スタンプなどのイメージデータを透過で出力する方法について説明します。
図B.1 スタンプを透過で出力する例)
帳票様式定義画面で、「項目A」を組込みメディア項目として定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「項目A」のオペランドに「MEDIA-メディアデータの種類」を指定します。
「項目A」のプロパティの[透過]タブを選択し、「透過色を指定する」チェックボックスをチェックします。
透過色を指定するか、イメージの表示色から取得します。
注意
イメージデータを透過する場合、RGBでカラー表現している2色のビットマップデータ、TIFFデータ、またはPNGデータのみをサポートしています。
OLE2オブジェクト、およびJPEGデータの透過は無効になります。
PNGデータ自体に指定されている透過色は無効になります。
JPEGデータの透過は、画像が劣化し、意図した出力結果にならない場合があります。
イメージの表示色から取得する場合は、ディスプレイの色数を24ビットフルカラー以上にしてください。
「イメージの表示色を取得」では、画面に表示されている色を取得します。そのため、画面の色や表示するアプリケーションによっては、実際の色とは異なった色が取得される場合があります。