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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.4.13 BREAKが発生せずに改ページまたは改フレームされる場合に制御脚書きパーティションを出力したい

この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。

ここでは、集計表形式の御見積書でBREAKが発生せずに改ページされる場合に、ページの最後に制御脚書きパーティションを出力する方法を例に説明します。

=操作手順=
  1. 帳票様式定義画面で、「得意先名」を定義します。

  2. 帳票様式定義画面で、制御頭書きパーティション(CF1)を定義します。

  3. データ定義画面の[データ定義]タブで、「得意先名」のオペランドに「BREAK」を指定します。

    ⇒「得意先名」に対するデータが変わったことを検知します。

  4. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「得意先名」と「$FF」を記述します。

    ⇒「得意先名」に対するデータが変わるタイミングで改ページを行います。

  5. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOP」と2.で定義した制御脚書きパーティション(CF1)を記述します。

    ⇒制御切れを検出せずに改ページしたときに制御脚書きパーティション(CF1)を出力します。

例)

[データ定義]タブ

データ項目名

オペランド

得意先名

BREAK

[拡張定義]タブ
DETAIL DE
CNTL-FOOT 得意先名 $FF
CNTL-FOOT $EOP CF1

ポイント

  • フリーフレーム形式で改フレーム前に制御脚書きパーティションを出力する場合は、「CNTL-FOOT」段落で$EOFを指定します

  • この機能は、Windows用帳票サンプル「請求書」、UNIX系OS用帳票サンプル「SEIKYU」で使用しています。