管理サーバ/統合管理サーバは管理コンソールの接続時に接続元アドレスが正しいかどうか判定します。
そのため、管理サーバ/統合管理サーバのサービスを再起動する場合は、必ず接続している全ての管理コンソールを終了させ、サービス起動後に再度接続してください。
管理コンソールを終了させずに管理サーバに接続しようとしても接続できません。
接続できない状態となった場合は、管理コンソールを終了させ、再度接続してください。
なお、管理コンソールの終了には、以下の時間を要します。
[サーバ設定ツール]-[管理サーバ設定]の[サーバ間通信タイムアウト値]
管理コンソールの端末動作設定画面で、クライアント管理パスワードを設定した場合、クライアント(CT)端末登録時認証が有効となります。この場合、クライアント(CT)インストール時に入力するパスワードがクライアント管理パスワードと異なっていると、クライアント(CT)が管理サーバに登録されません。
また、管理コンソールの端末動作設定画面で、クライアント管理パスワードを変更した場合、従来はパスワードを変更した管理サーバ/統合管理サーバに登録されているAndroidエージェントのパスワードが変更されるのみでしたが、今版よりパスワードを変更した管理サーバ/統合管理サーバに登録されているクライアント(CT)のパスワードも変更されます。クライアント(CT)インストール時に設定したパスワードは上書きされます。
ポリシーを設定する画面の切り替え方法がタブによる切り替えから、ポリシーツリーによる切り替えに変更になります。
また、タブをスライドさせるためのスライドバーがなくなります。
タブの名称は、ツリーの項目名に変更になります。
V14.3.1以前 | V15.0.0以降 |
---|---|
[各種ログスイッチ]タブ | [ログを採取する操作] (Windows) |
[ファイル持出し禁止]タブ | [ファイル持出し・読み込み] |
[印刷禁止]タブ | [印刷・PrintScreen] |
[ログオン禁止]タブ | [ログオン] |
[アプリケーション起動禁止]タブ | [アプリケーション] |
[ファイル操作プロセス]タブ | [ファイル操作] |
[ファイル操作拡張子]タブ | [拡張子] |
[メール送信]タブ | [メール添付] |
[ログフィルタ条件]タブ | [ウィンドウタイトルフィルタ] |
[画面キャプチャ条件]タブ | [ウィンドウタイトル画面キャプチャ] |
[エコ監視設定]タブ | [エコ監視] |
[仮想環境設定]タブ | [クリップボード] |
[URLアクセス禁止]タブ | [インターネット] |
[FTPサーバ接続禁止]タブの設定 | [FTPサーバ接続] |
[Webアップロード・ダウンロード禁止]タブ | [Webアップロード・ダウンロード] |
[その他設定]タブ | [ログ送信] |
[各種ログスイッチ(スマートデバイス)]タブ | [ログを採取する操作] (Android) |
[Wi-Fi接続禁止]タブ | [Wi-Fi接続] |
[Bluetooth接続禁止]タブ | [Bluetooth接続] |
[アプリケーション使用禁止]タブ | [アプリケーション] (Android) |
‐ | [デバイスの機能] |
‐ | [アプリケーション] (iOS) |
‐ | [iCloud] |
‐ | [セキュリティとプライバシー] |
‐ | [コンテンツレーティング] |
タブの名称が変更になります。
V14.0.1以前 | V14.1.0以降 |
---|---|
[メール添付禁止]タブ | [メール送信]タブ V14.0.1以前の機能(メール添付禁止に関する設定)と新機能(メール送信時の宛先確認、除外ドメイン設定)が、1つのタブにまとまりました。 |
添付ファイルの中に禁止されているファイルが含まれている場合は、禁止されているファイルだけ送信または保存できません。メールは送信できます。 | 添付ファイルの中に1つでも、添付禁止対象のファイルがある場合、メール(メール本文と、すべての添付ファイル)は送信できません。 |
持出しユーティリティの起動制御が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0以降 |
---|---|
