ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER GLS for Windows ユーザーズガイド 4.4
FUJITSU Software

5.3.3 ping監視の開始/停止

ここでは、ping監視を開始/停止について説明します。

ping監視の開始

ping監視の設定を有効にするには、ping監視を開始します。

ping監視の開始は、hanetpollコマンドを実行します。ping監視の開始は、“Administrators”グループのユーザーで実行してください。

注意

  • 仮想アダプターにIPアドレスが設定されていないと、ping監視が失敗する場合があります。ping監視の開始を実行する前に、仮想アダプターにIPアドレスが設定されているか確認してください。

  • ping監視をする場合は、仮想アダプターが束ねるすべての物理アダプターに対して設定してください。束ねられる物理アダプターのうち、一方だけを設定することはできません。一方だけに設定してping監視を開始すると、エラーメッセージ(メッセージID:20052)が出力されます。その場合、すべての物理アダプターに対してping監視を設定した後、再度、ping監視を開始してください。

以下に、hanetpollコマンドの実行例と実行結果を示します。

> hanetpoll on
FJSVhanet: INFO: 00000: The command ended normally.

参考

ping監視を設定した状態でWindowsを再起動した場合、GLSのサービスが開始する際に自動的にping監視が開始されます。

ping監視の停止

ping監視の設定を変更したり削除したりする場合など、ping監視の設定を無効にするには、ping監視を停止します。ping監視の停止は、hanetpollコマンドを実行します。

以下に、hanetpollコマンドの実行例と実行結果を示します。

> hanetpoll off
FJSVhanet: INFO: 00000: The command ended normally.

参考

  • ping監視は、stphanetコマンドで仮想アダプターを非活性化させた場合も停止します。

  • ping監視を停止しても、リンクダウン検出による伝送路の切替えは行われます。