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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

2.5.2 Systemwalker Desktop Patrolから情報を取り込む

Systemwalker Desktop Patrolの構成情報を取り込んで、Systemwalker Desktop Keeperの構成情報ツリーを作成する方法を説明します。

Systemwalker Desktop Patrolとの連携では、Systemwalker Desktop Patrolで管理している構成情報を基準とします。まずSystemwalker Desktop Patrolから情報を取り込み、それに対して、Systemwalker Desktop Keeper固有の情報をツリーに反映して管理します。

Systemwalker Desktop Patrolからの構成情報の取り込みは、Systemwalker Desktop Patrolの環境が完全に構築されてからSystemwalker Desktop Keeperを導入し、CTのインストールが完了したあと、実施します。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取込みを自動化する

サーバ設定ツールの[他システム連携]を設定している場合、Systemwalker Desktop Patrolの構成情報を自動で取込みを行います。

設定方法は、“導入ガイド”の“他システムとの連携を設定する”を参照してください。

サーバ設定ツールを使用する

サーバ設定ツールを使用した取り込み手順を、以下に説明します。

  1. [設定]メニューの[Systemwalker Desktop Patrol連携実施]を選択します。
    →連携を実行する確認画面が表示されます。

    [STSY-SEL017] Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを開始します。
    Systemwalker Desktop Patrol側より階層構成情報を取得し、データベースを更新します。
    処理に時間がかかる場合があります。連携を開始してよろしいですか?
    
              [はい]     [いいえ]
  2. Systemwalker Desktop Patrol連携を実行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
    →Systemwalker Desktop Patrolからのデータ取り込み中を示すメッセージが表示されます。
    →データの取り込みが終了すると、終了メッセージが表示されます。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを使用する

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを使用して、構成情報を取り込む方法を説明します。

初回の構成情報取り込み時は、グループを新規に作成し、すべての構成情報を取り込みます。
2回目以降の取り込み時は、前回からの差分だけ取り込みます。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの実行中は、管理コンソールおよびログビューアからの操作は行えません。
構成情報取り込みの開始、終了の情報は、イベントログに出力されます。

初回の構成情報の取り込み方は、以下の方法を選択できます。

2回目以降の構成情報の取り込み方は、以下の方法を選択できます。

取り込み手順
1. Systemwalker Desktop Patrolで構成情報を出力する

取り込み情報が記録されている構成情報ファイル(CSVファイル)を、Systemwalker Desktop Patrolで準備します。
この構成情報ファイルには、CTのグループ情報、およびCTがどこに所属するか(位置情報)が記録されています。
構成情報の出力方法は、Systemwalker Desktop Patrolのマニュアルを参照してください。

なお、作成した構成情報ファイルは、編集しないでください。

2. 構成情報ファイルをコピーする

Systemwalker Desktop Patrolで作成した構成情報ファイルを、Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバにコピーします。
3階層のシステム構成で、統合管理サーバの直下に管理しているクライアント(CT)が存在する場合は、統合管理サーバにも、構成情報ファイルをコピーします。

3. Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを実行する

【コマンドの実行場所】

構成情報ファイルをコピーしたサーバで、コマンドを実行します。
ただし、実行順序については、3階層のシステム構成で、統合管理サーバに構成情報ファイルをコピーした場合は、管理サーバでコマンドを実行してから、統合管理サーバでコマンドを実行してください。

【コマンドを手動で実行する場合】

  1. コマンドを実行するサーバに、ローカルPCのAdministratorsグループ、またはDomain Adminsグループに所属するユーザー名でログオンします。

  2. 以下が動作していないことを確認します。

    ・バックアップツール
    ・バックアップコマンド
    ・リストアツール
    ・Active Directoryとの連携コマンド

  3. コマンドプロンプトを起動します。

  4. Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを実行します。
    コマンド実行時のディレクトリを意識する必要はありません。
    コマンドの実行結果情報をすべて参照する場合は、コマンドのオプションに実行ログファイルを指定します。
    Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの実行例は、“リファレンスマニュアル”の“DTKIMPDP.EXE(Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み)”を参照してください。

