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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.2.0 導入ガイド
FUJITSU Software

11.1.3 アンインストール【Linuxマネージャー】

以下の手順で、マネージャーをアンインストールします。

アンインストールする前に、「11.1.1 事前準備」が行われているか確認してください。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

    本製品をアンインストールする管理対象サーバにrootでログインしてください。

  2. アンインストールコマンド(cimanager.sh)を起動します。

    アンインストーラの対話指示に従って、アンインストールします。

    # /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c <RETURN>

注意

  • UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
    PATH変数を設定していない場合、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。

  • エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
    この場合、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
    インストール後、マネージャーの証明書は、以下のディレクトリに格納されています。

    /etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate

    アンインストール時には、以下のディレクトリに証明書が退避されます。
    マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を上記の格納先に保存してください。

    /var/tmp/back/site/certificate

    アンインストールで退避された証明書が不要な場合、手動で削除してください。

    なお、マネージャーをクラスタで運用している場合、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
    クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、事前準備で退避された証明書をプライマリーノードから上記の格納先に保存してください。

  • 本製品の運用中にrcxloginコマンドでパスワードの保存を実行した場合、コマンドを実行したOSのユーザーアカウントごとに以下のディレクトリに保存されます。

    /各ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/

    本製品のアンインストール後に手動で削除してください。

  • 管理LANサブネットの登録をした場合、本製品が変更したDHCPサーバの設定情報は、アンインストール後も初期化されません。必要に応じて初期化してください。

  • 管理LANサブネットの登録をした場合、本製品のアンインストール後は、DHCPサーバのサービス(dhcpd)の自動起動が"OFF"になっており、サービスが停止しています。

  • 本製品のインストール時にSELinuxを設定した場合、本製品のアンインストール後にSELinuxの設定を削除してください。

    設定の削除方法については、「H.2.1 マネージャー」を参照してください。