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Interstage List Creator V10.5.0 アプリケーション作成ガイド
FUJITSU Software

5.4.10 RemoteExceptionクラス

リモート帳票出力時に発生した例外を通知するクラスです。

      java.lang.Object
        ∟ java.lang.Throwable
             ∟ java.lang.Exception
                  ∟ com.fujitsu.systemwalker.outputassist.connector.RemoteException

public class RemoteException
extends java.lang.Exception

5.4.10.1 フィールドの概要

RemoteExceptionクラスのgetCodeメソッドで取得できるエラーコードのフィールドを以下に示します。

なお、5.33の「説明」の「ローカルコンピュータ」とは「アプリケーションサーバ」、「通信対象のコンピュータ」とは「帳票出力サーバ」のことです。

表5.33 RemoteExceptionクラスのgetCodeメソッドで取得できるエラーコードのフィールド

値(10進)

値(16進)

定数

説明

原因と対処方法

2147549183

0x8000ffff

PRSA_ERROR_OTHER(*1)

その他のシステムエラーが発生しました。

繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680257

0x80030001

PRSA_ERROR_PRINT

帳票の出力中に帳票出力サーバでエラーが発生しました。
エラーの詳細は、帳票出力サーバのイベントログ(またはシステムログ)を確認してください。

帳票の出力中に帳票出力サーバでエラーが発生しました。
エラーの詳細は、帳票出力サーバのイベントログ(またはシステムログ)を確認してください。

2147680276

0x80030014

PRSA_ERROR_PARAMETER

起動時のパラメータに誤りがあります。

プロパティ(パラメータ、または属性情報)の指定に誤りがあります。
指定したプロパティ(パラメータ、または属性情報)の内容を確認し、指定してください。

2147680277

0x80030015

PRSA_ERROR

処理中に異常が発生しました。

処理中に異常が発生しました。
再度実行し、繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680278

0x80030016

PRSA_ERROR_ENVIRONMENT_INVALID

製品環境の獲得に失敗しました。

帳票出力サーバにList Creatorが正しくインストールされていません。
帳票出力サーバのList Creatorをアンインストールした後、再度インストールしてください。

2147680279

0x80030017

PRSA_ERROR_TRANS_BUSY

通信対象のコンピュータがすでに接続可能最大数のコンピュータと接続済みのため、接続に失敗しました。

通信対象のコンピュータへの接続が、すでに接続可能最大数を超えています。
しばらく待ってから、再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680280

0x80030018

PRSA_ERROR_NETWORKS

通信エラーが検出されたため、処理できません。

通信エラーが発生しました。
以下の状態を確認して、再度実行してください。

  • ネットワーク接続状態

  • 通信対象のコンピュータのCPU負荷

  • ディスク負荷およびディスクの空き容量

繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680281

0x80030019

PRSA_ERROR_SERVICE_ACCESS_DENIED

通信対象のコンピュータにユーザのアカウントが登録されていないため、接続が拒否されました。

以下のいずれかの理由により、通信対象コンピュータとの接続に失敗しました。

  • リモート帳票出力を実行したユーザのアカウントが通信対象コンピュータに登録されてない。

  • ローカルコンピュータと通信対象コンピュータでパスワードが異なる。

帳票出力ユーザのアカウントについてシステム管理者に確認し、再度、処理を実行してください。

2147680282

0x8003001a

PRSA_ERROR_SHUTDOWN

通信対象のコンピュータがシャットダウンされた、またはListCREATOR Service(通信対象のコンピュータにOutputASSISTがインストールされている場合はOutputASSIST Service)が停止されたなどのため、接続が無効になりました。

以下のいずれかの原因で、処理できませんでした。

  • リモート帳票出力の処理中に通信対象コンピュータがシャットダウンされた。

  • サービスが停止された。

  • ネットワークが高負荷状態である。

  • ネットワーク経路が切断された(ゲートウェイ電源断や、ケーブル接続不良など)。

  • ネットワークのハードウェアに異常がある。

通信対象のコンピュータを再起動する、またはサービスを起動して、再度実行してください。
通信対象のコンピュータのサービスを起動しても繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、ネットワーク経路に問題がないか、ネットワークハード異常が発生していないかを確認してください。