  5. 実行結果を画面で確認します。
    または、環境変数の%ERRORLEVEL%の値を取得して確認します。
    %ERRORLEVEL%の値は、Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの復帰値です。値とその意味については、“リファレンスマニュアル”の“DTKIMPDP.EXE(Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み)”を参照してください。

【タスクスケジューラにコマンドを登録して実行する場合】

  1. コマンドを実行するサーバに、ローカルPCのAdministratorsグループ、またはDomain Adminsグループに所属するユーザー名でログオンします。

  2. タスクスケジューラを起動し、以下を登録します。

    ・Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンド

    コマンドのオプションに実行ログファイルを指定します。
    3階層の管理サーバの場合は、コマンドのオプションにリトライ回数を設定します。統合管理サーバと、データの整合性を確認する処理が動作している場合もあるためです。
    1リトライあたりの待ち合わせ時間は、60秒です。リトライ回数は10程度を指定します。最大10分間待ち合わせを行います。
    オプションの指定方法は、“リファレンスマニュアル”の“Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンド”を参照してください。

    ・コマンドを実行するタイミング(日付、時間帯など)

    バックアップツール、リストアツール、およびバックアップコマンドが起動しない時間帯を指定します。
    また、管理コンソールおよびログビューア利用者の少ない時間帯を指定します。

  3. タスクスケジューラに表示されるジョブの実行結果を確認します。

  4. コマンド終了後、実行ログファイルを参照し、正常終了していることを確認します。実行ログは追記されています。

【コマンド実行後の状態】

  • グループが作成された場合

    ルート配下にグループが作成された場合は、グループポリシーとして端末初期設定の値が設定されます。
    既存のグループの配下にグループが作成された場合は、親グループのグループポリシーが設定されます。

  • グループが更新された場合

    グループ名称の更新や、グループの階層位置の移動があっても、グループポリシーや部門管理者の登録情報は引き継がれます。

  • グループが削除された場合

    削除されたグループのグループポリシーや、部門管理者情報も同時に削除されます。
    削除グループ配下に、構成情報取り込み後にSystemwalker Desktop Keeperで作成したグループ、クライアント(CT)、またはユーザーが存在していた場合は、これらはルート配下に移動します。

  • グループ配下にクライアント(CT)が存在しない場合

    グループだけが表示されます。不要な場合は、管理コンソールの[ツリー設定]メニューから[空のグループは表示しない]を選択してください。

  • CTの移動について

    構成情報取り込み後、構成情報ファイルの内容に合わせてCTが移動します。

    構成情報ファイルにデータがないCTについては、移動しません。ルート直下に表示されたままです。

    構成情報ファイルによりクライアント(CT)を移動できるのは、Systemwalker Desktop Patrol、Systemwalker Desktop KeeperともにV13.0.0以降のCTを導入しているPCの場合です。

4. 必要に応じて構成情報ツリーを変更する

Systemwalker Desktop Keeperでの管理情報に合わせて、管理コンソールでグループの作成、変名、移動、削除などを行います。

システム管理者および部門管理者は、取り込まれたグループに対して、グループ名の更新、移動、削除、グループポリシーの設定、および部門管理者の設定(システム管理者だけ可)ができます。部門管理者の割り当てについては、“2.6 部門管理者を割り当てる”を参照してください。

Systemwalker Desktop Keeperの管理コンソールで実施したグループ名の更新、移動、削除については、次回の構成情報取り込みによって無効となり、再度取り込んだ構成情報に修正されます。
グループポリシーや部門管理者の登録情報は、再取り込み後も引き継がれます。
グループを削除した場合は、次回の構成情報取り込みによって該当グループが再び取り込まれても、グループポリシーと部門管理者情報は削除されているので、再設定が必要です。

