●帳票出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処を指定する場合
帳票出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処を指定することができます。
帳票様式定義画面で、帳票出力時の対処を指定する項目を選択し、[書式]-[プロパティ]を選択します。
⇒項目のプロパティ画面が表示されます。
[文字配置]タブで、項目が領域内に収まらない場合の対処を指定します。
注意
「出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処」に「文字などを詰めて全データ出力する」を指定した場合、以下のことに注意してください。
詰められた文字の横幅が文字サイズの3.0ポの横幅よりも小さくなる場合、領域内に詰める処理がされずに出力されることがあります。
フォントでデバイスフォントが指定されている場合、指定したサイズに縮小することができません。このため、デバイスフォントは「MS 明朝」に置き換えられて出力されます。
「配置方法」で「両端揃え」または「圧縮」を指定した場合、「出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処」は指定できません。
●項目長および領域長の指定を変更する場合
帳票様式定義画面で、設定したい項目を選択して、[書式]-[プロパティ]を選択します。
[プロパティ]タブの[項目長]に、出力したい最大文字数を指定します。
[プロパティ]タブの[領域長]を大きくします。
注意
項目長を指定する場合には、1文字のバイト数を考慮して指定する必要があります。
文字コード系ごとの項目長の指定方法については、以下を参照してください。
ハイパーリンク情報を付加した項目の場合、項目長には、表示する文字列長、識別子、およびハイパーリンク情報に指定する文字列長を含めた長さを指定してください。
項目長が短い場合、データが途中で切れて出力される場合があります。
ポイント
矩形テキスト項目の文字ピッチ/行の高さ/フォントサイズを、入力データに合わせて自動的に縮小して出力することができます。
この場合、項目のプロパティ画面の[矩形]タブで「文字ピッチなどを縮小して出力」チェックボックスをチェックします。
集計表形式、またはフリーフレーム形式の場合、入力データに合わせて矩形テキスト項目の縦幅を自動的に拡張することができます。
この場合、項目のプロパティ画面の[矩形]タブで「縦幅を拡張して出力」チェックボックスをチェックします。