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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 導入ガイド
FUJITSU Software

2.4.3 インストール【Linux】

以下の手順で、HBA address rename設定サービスをインストールします。

インストールする前に、「2.4.1 事前準備」が行われているか確認してください。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

    HBA address rename設定サービスをインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインします。

  2. DVD-ROM(1枚目)をセットします。

  3. 以下のコマンドを実行してDVD-ROMをマウントします。

    # mount -t iso9660 -r /dev/hdc DVD-ROMマウントポイント <RETURN>

    注意

    自動マウントデーモン(autofs)によりDVD-ROMの起動マウントを行うと、マウントオプションに"noexec"が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。

  4. 以下のインストールコマンドを実行します。

    # cd DVD-ROMのマウントポイント <RETURN>
    # ./RcSetup.sh <RETURN>
  5. "Cloud Edition"を選択します。

  6. "HBA address rename setup service installation"を選択します。

  7. インストーラの対話指示に従って、インストールします。

  8. SELinuxを利用する場合の設定

    SELinuxを有効にする場合、本製品のインストール後にSELinuxの設定を行う必要があります。
    設定方法については、「J.1.3 HBA address rename設定サービス」を参照してください。

注意

  • インストール失敗時の対処

    以下のコマンドを実行し、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再インストールしてください。

    # cd DVD-ROMマウントポイント/DISK1/HBA/Linux/hbaar <RETURN>
    # ./rcxhbauninstall <RETURN>

  • 本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化

    ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャー、エージェント、およびクライアント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。

    本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

    なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号の変更を行った場合、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号を、インストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。