以下の手順で、HBA address rename設定サービスをインストールします。
インストールする前に、「2.4.1 事前準備」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者(root)でログインします。
HBA address rename設定サービスをインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインします。
DVD-ROM(1枚目)をセットします。
以下のコマンドを実行してDVD-ROMをマウントします。
# mount -t iso9660 -r /dev/hdc DVD-ROMマウントポイント <RETURN>
注意
自動マウントデーモン(autofs)によりDVD-ROMの起動マウントを行うと、マウントオプションに"noexec"が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。
以下のインストールコマンドを実行します。
# cd DVD-ROMのマウントポイント <RETURN> # ./RcSetup.sh <RETURN>
"Cloud Edition"を選択します。
"HBA address rename setup service installation"を選択します。
インストーラの対話指示に従って、インストールします。
SELinuxを利用する場合の設定
SELinuxを有効にする場合、本製品のインストール後にSELinuxの設定を行う必要があります。
設定方法については、「J.1.3 HBA address rename設定サービス」を参照してください。
注意
インストール失敗時の対処
以下のコマンドを実行し、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再インストールしてください。
# cd DVD-ROMマウントポイント/DISK1/HBA/Linux/hbaar <RETURN> |
本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化
ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャー、エージェント、およびクライアント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。
本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号の変更を行った場合、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号を、インストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。