また、システム管理者および部門管理者は、取り込まれたグループの配下に、新規にグループの作成、更新、および削除ができます。
取り込まれたグループの配下に作成したグループは、次回の構成情報取り込み時に上位グループが存在しなかった場合、ルート直下に移動します。

クライアント(CT)についても、グループと同様の操作を実施できます。

次回以降、継続的にSystemwalker Desktop Patrolと連携して構成情報を取り込み、Systemwalker Desktop PatrolとSystemwalker Desktop Keeperのフォルダ構成を同期して運用する場合は、以下の作業を実施してください。
Systemwalker Desktop Keeperだけで運用するグループに対しては、以降の作業は不要です。

  1. 管理コンソールでの変更情報をSystemwalker Desktop Patrolに反映する

    管理コンソールで実施したグループ名の更新、移動、削除については、次回の構成情報取り込みによって無効になるため、“4. 必要に応じて構成情報ツリーを変更する”で実施した変更内容を、Systemwalker Desktop Patrolに手動で反映します。

  2. Systemwalker Desktop Keeperの管理コンソールで作成したグループを削除します。削除方法は、“削除する”を参照してください。

  3. Systemwalker Desktop Patrolで構成情報を出力し、Systemwalker Desktop Keeperに取り込む

    Systemwalker Desktop Keeperでの変更内容が反映された構成情報ファイルを利用して、“1. Systemwalker Desktop Patrolで構成情報を出力する”から“4. 必要に応じて構成情報ツリーを変更する”を繰り返して運用します。

参考

【Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み対応ファイルを使用するには】

Systemwalker Desktop Patrolからの構成情報取り込み時に、ユーザーグループツリーも作成する場合に必要なファイルです。

本ファイルでは、PC(コンピュータ名)とユーザー名の対応情報を設定します。
Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み対応ファイルの作成方法は、“リファレンスマニュアル”の“Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み対応ファイル”を参照してください。

使用するファイルと、ファイルを格納するサーバの関係は以下のとおりです。

  • 2階層のシステム構成の場合
    管理サーバに、対応ファイルと構成情報ファイルを格納します。

  • 3階層のシステム構成の場合

    • ユーザー情報を一元管理する場合

      対応ファイル:統合管理サーバに格納します。ユーザー情報の取り込みは、統合管理サーバで実施するためです。

      構成情報ファイル:統合管理サーバと管理サーバに格納します。統合管理サーバ直下に管理するクライアント(CT)が存在しなくても、統合管理サーバにも格納する必要があります。

    • ユーザー情報を各管理サーバで管理する場合

      対応ファイル:管理サーバに格納します。ユーザー情報の取り込みは、各管理サーバで実施するためです。

      構成情報ファイル:管理サーバに格納します。ただし、統合管理サーバ直下に管理するクライアント(CT)が存在する場合は、統合管理サーバにも格納します。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの実行時は、/U /Fオプションを付けて実行してください。詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTKIMPDP.EXE(Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み)”を参照してください。

【廃棄フォルダ情報ファイルを使用するには】

Systemwalker Desktop Patrolからの構成情報取り込み時に、Systemwalker Desktop Patrol側で廃棄処理されたPC情報を構成情報ツリーに反映する場合に必要なファイルです。
廃棄フォルダ情報ファイルの作成方法は、“リファレンスマニュアル”の“廃棄フォルダ情報ファイル”を参照してください。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの実行前に、以下の作業が完了している必要があります。

  • 削除されたCTのためのグループ作成

    Systemwalker Desktop Patrolで削除されたPCを、Systemwalker Desktop Keeperの構成情報ツリーにグルーピングして表示するために、Systemwalker Desktop Keeperの構成情報ツリー上に、削除されたPC専用のグループを作成します。
    グループ名は一意である必要があります。

    Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドのオプションにここで作成したグループ名を指定して実行すると、削除されたPCが、Systemwalker Desktop Keeperの構成情報ツリーのグループ配下に表示されます。

