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Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

G.1 移行手順の概要

List Creatorを移行するには、主に以下の作業が必要になります。

手順1:リリース情報の確認

オンラインマニュアル“リリース情報”の互換に関する情報についての記載を参照し、List Creator のバージョンアップによる仕様の変更/ 互換に関する情報、および以前のバージョン/ レベルのList Creator と混在した環境で運用する場合の、帳票および各機能の互換情報について確認を行います。

手順2:現行環境の環境設定を確認・退避

現在運用している環境の、環境設定内容を確認・退避します。

詳細については、“G.2 【Windows版】の場合”または、“G.3 【UNIX系OS版】の場合”を参照してください。

注意

  • 設定ファイルの退避は、ファイルそのものを退避・格納することが目的ではなく、デフォルト値から変更している値を確認して、新たに反映させることが目的です。
    退避したファイルを格納する方法は、動作保証しておりません。

手順3:帳票資産の退避

現在使用している帳票資産を退避します。対象と格納先については、“第8章 帳票資源の準備と配置”を参照してください。

手順4:List Creatorのインストール

List Creatorをインストールします。インストール方法は、ソフトウェア説明書、またはインストールガイドを参照してください。

手順5:移行先環境の環境設定を設定・復元

手順2で退避した設定を、移行先環境に設定・復元します。

コネクタ連携機能など、再セットアップやサービスの再起動が必要なものがあります。

必要な機能をご確認の上、設定を行ってください。

詳細は、以下を参照してください。

手順6:帳票資産を配置

手順3で退避した帳票資産を配置します。対象と格納先については、“第8章 帳票資源の準備と配置”を参照してください。

ポイント

  • ユーザアプリケーションについても移行が必要です。

  • バージョンアップ後にユーザアプリケーションの再コンパイルが必要な場合があります。

    詳細は、オンラインマニュアル ”アプリケーション作成ガイド”のプログラム開発方法を参照してください。