ここでは、ある日付データ「20051221」の「年」のデータ「2005」(先頭4バイト)は出力せずに、残りの「月日」のデータ「1221」だけを出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、4桁の非出力項目(レコードのみ項目)の項目形式(レコード項目形式)を「数字項目」として、「年」を定義します。
帳票様式定義画面で、4桁の数字項目として「月日」を定義します。
帳票様式定義画面のレコードリストまたはデータリストで「年」を選択し、[挿入]-[集団項目]を選択します。マウスの右ボタンをクリックして[集団項目の挿入]を選択しても同じ動きになります。
⇒集団項目「Group0001」が挿入されます。
帳票様式定義画面のレコードリストまたはデータリストで、「月日」をマウスでドラッグ&ドロップして集団項目に追加します。なお、項目は「年」、「月日」の順番になるようにします。
⇒「年」と「月日」が集団項目「Group0001」の構成項目になります。
データ定義画面の[環境定義]タブで集団項目の扱いに「集団項目名を使用」を指定します。
注意
繰り返しの指定を行った項目、および組込みメディア項目は、集団項目に指定しないでください。
データ項目名が集団項目の場合、SET文で数字定数を指定しないでください。
数字項目、郵便番号項目、非出力項目(項目形式が数字項目)を集団項目に転記、または集団項目を数字項目、郵便番号項目、非出力項目(項目形式が数字項目)に転記できません。MOVE文を使用しないでください。
集団項目の構成項目の項目長を適切に指定しないと、データがずれて出力される場合があります。集団項目の構成項目の項目長には、出力したい文字に必要なバイト数を指定してください。
入力データ形式には、XML形式以外を指定してください。
ポイント
[データ定義]タブには、集団項目のみ表示されます(構成項目は表示されません)。
「年」および「月日」は、「Group0001」のデータとして1つにしてください。