NIC、ケーブル、隣接するネットワーク機器、およびネットワーク機器の通信の監視を行います。
図2.3 監視範囲
注) 通信異常の監視範囲は、SW1およびSW2に設定されているIPアドレスをping監視の監視先とし、かつ物理アダプター1が運用アダプターの場合です。
監視内容
物理アダプターからの接続状態の通知およびネットワーク機器の通信状態を元に以下の監視を行います。
以下の異常を検出することが可能です。
故障した物理アダプターのリンク状態または通信状態が復旧した場合、物理アダプターの復旧を検出することが可能です。
物理アダプターの復旧を検出した場合、当該物理アダプターは、切替え機能により自動的に使用可能な状態となります。
以下に、異常および復旧の検出契機を示します。
物理アダプターの状態 | 異常の検出契機 | 復旧の検出契機 |
---|---|---|
運用アダプター | 物理アダプターのリンク状態の復旧、またはping監視によって検出されたネットワーク機器の通信異常からの復旧 | |
待機アダプター | 物理アダプターのリンク状態の異常 | 物理アダプターのリンク状態の復旧 |