ページの先頭行へ戻る
Interstage Data Effector リファレンス集
Interstage

3.2.8 項目間比較

項目間比較には、以下があります。

文字列比較

文字列同士を比較します。文字列比較の定義を以下の図に示します。

図3.25 文字列比較の定義

数値比較

数値同士を比較します。数値比較の定義を以下の図に示します。

図3.26 数値比較の定義

日付比較

日付同士を比較します。日付比較の定義を以下の図に示します。

図3.27 日付比較の定義

時刻比較

時刻同士を比較します。時刻比較の定義を以下の図に示します。

図3.28 時刻比較の定義

日時比較

日時同士を比較します。日時比較の定義を以下の図に示します。

図3.29 日時比較の定義


注意

  • 検索条件式の左辺と右辺は、同じ型になるように指定してください。

  • 文字列比較の比較演算子に、部分一致は指定できません。

  • 項目間比較の数値比較では、演算(加算、減算など)を指定できません。

  • 検索条件式の左辺、または右辺が“空”の場合、検索条件式が真となることはありません。

  • 項目間比較では、SkipCharパラメタ、ANKmixパラメタまたはKNJmixパラメタは、無効です。

  • 項目間比較にパス式を指定する場合、“//”や“*”を指定できません。

  • 項目間比較に項目式を指定する場合、“$”を指定できません。

  • 項目間比較に属性式を指定する場合、“*”を指定できません。

  • 入力ファイルタイプがXML形式で、繰返し項目が項目間比較のパス式に指定された場合、条件を満たす項目が1つでも存在するときには、真になります。
    ただし、否定系の検索式が指定された場合(!==)、条件を満たす項目が1つも存在しないときには、真になります。


例1

昨年よりも体重が増加して、かつ胴回りが80cmより多い肥満傾向の従業員データを検索します。

val($昨年の体重)  <  val($体重) AND  val($胴回り)  >  80.0

例2

管理職ではなく、かつ申請者と承認者が同じデータを検索します。

  $役職  !=  "管理職" AND  $申請者   ==  $承認者