帳票様式定義画面で、「項目A」を組込みメディア項目として定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「項目A」のオペランドに「MEDIA-メディアデータの種類」を指定します。
メディアデータには次の種類があります。
ビットマップデータ(MEDIA-B)
JPEGデータ(MEDIA-J)
TIFFデータ(MEDIA-T)
OLE2オブジェクト(MEDIA-O)
PNGデータ(MEDIA-P)
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
項目A | MEDIA-B |
ポイント
入力データにはメディアデータ(イメージデータ)のファイル名を指定します。
帳票の出力時に、メディアデータ格納ディレクトリを指定します。
この機能は、Windows用帳票サンプル「社員カード」、UNIX系OS用帳票サンプル「SYAINC」で使用しています。
メディアデータは、透過で出力することができます。詳細は、以下を参照してください。
Windowsで印刷時に帳票出力サーバにOLE2オブジェクトに対応されているアプリケーションがインストールされていれば、OLE2オブジェクトを出力することができます。
いつも同じビットマップデータを出力するのであれば、ビットマップデータをあらかじめ帳票に取り込んでおくこともできます(オーバレイイメージ)。
オペレーティングシステムや出力方法によって、使用できるメディアデータが異なります。
メディアデータのサポート範囲については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。