実行時のコード系をシフトJISにする(RCS(SJIS))か、Unicodeにする(RCS(UTF16)またはRCS(UCS2))かを指定します。なお、ANSIコードページにする(RCS(ACP))を明に指定する場合は、[その他の翻訳オプション]に指定してください。
項目 | 説明 | |
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実行時コード系の指定 | 初期値では[SJIS]が選択されます。 | |
SJIS | 実行時のコード系をシフトJISとします。 | |
UTF16 | 実行時のコード系をUnicodeとします。 | |
UCS2 | 実行時のコード系をUnicodeとします。 | |
Unicode環境でのエンディアン | 実行時のコード系がUnicodeの場合のエンディアンを指定します。 初期値では[LE]が選択されます。 | |
| LE | Unicode環境でのエンディアンをリトルエンディアンとします。 |
BE | Unicode環境でのエンディアンをビッグエンディアンとします。 |
参考
UTF16とUCS2は同義です。
注意
V11以降では、ENCODE翻訳オプションを指定することを推奨します。
RCS翻訳オプションを指定した場合、ENCODE翻訳オプションは以下のように指定されたとみなされます。
RCS(ACP)を明に指定した場合、翻訳オプションENCODEは指定できません。
RCS(SJIS)を指定した場合、ENCODE(SJIS,SJIS)が指定されたとみなされます。
RCS(UTF16)またはRCS(UCS2)を指定した場合、ENCODE(UTF8,UTF16)が指定されたとみなされます。
システムロケールが日本語の場合、RCS(ACP)とRCS(SJIS)は同義です。
ただし、RCS(ACP)を明に指定した場合、英数字項目のエンコードはASCIIとして動作します。日本語項目の動作は保証されません。また、ENCODING句を指定することはできません。
システムロケールが日本語以外の動作については、“NetCOBOLユーザーズガイド”の“Windowsシステムにおけるシステムロケール”を参照してください。