管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間の通信
クライアント(CT)においては、管理サーバ/統合管理サーバのホスト名を名前解決できている必要があります。
名前解決できない場合、管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間は通信できません。
管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間の通信は暗号化されます。
このため、V14.3.1以前の通信暗号化の修正を適用していないクライアント(CT)との通信など、暗号化されていない通信については一部制限されます。
詳細は、“2.3 管理サーバ”の “管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間の通信”を参照してください。
オンラインマニュアル
Windows® 8、Windows Server® 2012上に管理サーバ/管理コンソールとクライアントが同居した場合、オンラインマニュアルのショートカットは1つだけになります。
メール添付禁止
添付が禁止されているファイルを添付してメール送信した場合の動作が変更になります。
V14.0.1以前 | V14.1.0以降 |
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添付禁止対象のファイルと禁止対象外のファイルが混在しているときは、禁止対象外のファイルだけ添付して送信できました。 | 添付ファイルの中に1つでも、添付禁止対象のファイルがある場合は、メール(メール本文と、すべての添付ファイル)を送信できません。 |
ポリシー適用
ポリシー適用の動作が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0以降 |
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Windows Vista®、Windows Server® 2008においてドメイン参加状態でコンピュータを使用している場合、ローカルログオンを行うとドメイングループにユーザーポリシーがあれば、それを適用していました。 | 同条件で、ドメイングループのユーザーポリシーは参照せず、Localグループのユーザーポリシーだけ参照します。(従来OS(Windows® 2000系OS、Windows® XP、Windows Server® 2003)のユーザーポリシーと同じ考え方) |
PC休止ログ、PC復帰ログ
PC休止ログ、PC復帰ログのユーザーIDが変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0以降 |
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コンソールにログオンしていたアクティブなユーザーIDでログ記録を行っていました。 (コンソールにログオンユーザーがいない場合は、“SYSTEM”固定)。 | 常に“SYSTEM”の固定ユーザーIDで記録します。 |
持出しユーティリティ
USBデバイス個体識別機能で「利用する」としてバージョンアップした場合、V15.1.0ではCD/DVDデバイスも個体識別対象となるため、USB接続のCD/DVDデバイスを許可デバイスとして登録するまで、持出しユーティリティからCD/DVDへの書込みができなくなります。USBデバイス個体識別機能で「利用する」を選択し、DVD/CDデバイス使用する場合は、DVD/CDドライブを許可デバイスとして登録してください。また、USB接続以外のCD/DVDドライブは許可デバイスとして登録できないため、書き込みできません。
持出し元のファイルパスがドライブレター付きのネットワークドライブであった場合、UNC表記で持出し元のファイルパスを表示するようになりました。
クライアントの持出しユーティリティは、同時に複数起動できないようになりました。
持出しユーティリティで、「フォルダ指定」を行った時の、持出しログで、ファイル名のフルパスを出力するようになりました。
管理コンソールにおいて、持出し先の選択ダイアログで[リムーバブルのみ持出し先として表示]にチェックが入っていた場合、USB、IEEE1394、PCMCIA接続など取り外し可能なハードディスクも表示対象となります。
新規に対応するOS(Windows® 8、Windows Server® 2012以降のOS)上で使用する場合、[ファイル追加]または[ファイル持出し先参照]を選択したときの初期表示フォルダがデスクトップからマイコンピュータになります。
Windows® 8以降のクライアントOSでCD/DVDの読込み禁止を設定する場合、他のアプリケーションの動作によってファイル持出しユーティリティでも設定が有効になってしまうことがあります。この場合には、いったんファイル持出しユーティリティを終了して、再度、起動してください。
操作ログや出力したCSVファイルに関する非互換
Web通信の監視方式に「ローカルプロキシ方式」を選択した場合は、以下の非互換があります。
Internet Explorerのダウンロードログに出力されるファイル名がフルパスではなく、ファイル名のみとなります。
Internet Explorerのアップロード/ダウンロードログ、およびアクセス禁止、アップロード・ダウンロード禁止ログに出力されるアプリ名が”iexplore.exe”から”Internet Explorer”に変更されます。
アップロード/ダウンロード禁止、URLアクセス禁止時にブラウザを強制終了またはブラウザのタブを閉じる動作は行わなくなります。
持出し元、持出し先のファイルパスがドライブレター付きのネットワークドライブであった場合、必ずUNC表記でログが取得されるようになりました。
操作元、操作先のファイルパスがドライブレター付きのネットワークドライブであった場合、必ずUNC表記でログが取得されるようになりました。
取り外し可能なハードディスクデバイス判定の変更に伴い、「ファイル持出しログ」、「デバイス構成変更ログ」および「ファイル操作ログ」のドライブ種別が変わります。
ログビューアのログ一覧の項目に、[付帯]を追加しました。この項目により、付帯データの有無を確認できます。なお、項目の追加に伴い、ログ一覧のCSV出力結果が変更になります。