Websightでは、問い合わせの手順や問い合わせ結果をカタログ資源として管理し、一般利用者がこれを共有できます。カタログ資源にはアクセス権限を設定しておくことで、許可しない部門や個人に対して表示やアクセスを禁止できます。V7.0L10では、一般利用者が行うアクセス権限の設定をシステム部門が限定することができます。これにより、情報共有における安全性が高まります。
問い合わせのテンプレートを利用した運用では、一般利用者が作成した問い合わせを公開フォルダに格納して公開することができます。管理者は、公開フォルダにデフォルトセキュリティを設定しておくと、その権限が自動的に適用され、許可しない部門や一般利用者のアクセスを禁止することができます。
さらに、V7.0L10では、問い合わせを作成する一般利用者に対して、Websightのユーザ一覧およびグループ一覧の検索を抑止または許可することができます。これにより、一般利用者のアクセス権限の限定を制御することができるようになりました。
管理者が一般利用者のユーザIDを他の利用者に非公開することで、他の一般利用者によるアクセス権の付け間違いなどを防ぎ、情報漏洩を防止することができます。
ユーザ一覧およびグループ一覧の検索を抑止または許可は環境変数で設定します。