ここでは、年月日のデータを受け取って、年と月と日に出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、年と月と日のデータを受け取るために4桁の数字項目として「年」を、2桁の数字項目として「月」、「日」を定義します。
帳票様式定義画面のレコードリストまたはデータリストで、「年」を選択し、[挿入]-[集団項目]を選択します。マウスの右ボタンをクリックして[集団項目の挿入]を選択しても同じ動きになります。集団項目は「年月日」という名前にします。
帳票様式定義画面のレコードリストまたはデータリストで、「月」をマウスでドラッグして集団項目に追加します。同様に、「日」も集団項目に追加します。なお、項目は「年」、「月」、「日」の順番になるようにします。
データ定義画面の[環境定義]タブで集団項目の扱いに「集団項目名を使用」を指定します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
年月日 |
注意
繰り返しの指定を行った項目および組込みメディア項目は、集団項目に指定しないでください。
データ項目名が集団項目の場合、SET文で数字定数を指定しないでください。
数字項目、郵便番号項目、非出力項目(項目形式が数字項目)を集団項目に転記、または集団項目を数字項目、郵便番号項目、非出力項目(項目形式が数字項目)に転記できません。MOVE文を使用しないでください。
集団項目の構成項目の項目長を適切に指定しないと、データがずれて出力される場合があります。集団項目の構成項目の項目長には、出力したい文字に必要なバイト数を指定してください。
入力データ形式には、XML形式以外を指定してください。
ポイント
[データ定義]タブには集団項目名のみ表示されます(構成項目は表示されません)。
「年」、「月」、および「日」のデータは「年月日」のデータとして1つにしてください。
例)
集団項目の構成項目に非出力項目(レコードのみ項目)を使うと、データの一部のみを出力することもできます。
詳細については、以下を参照してください。