ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 アプリケーション作成ガイド
FUJITSU Software

6.6.3 コネクタ連携型で帳票を出力する場合のサンプルプログラム

ASPを使用してマルチフォーム出力を行う.NETインタフェースのサンプルプログラムについて説明します。

6.6.3.1 サンプルプログラムの概要

List Creatorのサンプル帳票「FAX送付状」、「売上伝票」をマルチフォーム出力で、帳票出力サーバでPDFファイル保存を行います。

ASPでは、WebクライアントのWebブラウザから入力されたデータとサンプル帳票の「FAX送付状」、「売上伝票」を使用して、PDFファイル保存を行います。

保存されたPDFファイルをアプリケーションサーバに配置します。

6.6.3.2 処理の流れ

このサンプルプログラムの処理の流れを説明します。

図6.3 .NETインタフェースのサンプルプログラムの処理の流れ(コネクタ連携の場合)

  1. 帳票定義情報とデータファイルをWebサーバ上に配置します。

  2. Webクライアント上のWebブラウザで[実行]ボタンをクリックすると、Webサーバ上のユーザアプリケーションよりList Creatorが呼び出されます。

  3. Webサーバ上のList Creatorは、1.で配置したデータファイルを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがって帳票出力サーバ上でPDFファイルを生成し、アプリケーションサーバ(Webサーバ)へPDFファイルを転送します。

  4. Webサーバ上のASPは、生成したPDFファイルのURLをWebクライアント上のWebブラウザに送信します。

  5. Webクライアント上のWebブラウザは、Webサーバ上のASPから送信されたURLにしたがって、PDFファイルを表示します。