帳票の出力時には、以下の点を考慮してください。
アプリケーションで監視ディレクトリにデータファイルを作成したり、コピーしたりする場合、他のアプリケーションがデータファイルに書き込みできないようにしてください(排他状態にしてください)。排他状態となっていない場合、作成途中やコピー途中のデータファイルを使用して帳票が出力されることがあります。
データ到着監視を行う場合は、環境設定の[全般]タブの「文字コード系」で、到着するデータファイルの文字コード系を指定しておいてください。
帳票出力サーバがWindows の場合、帳票出力時に必ず印刷プリンタ名を指定してください。
監視ディレクトリおよび移動先ディレクトリに指定できるのは、ローカルの固定ドライブのみです。ローカルの固定ドライブ以外を指定した場合は、環境設定でエラーになります。
固定ドライブに該当しないのは以下のデバイスに相当します。
リムーバブルメディア
ネットワークドライブ
CD-ROM ドライブ
RAM ディスク
ドライブの種類が特定できないドライブ
また、UNC指定はできません。
アプリケーションやFTPなどのファイル転送コマンドによる転送ではなく、NFSやWindowsのネットワークドライブなどの共有フォルダ経由で監視ディレクトリにデータファイルをコピーするような運用の場合、以下の手順で監視ディレクトリにデータファイルをコピーしてください。以下の手順で運用しない場合、動作は保証されません。
データファイルを環境設定の[到着監視]タブの「データファイルの拡張子」と異なる拡張子で作成します。
データファイルを「監視ディレクトリ」にコピーします。
2.でコピーしたデータファイルの拡張子を環境設定の[到着監視]タブの「データファイルの拡張子」に変更します。
データ到着監視時の帳票を出力するユーザは、サービス「ListCREATOR Service」のログオンユーザです。
利用者定義文字が出力されない場合がありますのでご注意ください。
データファイルが複数到着していた場合、ファイル名順に帳票出力処理を実行しますが、実際に出力される順序は必ずしも保障されません。