2147680283

0x8003001b

PRSA_ERROR_STOP

通信対象のコンピュータの電源が投入されていない、または通信対象のコンピュータが見つかりません。

以下の原因が考えられます。

  • 通信対象のコンピュータの電源が投入されていない。

  • 存在しないコンピュータが指定された。

  • ケーブルが正常に接続されていない。

  • 通信対象のコンピュータが高負荷状態になっている。

システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください。

2147680284

0x8003001c

PRSA_ERROR_TRANS_NETWORKS_PATH

ネットワークの高負荷やネットワーク経路が切断されたため、通信がタイムアウトしました。

以下のいずれかの理由により、通信がタイムアウトしました。

  • ネットワークが高負荷状態である。

  • ネットワーク経路が切断された(ゲートウェイ電源断や、ケーブル接続不良など)。

  • ネットワークのハードウェアに異常がある。

システム管理者に連絡して、ネットワーク経路に問題がないか、またはネットワークハード異常が発生していないかを確認してください。

2147680285

0x8003001d

PRSA_ERROR_TRANS_NETWORKS_UNRESOLVED

通信対象のコンピュータが存在しない、通信対象のコンピュータの名前解決に失敗した、または通信中に異常が発生しました。

以下の原因が考えられます。

  • 通信対象のコンピュータが定義されていない。

  • 存在しないコンピュータを指定している。

存在しないホスト名や異常なホスト名を指定していないかを確認して、再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡し、ネットワーク環境を確認してください。

2147680286

0x8003001e

PRSA_ERROR_NOTINSTALL

通信対象のコンピュータに製品がインストールされていません。

通信対象のコンピュータに製品が正しくインストールされていない可能性があります。
システム管理者に連絡して、製品が正しくインストールされているかを確認してください。

2147680287

0x8003001f

PRSA_ERROR_FILE_COMPRESS_FAIL

帳票、またはファイルの圧縮に失敗しました。

帳票またはデータファイルの圧縮時に異常が発生しました。
当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680288

0x80030020

PRSA_ERROR_FILE_CONVCODE_FAIL

ファイルのコード変換に失敗しました。

ファイルのコード変換に失敗しました。
帳票の文字コード系とJavaインタフェース実行時の文字コード系が異なっていないか確認してください。

2147680289

0x80030021

PRSA_ERROR_EXECAPL

帳票出力に失敗しました。

通信対象のコンピュータで帳票出力処理に失敗しました。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680290

0x80030022

PRSA_ERROR_REMOTEVL

通信対象のコンピュータの製品のバージョンレベルで未サポートのオプションが指定されました。

通信対象のコンピュータにインストールされている製品のバージョンレベルで未サポートのプロパティ(パラメータ、または属性情報)が指定されたため、処理できませんでした。
通信対象のコンピュータにインストールされている製品のバージョンレベルでサポートされているプロパティ(パラメータ、または属性情報)のみを指定して、再度実行してください。

2147680291

0x80030023

PRSA_ERROR_SESSION_BUSY

通信対象のコンピュータにOSの制限を越えるセッション数が接続されているため、接続に失敗しました。

通信対象のコンピュータですでにオペレーティングシステムの制限を超えるセッションが接続されているため、接続に失敗しました。
通信対象のコンピュータに接続されているセッション数を確認し、不要なセッションを切断してから再度実行してください。または、システム管理者に連絡して、通信対象のコンピュータのシステム環境を見直してください。

