【Windows版】で、帳票資源の参照先、帳票の出力先をUNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)にする場合、サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザをローカルシステムアカウントから、Administrators権限を持つユーザに変更する必要があります。
注意
この設定は、UNC指定したファイルにアクセスするサーバで行う必要があります。
サービス「ListCREATOR Connector」のログオンユーザを変更する必要はありません。
帳票資源の参照先、帳票の出力先には、サービスのログオンユーザが読み取り、および書き込みできる権限を設定しておく必要があります。
COBOLアプリケーション連携機能使用時は、作業ファイルを以下のディレクトリに作成します。
環境変数LM_WORKDIRで指定したディレクトリ
環境変数LM_WORKDIRを省略した場合、環境変数TMP、または環境変数TEMP で指定されているディレクトリ
サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザに上記ディレクトリへのアクセス権がない場合、COBOLアプリケーションがエラーとなります。
サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザを変更した場合は、環境変数LM_WORKDIRでサービス「ListCREATOR RemotePrint」がアクセスできるディレクトリを指定してください。
ポイント
帳票資源の参照先、帳票の出力先には、下記の設定に加えて、アプリケーション実行ユーザが読み取り、および書き込みできる権限を設定しておく必要があります。
以下に、アプリケーションサーバがWindows Server 2012の場合の設定方法について説明します。
アプリ画面の[管理ツール]-[サービス]を選択します。
⇒サービス画面が表示されます。
「ListCREATOR RemotePrint」を選択します。
[操作]-[プロパティ]を選択します。
⇒「ListCREATOR RemotePrint」のプロパティ画面が表示されます。
[ログオン]タブを選択します。
「ログオン」で、「アカウント」を選択します。
「アカウント」に、Administrators権限を持つユーザを指定します。
「パスワード」および「パスワードの確認入力」に、6)で指定したユーザのパスワードを入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
サービスの状態が「停止」の場合は、[操作]-[開始]を選択します。
サービスの状態が「開始」の場合は、[操作]-[再起動]を選択します。