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Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

5.1.2 【UNIX系OS版】の場合

以下のシェルを実行してコネクタ連携機能のセットアップを行います。セットアップを行うと、セットアップの終了後に自動的にコネクタ連携機能のサービスが起動されます。

注意

  • コネクタ連携機能をセットアップする場合は、システム管理者権限で行ってください。

  • 以下のエラーとなった場合は、コネクタ連携機能が使用するファイルにJavaのランタイムライブラリのパスを設定する必要があります。

    Java Runtime library (libjvm.so) was not found. Please edit /etc/opt/FJSVoast/conf/prputex.conf and add the full path of Java Runtime library (libjvm.so) to the JVM_LIB_PATH key."

    設定方法については、オンラインマニュアル“トラブルシューティング集”を参照してください。

  • setupAPS.shシェルまたはsetupFOS.shシェルを実行する前に、setupAPS.shシェルまたはsetupFOS.shシェルの格納先ディレクトリに移動してください。

  • コネクタ連携機能のセットアップシェルを実行すると、コンピュータの起動時に、コネクタ連携機能のサービスが自動的に起動されます。

setupAPS.shシェル、またはsetupFOS.shシェルは、以下のディレクトリ配下に格納されています。

/opt/FJSVoast/remoteprint
[記述形式]

setupAPS.shシェルの記述形式を示します。

[  ]は、省略できることを示します。

sh  setupAPS.sh  [Javaインストールディレクトリ]

setupFOS.shシェルの記述形式を示します。

[  ]は、省略できることを示します。

sh  setupFOS.sh  [Javaインストールディレクトリ]
[説明]

オプションについて説明します。

Javaインストールディレクトリ(任意)

Javaのインストールディレクトリを指定します。

このオプションを省略すると、List CreatorのJava実行環境を使用してセットアップを行います。

注意

  • 【Solaris/Linux for Intel64/Linux for Itanium版】の場合、Javaインストールディレクトリの末尾には、「スラッシュ(/)」を指定しないでください。

  • 【Linux for x86版】の場合は、List CreatorのJava実行環境を使用できないため、Javaインストールディレクトリは省略できません。
    【Linux for x86版】で使用できるJava実行環境は、以下のいずれかです。

    • J2SE 1.3.1以降
      (ネイティブスレッドモードのみサポート)

    • J2SE 1.4.2以降

    なお、64ビットのJavaは使用できません。

ポイント

  • List CreatorのJava実行環境として、お客様がお使いのJava実行環境を指定することもできます。
    その場合、お客様のJava実行環境のインストールディレクトリを指定してください。
    List Creatorで使用できるJava実行環境は、以下のいずれかです。
    なお、使用するJavaに合わせて、必要とされるパッチを適用しておく必要があります。

    • 【Solaris版】の場合

      ‐J2SE 1.4.2
      ‐J2SE 5.0
      ‐Java SE 6以降

      なお、64ビットのJavaは使用できません。

    • 【Linux for Intel64/Linux for Itanium版】の場合

      ‐J2SE 1.4.2
      ‐J2SE 5.0
      ‐Java SE 6以降(【Linux for Intel64版】の場合)

      なお、32bitのJavaは使用できません。

  • IPv6環境で使用する場合は、J2SE 5.0以降が必要です。

[記述例]

以下に、Javaインストールディレクトリを省略した場合と指定した場合に分けて記述します。

  • Javaインストールディレクトリを省略した場合

    Javaインストールディレクトリを省略した場合の例を示します。

    • setupAPS.shシェルの場合

      sh  setupAPS.sh
    • setupFOS.shシェルの場合

      sh  setupFOS.sh
  • Javaインストールディレクトリを指定した場合

    Javaインストールディレクトリを「/opt/FJSVawjbk/jdkl4」とした場合の例を示します。

    • setupAPS.shシェルの場合

      sh  setupAPS.sh  /opt/FJSVawjbk/jdkl4
    • setupFOS.shシェルの場合

      sh  setupFOS.sh  /opt/FJSVawjbk/jdkl4

ポイント

  • コネクタ連携機能のサービスが起動しているかは、以下のプロセスが存在するかどうかで確認できます。

    • /opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/f3gbrjdm

    • /opt/FJSVoast/bin/fjsvoastctd