  • 廃棄フォルダ情報ファイルの作成

    本ファイルは、Systemwalker Desktop Patrolで廃棄処理されたPC情報を、差分取り込み時にSystemwalker Desktop Keeperの構成情報ツリーに表示する場合に作成します。
    Systemwalker Desktop Patrolで廃棄処理されたPCと、そのPCが所属するグループを設定します。
    廃棄フォルダ情報ファイルの作成方法は、“リファレンスマニュアル”の“廃棄フォルダ情報ファイル”を参照してください。

    廃棄フォルダ情報ファイルは、管理サーバに格納します。ただし、統合管理サーバ直下に管理するクライアント(CT)が存在する場合は、統合管理サーバにも格納します。

Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドの実行時は、/Eオプションを付けて実行してください。詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTKIMPDP.EXE(Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み)”を参照してください。

構成情報ツリーでの表示
  1. Systemwalker Desktop KeeperのCTをインストールします。

    →管理サーバとクライアント(CT)が通信すると、ルート配下にクライアント(CT)が表示されます。
    このとき、クライアント(CT)には、端末初期設定がCTポリシーとして設定されます。

  2. Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを実行します(初回取り込み)。

    →クライアント(CT)がツリーに割り当てられます。

  3. Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを実行します(2回目以降の取り込み)。

    →差分が発生した情報だけを取り込みます。

管理コンソールの[他システム連携]を使用する

管理コンソールのメニューから、構成情報を取り込む方法を説明します。

注意

[他システム連携]を利用した構成情報の取り込みは、使用方法が限定されます

【使用できる条件が限られます】
  • 管理コンソールの[他システム連携]は、新規に構成情報を取り込む場合で、初回の取り込みにしか使用できません。

  • サーバ設定ツールの[システム設定]画面で、[Active Directory連携を行う]を設定している場合は使用できません。管理コンソールのメニューがグレーアウトされます。

  • サーバ設定ツールの[他システム連携設定]画面で、Systemwalker Desktop Patrol連携の[構成情報の取り込み]を設定している場合は使用できません。管理コンソールのメニューがグレーアウトされます。

【Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドと併用しないでください】

管理コンソールの[他システム連携]を使用して構成情報を作成後、Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンドを使用した場合、[他システム連携]で取り込んだ構成情報が残されたまま、新たに構成情報を取り込んでグループを追加作成します。
このため、情報が重複し、管理しにくくなるので、併用しないでください。

【[他システム連携]で取り込んだ既存の管理情報は削除されます】

管理コンソールの[他システム連携]を使用して、2回目以降の構成情報を取り込むと、[他システム連携]によって取り込まれた既存のすべての管理情報(グループ情報、ポリシー、部門管理者など)が削除され、Systemwalker Desktop Patrolの情報で新規に構築されます。
したがって、取り込み後は、グループポリシーや部門管理者を再設定しなければなりません。

3階層のシステム構成の場合は、統合管理サーバに接続されている管理コンソールで、構成情報を取り込んでください。この場合、統合管理サーバ、下位の管理サーバ共、すべて、同じグループ構成となります。

構成情報の取り込み時に、以下のいずれかの条件を満たすクライアント(CT)は、ルート配下に表示されます。これ以外のクライアント(CT)は、構成情報にしたがって各グループ配下に表示されます。

構成情報の取り込み後は、グループポリシーとして、端末初期設定の値が設定されます。3階層のシステム構成の場合は、各管理サーバ配下のCTグループのポリシーには、その管理サーバの端末初期設定の値が設定されます。

CTグループ情報とCT情報を対応させて取り込むためには、Systemwalker Desktop Keeperの管理コンソール画面のCTリストで、取り込み対象のPCの[DTPID]に情報が表示されている必要があります。([DTPID]に情報が取り込まれるのは、対象PCにSystemwalker Desktop KeeperとSystemwalker Desktop Patrolを導入後の、次回のWindowsを起動したあとです。)
取り込み対象のPCの[DTPID]に情報が表示されていない状態で、Systemwalker Desktop Patrolの構成情報を取り込んだ場合は、CTグループ情報は取り込まれません。クライアント(CT)は、ルート直下に登録されます。

