >rcxadm user modify -file my_tenantadmins.xml
  2. L-ServerをL-Platformへ取り込みます。

    cfmg_importlserverコマンドを使用してL-ServerをL-Platformへ取り込みます。

    >cfmg_importlserver -user taro -org NewTenant -lserver /NewTenant/lserverA

    詳細は「運用ガイド CE」の「7.2.3.2 L-Serverの取り込み」を参照してください。