管理コンソールの「ファイル持出し抑止」のポリシーを「抑止しない」にした場合、持出しユーティリティの起動を行うことができないように制御されていました。 | 「ファイル持出し抑止」のポリシーを「抑止しない」にした場合においても、持出しユーティリティの起動の設定を行うことができます。よって【「ファイル持出し抑止」のポリシー=「抑止しない」、持出しユーティリティの起動=ON】という設定が可能であり、書き込み抑止していない場合においても持出しユーティリティの起動が可能です。 |
持出し抑止表記が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0以降 |
---|---|
ファイル持出し抑止 する しない | ファイルアクセス制御 する しない |
“部門管理者一覧”と“選択済部門管理者一覧”のレイアウトが上下反対になります。
ボタンの名称が変更になります。
V13.3.0以前 | V14.0.0以降 |
---|---|
[追加]ボタン | [選択]ボタン |
[削除]ボタン | [選択解除]ボタン |
通信設定画面がなくなります。
本画面で設定していた[サーバ間通信タイムアウト値]については、サーバ設定ツールの「管理サーバ設定」画面で設定できます。それ以外の項目については、固定値となるため設定できなくなります。上記のサーバ設定ツールの非互換項目を参照ください。
ファイル持出し抑止の指定方法が変更になります。
V13.2.1以前 | V13.3.0以降 |
---|---|
[ファイル持出し抑止]
| [ファイル持出し抑止]
[ファイル持出しユーティリティを使用しての持出し]
|
上記の変更により、V13.2.1以前からバージョンアップする場合は以下の対応になるよう設定してください。
V13.2.1以前 | V13.3.0以降 | ||
---|---|---|---|
ファイル持出し抑止 | ファイル持出しユーティリティを使用しての持出し | 暗号化持出しのみ可 | |
する(持出し不可) | する | 不可 | - |
する(暗号化持出し可) | する | 可 | ON |
する(通常持出し可) | する | 可 | OFF |
しない | しない | - | - |
-:設定できません。
以下の項目はファイル持出しユーティリティ機能に関する設定のため、[ファイル持出し抑止タブ]から[持出しユーティリティ機能設定]画面へ移動しました。
フォーマット機能を起動させない
リムーバブルのみ持出し先として表示
パスワード文字数設定(最小文字数・最大文字数)
操作ログ送信の送信方法の指定方法が変更になります。
V13.2.1以前 | V13.3.0以降 |
---|---|
[操作ログ送信の送信方法]
| [操作ログ送信の送信方法]
|
上記の変更により、V13.2.1以前からバージョンアップする場合は以下の対応になるよう設定してください。
V13.2.1以前 | V13.3.0以降 | |
---|---|---|
a. | [操作ログ発生時点で即時に送信する] | [CTに蓄積されたログの扱い]
|
b. | [操作ログ発生時点で即時に送信する] | [CTに蓄積されたログの扱い]
|
c. | [操作ログを一定時間まとめてから送信する] | |
新規 | [全てのログを指定時間に送信する] |
[ネットワーク接続時は、操作ログ発生時点で即時に送信する。
ネットワーク非接続時に蓄積した操作ログも、接続直後に即時に送信する。]
[ネットワーク接続時は、操作ログ発生時点で即時に送信する。
ネットワーク非接続時に蓄積した操作ログは、一定件数ごとにまとめて送信する。]
[ネットワーク接続時は、操作ログを一定時間まとめてから送信する。
ネットワーク非接続時に蓄積した操作ログも、一定件数ごとにまとめて送信する。]
構成情報が変更される操作(CTグループの作成/移動/削除、CTの移動/削除)を実行した直後は、ポリシーの配付操作を実行できなくなります。(ポリシー配付に関するメニューがグレー表示となります)
V13以降では、[ツリー設定]メニューから[構成反映]操作を実行することで、ポリシー配付が実行できるようになります。
本操作に関する詳細は、“運用ガイド 管理者編”の“管理コンソールで作成する”を参照してください。
サブネットマスクの表示方法を変更しました。
「最新表示」メニューの名称を機能毎にわかるようにしました。
サービス名の一覧表示をサービス名でソートして表示するようにしました。
初回起動時、ルートを選択済みとしました。