ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.36 RCS翻訳オプション

実行時のコード系をシフトJISにする(RCS(SJIS))か、Unicodeにする(RCS(UTF16)またはRCS(UCS2))かを指定します。なお、ANSIコードページにする(RCS(ACP))を明に指定する場合は、[その他の翻訳オプション]に指定してください。

項目

説明

実行時コード系の指定

初期値では[SJIS]が選択されます。

SJIS

実行時のコード系をシフトJISとします。

UTF16

実行時のコード系をUnicodeとします。

UCS2

実行時のコード系をUnicodeとします。

Unicode環境でのエンディアン

実行時のコード系がUnicodeの場合のエンディアンを指定します。

初期値では[LE]が選択されます。

  

LE

Unicode環境でのエンディアンをリトルエンディアンとします。

BE

Unicode環境でのエンディアンをビッグエンディアンとします。

参考

UTF16とUCS2は同義です。

注意

  • V11以降では、ENCODE翻訳オプションを指定することを推奨します。

  • RCS翻訳オプションを指定した場合、ENCODE翻訳オプションは以下のように指定されたとみなされます。

    • RCS(ACP)を明に指定した場合、翻訳オプションENCODEは指定できません。

    • RCS(SJIS)を指定した場合、ENCODE(SJIS,SJIS)が指定されたとみなされます。

    • RCS(UTF16)またはRCS(UCS2)を指定した場合、ENCODE(UTF8,UTF16)が指定されたとみなされます。

  • システムロケールが日本語の場合、RCS(ACP)とRCS(SJIS)は同義です。
    ただし、RCS(ACP)を明に指定した場合、英数字項目のエンコードはASCIIとして動作します。日本語項目の動作は保証されません。また、ENCODING句を指定することはできません。

  • システムロケールが日本語以外の動作については、“NetCOBOLユーザーズガイド”の“Windowsシステムにおけるシステムロケール”を参照してください。