監査証跡ログに出力される情報は、以下のとおりです。
1行に以下の順序で、情報が出力されます。
開始日時,終了日時,出力結果,ユーザ情報,出力方法,業務印刷番号,コメント,帳票名,改ざん防止情報1,改ざん防止情報2
【出力例】
以下に監査証跡ログの出力例を示します。
2006/03/07 12:52:05.562,2006/03/07 12:52:05.593,Success,user1,print,1,コメント,URIAGE,1, XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
注意
監査証跡ログに出力される情報の取得に失敗した場合は、データが出力されていない空の状態で監査証跡ログファイルが出力されます。
監査証跡ログの詳細は、以下のとおりです。
帳票出力の開始日時および終了日時が「YYYY/MM/DD hh:mm:ss.xxx」の形式で出力されます。
YYYY:年 MM :月[01~12] DD :日[01~31] hh :時[00~23] mm :分[00~59] ss :秒[00~59] xxx :ミリ秒[000~999]
帳票出力時の結果が、以下の文字列で出力されます。
出力される文字 | 説明 |
---|---|
Success | 正常に出力された場合に出力されます。 |
Error | 出力時に異常が起きた場合に出力されます。 |
帳票出力時の出力者名(出力ユーザID)が出力されます。
出力ユーザIDは、各帳票出力インタフェースで指定します。
なお、COBOLアプリケーション連携機能使用時、出力ユーザIDは指定できません。
ポイント
出力ユーザIDを指定しなかった場合は、運用形態によって以下のユーザが出力されます。
スタンドアロン型
ユーザアプリケーションの実行ユーザ
リモート帳票出力型
ユーザアプリケーションの実行ユーザまたはprsetpasswdコマンドで指定したユーザ
コネクタ連携型
‐帳票出力サーバがWindowsの場合
サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザ
‐帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
コネクタ連携機能サービスの起動ユーザ
帳票出力するときの出力方法が出力されます。
出力される文字 | 説明 |
---|---|
印刷 | |
stream | 電子保存 |
fax | FAX送信 |
PDFファイル保存 | |
owf | OWFファイル生成 |
excel | Excelファイル出力 |
tiff | TIFF出力 |
Print Managerの高信頼プリンタで印刷した場合に、業務印刷番号が1~99999 で出力されます。
なお、99999 まで出力された場合は、再度1 から出力されます。
Print Managerの高信頼プリンタで印刷しない場合は、出力されません。
帳票出力時のコメントが出力されます。
コメントは、各帳票出力インタフェースで指定します。
帳票出力した帳票の帳票名が出力されます。
なお、帳票出力時に出力方法を特定する前に異常が発生した場合は、「ハイフン(-)」で出力されます。
また、マルチフォーム出力した場合は、以下のように帳票名が出力されます。
出力したすべての帳票の帳票名は、出力した順序で「セミコロン(;)」で区切られて出力されます。
複数の帳票を繰り返し出力した場合は、繰り返して出力した回数分の帳票名が出力されます。
OWFファイル生成した場合は、帳票出力インタフェースで指定したマルチフォーム出力時の帳票名が出力されます。
マルチフォーム帳票出力時に異常が発生した場合は、エラーが発生した時点までの帳票名が出力されます。
マルチフォーム帳票出力時に開始ページまたは終了ページを指定した場合は、開始ページからではなく、1ページから終了ページまでの帳票名が出力されます。
組合せフォーム出力をした場合、帳票名に組合せフォーム名が出力されます。
COBOLアプリケーション連携機能を使用する場合、帳票定義体名または画面帳票定義体名が出力されます。ただし、以下の場合、帳票名は出力されません。
帳票定義体または画面帳票定義体を使用せずに帳票出力を行った場合
OWFファイル生成を行った場合
改ざん防止情報が数字で出力されます。