2147680296

0x80030028

PRSA_ERROR_NOMEM_L

ローカルコンピュータがメモリ不足のため処理できません。

ローカルコンピュータでメモリ不足のため、処理できません。
以下の点を確認してください。

  • 不要なアプリケーションが動作していないか。

  • 仮想メモリ領域が十分確保されているか。

  • 搭載しているメモリは十分か。

原因に応じて、以下のいずれかの対処を行ってください。

  • 不要なアプリケーションを終了する。

  • 仮想メモリを増やす。

  • メモリを増設する。

2147680297

0x80030029

PRSA_ERROR_NOSPACE_L

ローカルコンピュータでディスクの空き容量が不足しているため、処理できません。

ローカルコンピュータでディスクの空き容量が不足しています。
ディスクの空き容量を確認し、不要なファイルを削除して、再度実行してください。

2147680298

0x8003002a

PRSA_ERROR_SERVICE_STOP_L

ローカルコンピュータでListCREATOR Serviceが起動されていないため、処理できません。

ローカルコンピュータのサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR Service)が起動されていません。
サービス(Windowsの場合はListCREATOR Service)を起動して、再度実行してください。

2147680299

0x8003002b

PRSA_ERROR_NORESOURCE_L

ローカルコンピュータでリソース資源が不足しているため、処理できません。

ローカルコンピュータでリソース不足のため、処理できません。
不要なアプリケーションを終了する、仮想メモリを増やす、またはメモリを増設し、再度実行してください。または、システム管理者に連絡して、システムの負荷を見直してください。

2147680300

0x8003002c

PRSA_ERROR_DIR_FAIL_L

ローカルコンピュータでディレクトリのアクセスに失敗したため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリのアクセスに失敗しました。
以下のいずれかの対処を行ってください。

  • 指定したディレクトリを確認して再度実行する。

  • リムーバブル媒体中のディレクトリを指定した場合は、媒体がセットされているかを確認する。

  • UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)にした場合、帳票出力を実行したアカウントが、UNC指定先コンピュータにアクセスできるネットワーク環境になっているか、または、ディレクトリへの書き込みが可能なアカウントとして登録されているか。

繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680301

0x8003002d

PRSA_ERROR_DIR_INVALID_L

ローカルコンピュータでディレクトリ名が正しくないため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリ名が不当です。
正しいディレクトリ名を指定してください。

2147680302

0x8003002e

PRSA_ERROR_DIR_ACCESS_DENIED_L

ローカルコンピュータでディレクトリのアクセスが拒否されたため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリにアクセス権がない、またはシステムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
ディレクトリのアクセス権を確認してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680303

0x8003002f

PRSA_ERROR_DIR_NOTEXIST_L

ローカルコンピュータにディレクトリが存在しないため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリが存在しない、またはシステムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
ディレクトリを作成するか、存在するディレクトリを指定してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680305

0x80030031

PRSA_ERROR_FILE_FAIL_L

ローカルコンピュータで帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗しました。
指定した帳票、またはファイルについて、以下のいずれかに該当する可能性があります。
以下のことを確認し、再度実行してください。

  • ファイルのアクセス権

  • ファイルが壊れていないか。

  • ファイルが他のアプリケーションによって使用されていないか。

  • ファイルが存在するか。

  • UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)にした場合、帳票出力を実行したアカウントが、UNC指定先コンピュータにアクセスできるネットワーク環境になっているか、または、ファイルの読み取りが可能なアカウントとして登録されているか。

繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680306

0x80030032

PRSA_ERROR_FILE_INVALID_L

ローカルコンピュータで帳票名、またはファイル名が正しくないため、処理できません。

ローカルコンピュータの帳票名、またはファイル名が不当です。
正しい帳票名、ファイル名を指定してください。

2147680307

0x80030033

PRSA_ERROR_FILE_ACCESS_DENIED_L

ローカルコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。

ローカルコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセス権がないか、システムの負荷が高いなどの理由で処理できませんでした。
ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセス権を確認してください。
または、ディレクトリ、帳票、またはファイルが他のアプリケーションによって使用中でないかを確認してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680308

