5.5.1 アプリケーションサーバがWindowsの場合の環境設定

●開発時

Javaソースをコンパイルするときには、Jarファイル（fjoajif.jar）をCLASSPATHに設定します。

以下にjavacコマンドでコンパイルするときの例を示します。

javac -classpath .;List Creatorインストールディレクトリ\classes\fjoajif.jar Xyz.java
                                                                              (*1)

*1：コンパイルするソース名を指定します。

●実行時

コンパイルしたプログラムを実行するときには、Jarファイル（fjoajif.jar）をCLASSPATHに設定します。List Creatorでローカル出力時にOWFファイル生成を行う場合は、CLASSPATHにJarファイル（fjoaweb.jar）も設定してください（リモート帳票出力およびコネクタ連携時は不要）。

コネクタ連携を行う場合は、CLASSPATHに以下のJarファイルを設定してください。

ardus.jar
ardusobj.jar
ArdusRepository.jar
jomcli.jar
jomrequester.jar

以下にjavaコマンドで実行するときの例を示します。

java -classpath .;List Creatorインストールディレクトリ\classes\fjoajif.jar Xyz
                                                                            (*1)
または、
java -classpath .;List Creatorインストールディレクトリ\classes\fjoajif.jar;List Creatorインストールディレクトリ
\classes\fjoaweb.jar Xyz
                      (*1)
または、
java -classpath .;List Creatorインストールディレクトリ\classes\fjoajif.jar;
       List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\lib\ardus.jar;
       List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\lib\ardusobj.jar;
       List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\lib\ArdusRepository.jar;
       List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\lib\jomcli.jar;
       List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\lib\jomrequester.jar;  Xyz
                                                                                           (*1)

*1：コンパイルしたJavaクラス名を指定します。

コンパイルしたプログラムを実行するときには、以下の環境変数を設定してください。

注意

Javaインタフェースを利用する環境によって、例に示す方法とは違う方法で環境変数を設定する必要がある場合があります。詳細については、ご利用になる環境のマニュアルを参照してください。

●PATH（必須）

List Creatorインストールディレクトリを指定する環境変数です。Javaインタフェースは、JNI（Java Native Interface）を利用しているため、JNIのShared Libraryがロード可能なように、環境変数PATHを設定しておく必要があります。

この環境変数にList Creatorインストールディレクトリが最優先になるように追加してください。

この環境変数は、必ず指定してください。

以下に、指定例を示します。

例：PATHを指定する場合

set PATH=List Creatorインストールディレクトリ;%PATH%

注意

List Creatorのインストール時に、システムの環境変数PATHにList Creatorインストールディレクトリが設定されるため、基本的に設定し直す必要はありません。ただし、環境によっては、Jarファイル（fjoajif.jar、fjoaweb.jar）を使用するために、上記以外にも環境変数PATHの設定が必要な場合があります。

5.5.1 アプリケーションサーバがWindowsの場合の環境設定

5.5.1.1 CLASSPATHの設定（必須）

5.5.1.2 環境変数の設定（実行時）