クライアント(CT)が1台も登録されていないCTグループは、取り込み対象になりません。

「削除したCT」グループに所属するクライアント(CT)は、連携対象外です。

Systemwalker Desktop Patrolでのグループ名が半角40文字(全角20文字)を超えている場合は、先頭から半角40文字分(全角20文字)までをグループ名称としてSystemwalker Desktop Keeperに取り込みます。

以下に取り込み手順を説明します。

  1. Systemwalker Desktop Patrolで構成情報を出力します。

    方法については、Systemwalker Desktop Patrolのマニュアルを参照してください。

    なお、作成した構成情報ファイルは、編集しないでください。

  2. [管理コンソール]画面を起動します。

  3. [他システム連携]メニューから[Systemwalker Desktop Patrol連携]-[構成情報取り込み]を選択します。

    →[構成情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。

  4. 以下の情報を入力したあとに、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    項目名

    説明

    [構成情報ファイル]

    取り込むファイルを指定します。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      取り込むファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから選択する
      [取り込みファイルの指定]画面が表示されるので、取り込むファイルを選択し[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    [実行ログファイル]

    取り込み実行結果を出力するファイルを指定します。拡張子は自動で付与されないため、”KEKKA.TXT“のように後から判別しやすい拡張子を指定してください。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      入力欄に出力する実行ログファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから入力する
      [出力ファイルの指定]画面が表示されるので、出力する構成情報ファイルの場所を選択し、ファイル名を入力したあとに、[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    [実行ログファイルが存在する場合]

    実行ログファイルが[実行ログファイル]で指定した場所に存在する場合の処理を選択します。

    • [追記する]
      前回の実行ログの後に追記します。

    • [上書きする]
      前回の実行ログを上書きします。

Systemwalker Desktop Patrolへ構成情報を出力することもできます

【出力条件】

以下の条件をすべて満たす場合に、Systemwalker Desktop Keeperの構成情報を、構成情報ファイルに出力できます。

  • Systemwalker Desktop Keeperのクライアント(CT)のバージョンが、V13.0.0以降の場合

  • 管理コンソールのCTリストの[DTPID]に情報がある場合

「削除したCT」グループに所属するクライアント(CT)は、連携対象外です。

以下に、情報を出力する手順を説明します。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。

  2. [他システム連携]メニューから[Systemwalker Desktop Patrol連携]-[ 構成情報出力]を選択します。

    →[構成情報出力ファイル指定]画面が表示されます。

  3. 以下の情報を入力したあとに、[出力開始]ボタンをクリックします。

    項目名

    説明

    [構成情報ファイル]

    構成情報を出力するファイルの保存先を指定します。
    構成情報出力先に同じ名前のファイルが存在していた場合は出力できません。
    拡張子は自動で付与されないため、“FILEA.CSV”のように判別しやすい拡張子を指定してください。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      出力する構成情報ファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから選択する
      [出力ファイルの指定]画面が表示されるので、出力する構成情報ファイルの場所を選択し、ファイル名を入力したあとに、[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    [実行ログファイル]

    取り込み実行結果を出力するファイルを指定します。拡張子は自動で付与されないため、“KEKKA.LOG”のように判別しやすい拡張子を指定してください。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      入力欄に出力する実行ログファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから入力する
      [出力ファイルの指定]画面が表示されるので、出力する構成情報ファイルの場所を選択し、ファイル名を入力したあとに、[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    [実行ログファイルが存在する場合]

    実行ログファイルが[実行ログファイル]で指定した場所に存在する場合の処理を選択します。

    • [追記する]
      前回の実行ログの後に追記します。

    • [上書きする]
      前回の実行ログを上書きします。

  4. Systemwalker Desktop Patrolで構成情報を取り込みます。

    取り込み方法についてはSystemwalker Desktop Patrolのマニュアルを参照してください。