クライアント(CT)で以下の操作を実施したときのログです。
FTPサーバへのファイルのアップロード(FTPアップロードログ)
FTPサーバからのファイルのダウンロード(FTPダウンロードログ)
FTPクライアントの接続先サーバの通信ポートとして「21」が設定されているFTP通信のログだけ、記録します。
ファイル転送開始後、異常が発生したり、ユーザーによってファイル転送がキャンセルされた場合においても、ログは採取されます。
採取するために設定するポリシー
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[Windows]の[ログを採取する操作]の[FTP操作ログ]を[する]に設定します。
検索方法
ログビューアでの検索時、ログ種別には“FTP操作”、区分には“正規”を選択します。
キーワードに、“FTP操作”を設定した場合は、FTPアップロードログおよびFTPダウンロードログを検索できます。
キーワードに、“FTPアップロード”を設定した場合は、FTPアップロードログを検索できます。また、“FTPダウンロード”を設定した場合は、FTPダウンロードログを検索できます。
キーワードは、部分一致で検索可能です。
表示内容
参照できるログの内容は以下のとおりです。
[名称]:クライアント(CT)の名称
[発生日時]:クライアント(CT)におけるログ採取日時
[ユーザー名]:クライアント(CT)のログオンユーザー名
[ドメイン名]:ドメインにログオン時はクライアント(CT)のドメイン名、ローカルコンピュータにログオン時はクライアント(CT)のコンピュータ名
[種別]:ログ種別ごとに以下が表示されます(固定値)。
FTPアップロード
FTPダウンロード
[区分]:正規
[付帯]:(表示されません)
[内容]:以下の内容が表示されます。
内容に表示される文字列の最大長は半角で519文字(全角で259文字)までです。内容に設定される文字列が半角で519文字(全角で259文字)を超えた場合は、半角で519文字(全角で259文字)以内で表示するため、内容の長さが調整されます。
FTPクライアントプログラム名(注)
FTPサーバのIPアドレス(注)
ファイル名(注)
[内容]の表示例:
[FTPアップロード]の場合
[192.168.1.100]へのアップロード操作が行われました。アプリ名:[FTP.EXE]、ファイル名:[Test.txt]
[FTPダウンロード]の場合
[192.168.1.100]からダウンロード操作が行われました。アプリ名:[FTP.EXE]、ファイル名:[Test.txt]
注) ログビューアでのキーワード検索時、キーワードとして指定できます。
[備考]:(表示されません)