後述する比較において、日本語空白の扱いを、日本語空白として扱う(NSPCOMP(NSP))か、ANK空白とみなす(NSPCOMP(ASP))かを指定します。日本語空白をANK空白とみなす場合には、翻訳オプションによって決定されるエンコードの日本語空白はシフトJISまたはUTF16の場合には2バイトのANK空白、UTF32の場合には4バイトのANK空白と等価に扱われます。
項目 | 説明 | |
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日本語空白とANK空白の扱い | 日本語空白とANK空白の扱いを指定します。 初期値では[NSP]が選択されます。 | |
| NSP | 日本語空白とみなします。 |
ASP | ANK空白とみなします。 |
NSPCOMP(ASP)オプションは、以下の比較に対して有効となります。
日本語項目を作用対象とする日本語文字比較
集団項目を作用対象とする文字比較
以下の比較に対しては無効です。
日本語項目を含まない集団項目同士の比較
明または暗に属性が表示用でない項目を含む集団項目の比較
異なるエンコード方式の日本語項目を含む集団項目の比較
翻訳オプションによって決定されるエンコードと異なるエンコード方式の日本語の比較
注意
INSPECT文、STRING文、UNSTRING文および索引ファイルのキー操作で行われる文字比較および日本語文字比較では、NSPCOMP(ASP)オプションを指定しても日本語空白はANK空白と等価に扱われません。
NSPCOMP(ASP)が指定された場合、字類条件JAPANESEでANK空白が日本語として扱われます。
部分参照付けされた集団項目は、新たな英数字項目として取り扱われるため、NSPCOMP(ASP)オプションの対象となりません。