0x80030034

PRSA_ERROR_FILE_NOTEXIST_L

ローカルコンピュータに帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。

ローカルコンピュータにディレクトリ、帳票、ファイルが存在しない、または、システムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
帳票の存在を確認してください。
コンピュータが高負荷状態な場合は、しばらく待ってから再度処理を実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680311

0x80030037

PRSA_ERROR_FILE_TOOBIG_L

ローカルコンピュータで帳票、またはファイルのファイルサイズが大きすぎるため、処理できません。

ローカルコンピュータの帳票、またはファイルのファイルサイズが4G(ギガ)バイトを超えています。
4Gバイトを超えない帳票、およびファイルを使用してください。

2147680312

0x80030038

PRSA_ERROR_FILE_SHARING_VIOLATION_L

ローカルコンピュータで帳票、またはファイルが使用中のため、処理できません。

ローカルコンピュータの帳票かファイルが他のプログラムで使用中、またはシステムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
該当するファイルがアプリケーションで作成したデータファイルなどの場合は、ファイルがクローズされていない可能性もあります。
エラー要因を取り除き、再度実行してください。

2147680316

0x8003003c

PRSA_ERROR_NOMEM_R

通信対象のコンピュータがメモリ不足のため処理できません。

通信対象のコンピュータでメモリ不足が発生しています。
以下の点を確認してください。

  • 不要なアプリケーションが動作していないか。

  • 仮想メモリ領域が十分確保されているか。

  • 搭載しているメモリは十分か。

原因に応じて、以下のいずれかの対処を行ってください。

  • 不要なアプリケーションを終了する。

  • 仮想メモリを増やす。

  • メモリを増設する。

2147680317

0x8003003d

PRSA_ERROR_NOSPACE_R

通信対象のコンピュータでディスクの空き容量が不足しているため、処理できません。

通信対象のコンピュータでディスクの空き容量が不足しています。
ディスクの空き容量を確認し、不要なファイルを削除して、再度実行してください。

2147680318

0x8003003e

PRSA_ERROR_SERVICE_STOP_R

通信対象のコンピュータでListCREATOR Service(通信対象のコンピュータにOutputASSISTがインストールされている場合はOutputASSIST Service)が起動されていないため、処理できません。

通信対象のコンピュータのサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR Service)(*2)が起動されていません。
サービス(Windowsの場合は、ListCREATOR Service)(*2)を起動して、再度実行してください。

2147680319

0x8003003f

PRSA_ERROR_NORESOURCE_R

通信対象のコンピュータでリソース資源が不足しているため、処理できません。

通信対象のコンピュータでシステム資源不足のため、処理できません。
以下の対処を行って、再度実行してください。

  • 不要なアプリケーションを終了する。

  • 仮想メモリを増やす。

  • メモリを増設する。

  • システム管理者に連絡して、システムの負荷を見直す。

2147680320

0x80030040

PRSA_ERROR_DIR_FAIL_R

通信対象のコンピュータでディレクトリのアクセスに失敗したため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリのアクセスに失敗しました。
指定したディレクトリを確認して再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680321

0x80030041

PRSA_ERROR_DIR_INVALID_R

通信対象のコンピュータでディレクトリ名が正しくないため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリ名が不当です。
正しいディレクトリ名を指定してください。

2147680322

0x80030042

PRSA_ERROR_DIR_ACCESS_DENIED_R

通信対象のコンピュータでディレクトリのアクセスが拒否されたため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリにアクセス権がない、またはシステムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
ディレクトリのアクセス権を確認してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680324

0x80030044

PRSA_ERROR_DIR_READONLY_R

通信対象のコンピュータのディレクトリが読み取り専用のため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリが読み込み専用になっています。
ディレクトリの読み込み専用の設定を解除してください。

2147680325

0x80030045

PRSA_ERROR_FILE_FAIL_R

通信対象のコンピュータで、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗しました。
指定したディレクトリ、帳票、またはファイルを確認して、再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、
当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147680326

