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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

E.3.3 プロジェクト構成変換コマンド(PM2NSコマンド)の使い方

プロジェクト構成変換コマンドは、NetCOBOL コマンドプロンプトで使用します。

プロジェクト構成変換機能

PM2NS [オプションの並び] [プロジェクトマネージャプロジェクトファイル]

COBOLリソースプロジェクト作成機能

PM2NS [オプションの並び] -RCOBOLリソースプロジェクト名 -I共有ファイルのコピー元

オプションの説明

オプション

指定可否

説明

プロジェクト構成変換機能

COBOLリソースプロジェクト作成機能

-RCOBOLリソースプロジェクト名

×

COBOLリソースプロジェクトを作成する場合、COBOLリソースプロジェクト名を指定します。

-I共有ファイルのコピー元

×

-Rオプションを指定する場合は必須です。

COBOLリソースプロジェクトを作成する場合、コピー元の共有ファイルのパスを指定します。

-O出力先フォルダ

プロジェクトの出力先フォルダを指定します。オプションを省略した場合は、カレントフォルダが出力先になります。出力先フォルダにNetCOBOL Studio用のプロジェクトフォルダを作成してファイルを作成または変換元からファイルをコピーします。

-F

コンバート時にエラーが発生した場合、警告メッセージを出力してコンバートを継続します。

-E拡張子

×

COBOLリソースプロジェクトを作成する場合、コピーする共有ファイルの拡張子を指定します。オプションを省略した場合は、全てのファイルをコピーします。拡張子を複数指定する場合はセミコロン(;)で区切ります。

-MINIファイル

×

以下を記述したINIファイルを指定します。

  • 翻訳オプションに指定されたパスとCOBOLリソースプロジェクトのマッピング

  • COBOLソースファイルをコピーするときのサブフォルダのマッピング

INIファイルの形式は次のとおりです。

[COBOLResourceProject]
変換元のパス=COBOLリソースプロジェクト名
…
[COBOLSourceFile]
変換元のパス=変換先プロジェクトの相対パス

たとえば、変換元のプロジェクトファイルが「C:\PM\PRJ」、登録集ファイルが「C:\PM\A\CBL」、LIB翻訳オプションが「..\A\CBL」の場合、次のINIファイルを指定することで、変換先のCOBOLプロジェクトのLIB翻訳オプションを「../A_CBL」に変換します。

[COBOLResourceProject]
C:\PM\A\CBL=A_CBL

-S{Y|N}

×

コンバート時にCOBOLソリューションプロジェクトを作成するかどうかを指定します。

オプション省略時またはY指定時には、COBOLソリューションプロジェクトが作成されます。

N指定時には、COBOLソリューションプロジェクトは作成されません。変換元のプロジェクトに設定されているオプション情報は、変換先の各COBOLプロジェクトのオプション情報に設定されます。

-?

PM2NSコマンドの使用方法を出力します。

○:指定可、×:指定不可