最新の状態がイベントで通知されます。
1つのイベントは、一度しか通知されません(すでにイベント監視アプリケーションに通知されたイベントは、再度OaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出しても、通知されません)。
イベントは、システムを再起動しても、「出力完了」イベントまたは「削除」イベントをイベント監視アプリケーションに通知するまで保持されます。
同一の帳票の出力要求に対して、「保留」イベントを通知する前に「保留解除」イベントが発生した場合、「保留」イベントも「保留解除」イベントも通知しません。
同一の帳票の出力要求に対して、「エラー」イベントを通知する前に「エラー解除」イベントが発生した場合、「エラー」イベントも「エラー解除」イベントも通知しません。
以下に、帳票の出力要求の状態遷移とOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングによって通知されるイベントを、例をあげて説明します。
●イベント監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングが出力開始の直前の場合
▽:監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミング
▼:イベントが通知されるタイミング
●イベント監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングがエラー解除の直前の場合
▽:監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミング
▼:イベントが通知されるタイミング
●イベント監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングが出力完了の直前の場合
▽:監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミング
▼:イベントが通知されるタイミング
●イベント監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングが出力開始の直前の場合と出力完了の直前の場合
▽:監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミング
▼:イベントが通知されるタイミング
イベント監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミングが出力完了の直後の場合
▽:監視アプリケーションがOaJgAsyncWaitEvent関数を呼び出すタイミング
▼:イベントが通知されるタイミング