0x80030046

PRSA_ERROR_FILE_INVALID_R

通信対象のコンピュータで帳票名、またはファイル名が正しくないため、処理できません。

通信対象のコンピュータの帳票名、またはファイル名が不当です。
正しい帳票名、ファイル名を指定してください。

2147680327

0x80030047

PRSA_ERROR_FILE_ACCESS_DENIED_R

通信対象のコンピュータで、ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。

通信対象のコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルへのアクセス権がありません。または、システムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセス権を確認してください。
コンピュータが高負荷状態な場合は、しばらく待ってから再度処理を実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680328

0x80030048

PRSA_ERROR_FILE_NOTEXIST_R

通信対象のコンピュータに、帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。

通信対象のコンピュータにディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しません。または、システムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
ディレクトリ、帳票、またはファイルの存在を確認してください。
コンピュータが高負荷状態な場合は、しばらく待ってから再度処理を実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147680331

0x8003004b

PRSA_ERROR_FILE_TOOBIG_R

通信対象のコンピュータの帳票、またはファイルのファイルサイズが大きすぎるため、処理できません。

通信対象のコンピュータの帳票、またはファイルのファイルサイズが4G(ギガ)バイトを超えています。
4Gバイトを超えない帳票、およびファイルを使用してください。

2147680332

0x8003004c

PRSA_ERROR_FILE_SHARING_VIOLATION_R

通信対象のコンピュータで、帳票、またはファイルが使用中のため、処理できません。

通信対象のコンピュータの帳票、またはファイルが他のプログラムで使用中、またはシステムの負荷が高いなどの理由により、処理できませんでした。
エラー要因を取り除き、再度実行してください。

2147680357

0x80030065

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLDEL

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが削除されました。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
帳票の出力中にスプールドキュメントが削除されました。

2147680358

0x80030066

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLPAUSE

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが保留されました。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
帳票の出力中にスプールドキュメントが保留されました。

2147680359

0x80030067

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLOFFLINE

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がオフライン、またはストップ状態のため、帳票を出力することができませんでした。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
出力装置がオフライン、またはストップ状態です。出力装置をオンライン状態にしてください。

2147680360

0x80030068

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLPAPEROUT

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置が用紙切れのため、帳票を出力することができませんでした。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
出力装置が用紙切れのため、帳票を出力することができませんでした。出力装置に用紙を入れてください。

2147680361

0x80030069

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLERROR

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がエラー状態のため、帳票を出力することができませんでした。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
出力装置がエラー状態です。出力装置のエラー要因を取り除いてください。

2147680362

0x8003006a

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLTRANS

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。リモート出力装置へスプールドキュメントを転送中にエラーが発生しました。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
リモート出力装置へスプールドキュメントを転送中にエラーが発生しました。
エラーの詳細については、帳票の出力を実行したコンピュータのイベントログを確認してください。

2147680363

0x8003006b

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLSAVE

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力後保存中にエラーが発生しました。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
帳票の出力後の保存処理でエラーが発生しました。
エラーの詳細については、帳票の出力を実行したコンピュータのイベントログを確認してください。

2147680364

0x8003006c

PRSA_ERROR_PRPRINT_SPLWAIT

帳票出力(prprintコマンド)の待ち合わせ時に異常が発生しました。用紙交換メッセージ、または出力開始メッセージ応答待ち状態のため、出力完了待ち合わせが解除されました。

帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。
帳票の出力中に、用紙交換メッセージまたは出力開始メッセージの応答待ち状態となり、出力完了待ち合わせが解除されました。
メッセージに応答してください。

2147680456

0x800300c8

PRSA_ERROR_NOUSER

リモート帳票出力ユーザが登録されていません。

リモート帳票出力ユーザが定義されていません。「prsetpasswd -l」コマンドで定義されているユーザ名を確認後、指定してください。

2147745760

0x8003ffe0

PRSA_ERROR_CONNECT(*1)

帳票出力処理中に通信モジュールでエラーが発生しました。エラーの詳細は、イベントログ(またはシステムログ)を確認してください。

帳票出力処理中に通信モジュールでエラーが発生しました。
サービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)から出力されるイベントログまたはシステムログを参照してください。
詳細については、以下を参照してください。
⇒“●コネクタ連携機能使用時のエラー詳細

繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、システムの動作環境を見直してください。

2147745761

0x8003ffe1

PRSA_ERROR_CONNECT_SHUTDOWN

通信対象のコンピュータがシャットダウンされた、またはサービス(ListCREATOR Remoteprint)が停止されたなどのため、接続が無効になりました。

以下の原因などが考えられます。

  • 通信対象のコンピュータがシャットダウンした。

  • サービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)が停止した。

  • ネットワーク経路が切断した(ゲートウェイ電源断やケーブル接続不良など)。

  • ネットワークハードに異常がある。

通信対象のコンピュータを再起動するか、サービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)を起動して、再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、システム管理者に連絡して、ネットワーク経路に問題がないか、ネットワークハード異常が発生していないかを確認してください。

2147745762

0x8003ffe2

PRSA_ERROR_CONNECT_SERVICE_STOP_L

ローカルコンピュータでサービス(ListCREATOR RemotePrint)が起動されていないため、処理できません。

ローカルコンピュータでサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)が起動されていないため、処理できません。
ローカルコンピュータのサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)を起動して、再度実行してください。

2147745763

0x8003ffe3

PRSA_ERROR_CONNECT_SERVICE_STOP_R

通信対象のコンピュータでサービス(ListCREATOR RemotePrint)が起動されていないため、処理できません。

通信対象のコンピュータでサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)が起動されていないため、処理できません。
以下の原因が考えられます。原因に応じた対処を行ってください。

  • 通信対象のコンピュータのサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)が起動されていません。
    通信対象のコンピュータのサービス(Windowsの場合は、ListCREATOR RemotePrint)を起動して、再度実行してください。

  • アプリケーションサーバと帳票出力サーバのコネクタ連携機能の環境設定ファイル(DefaultTransferPropertyファイル)で指定されている送信先ポート番号の設定値が合っていません。
    アプリケーションサーバと帳票出力サーバのコネクタ連携機能の環境設定ファイル(DefaultTransferProperty)の送信先ポート
    (jp.co.pfu.atool.delivery.requester.transferPort)の設定値を確認してください。
    送信先ポートについては、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

2147745764

0x8003ffe4

PRSA_ERROR_CONNECT_NETWORKS

通信対象のコンピュータに接続できない、または、通信エラーが発生しました。

通信対象コンピュータとの通信時に、通信エラーが発生しました。
以下の原因などが考えられます。

  • ネットワークが高負荷状態である。

  • 通信時にタイムアウトが発生した。

  • 通信対象のコンピュータがシャットダウンした。

  • ネットワーク経路が切断した(ゲートウェイ電源断やケーブル接続不良など)。

  • ネットワークハードに異常がある。

しばらく待ってから、再度実行してください。
繰り返し同じ現象が発生する場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

2147745765

0x8003ffe5

PRSA_ERROR_FILE_EXIST_L

ローカルコンピュータに既にファイルが存在するため、ファイルの作成に失敗しました。

ローカルコンピュータには、ファイルがすでに存在するため、ファイルの作成に失敗しました。
setPropertyメソッドの「ID_RETURNPDFPATH(生成するPDFファイル名)」キー、「ID_RETURNOWFPATH(生成するOWFファイル名)」キー、「ID_RETURNXLSXPATH(生成するExcelファイル名)」キー、または「ID_RETURNTIFFPATH(生成するTIFFファイル名)」キーに指定したパスに同名のファイルが存在する場合、上書きすることはできません。
対象ファイルを削除する、またはファイルパスを変更してください。

*1:
PRSA_ERROR_CONNECTまたはPRSA_ERROR_OTHERが発生した場合、エラーの詳細については、以下を参照してください。
    ‐帳票出力サーバがWindowsの場合
        オンラインマニュアル“メッセージ集”のソースが「ListCREATOR」のイベントログについての記載

    ‐帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
        オンラインマニュアル“メッセージ集”のFJSVoastのメッセージについての記載

*2:
通信対象のコンピュータにOutputASSISTがインストールされている場合は、「ListCREATOR Service」を「OutputASSIST Service」と読み替えてください。

コネクタ連携機能使用時のエラー詳細

以下に、コネクタ連携機能を使用中に表示されるエラーの詳細コードについて説明します。

詳細コード

原因と対処方法

X-0-0

コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
以下の点を確認してください。

  • コネクタ連携機能のセットアップを行っているかどうか

  • コネクタ連携機能のサービスが起動しているかどうか

  • マシンが高負荷な状態ではないか

  • 送信先ポートがアプリケーションサーバと帳票出力サーバで同じ値が設定されているか

X-20-32

通信対象のコンピュータのディスク容量が不足している可能性があります。以下の対処を行ってください。

  • 通信対象となっているコンピュータのList Creatorのインストール先に存在する不要なファイルを削除するなど、空き容量を確保して再度実行してください。

X-29-16842788

通信中に、以下の状態となった可能性があります。

  • マシンが高負荷な状態

  • 転送タイムアウト

X-24-16

DefaultTransferPropertyファイルのプロパティに、値が指定されていないプロパティが存在する可能性があります。
以下の点を確認してください。

  • DefaultTransferPropertyファイルに指定されているプロパティの値を確認してください。

X-24-32

DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、範囲外の値が指定されている可能性があります。
以下の点を確認してください。

  • DefaultTransferPropertyファイルに指定されているプロパティの値を確認してください。

X-24-48

DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、誤った値が指定されている可能性があります。
以下の点を確認してください。

  • DefaultTransferPropertyファイルに指定されているプロパティの値を確認してください。

X-24-64

X-0-41000010301

通信中に、以下の状態となった可能性があります。

  • マシンが高負荷な状態

X-0-41000010005

コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
以下の点を確認してください。

  • コネクタ連携機能のセットアップを行っているかどうか

上記の表の「X」には任意の数字が出力されます。

5.4.10.2 コンストラクタの概要

RemoteExceptionクラスのコンストラクタを以下に示します。

表5.34 RemoteExceptionクラスのコンストラクタ

コンストラクタの概要

RemoteException(int i)

RemoteException(int i, Throwable e)

エラー発生時にList Creatorが内部で生成してスローするオブジェクトです。

5.4.10.3 メソッドの概要

RemoteExceptionクラスのメソッドを以下に示します。

表5.35 RemoteExceptionクラスのメソッド

メソッドの分類

メソッドの概要
W:アプリケーションサーバがWindowsの場合に使用できるメソッドです。
W64:アプリケーションサーバがWindows(x64)の場合に使用できるメソッドです。
S:アプリケーションサーバがSolarisの場合に使用できるメソッドです。
L:アプリケーションサーバがLinuxの場合に使用できるメソッドです。
共:どの環境でも使用できるメソッドです。

エラー取得に関するメソッド

int

getCode()

エラーコードを取得します。

Throwable

getThrowable()

Java内部で発生した例外を取得します。

5.4.10.4 コンストラクタの詳細

public
RemoteException(int i)
public
RemoteException(int i, Throwable e)
用途

エラー発生時にList Creatorが内部で生成してスローするオブジェクトです。

5.4.10.5 メソッドの詳細

5.4.10.5.1 エラー取得に関するメソッド
public int
getCode()
用途

エラーコードを取得します。エラーコードについては、以下を参照してください。

⇒“表5.33 RemoteExceptionクラスのgetCodeメソッドで取得できるエラーコードのフィールド

public Throwable
getThrowable()
用途

Java内部で発生した例外を取得します。