切替え情報採取時に処理途中だったL-Platformに対して実際のリソース状態を反映する自動処理を実施します。L-Platformの構成や状態に応じて実施される自動処理は異なります。自動処理した内容を次の形式でログに出力します。
ログ出力形式
形式1
エラー種別
INFOまたはWARN
メッセージ
メッセージには、以下の形式で詳細情報が出力されます。
項目1 = [内容1], 項目2 = [内容2], … 項目n = [内容n]
自動処理の種類にかかわらずに共通した項目として、以下が出力されます。
項目名 | 内容 |
---|---|
Action | 自動処理した処置内容が出力されます。 以下のどれかが出力されます。
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L-Platform ID | 自動処理対象のL-Platform のL-Platform ID |
System name | L-Platform名 |
Tenant | L-Platformのテナント |
User | L-Platformの所有者 |
注) ファイアーウォール装置に設定されているパラメーター情報はL-Platform構成情報に自動的に反映されません。実際にファイアーウォール装置に設定が反映されているか確認が必要です。ファイアーウォールに対する自動処理については後述します。
L-Platform配下のサーバに対して自動処理した場合は、以下の項目が出力されます。
項目名 | 内容 |
---|---|
Server ID | 処理対象のサーバのサーバID |
Server name | 処理対象のサーバのサーバ名 |
Server spec | 自動処理でリソースの状態を反映したサーバのスペックが出力されます。 形式 Server spec = [設定項目1 = [設定値1], 設定項目2 = [設定値2], …] 設定項目
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サーバに付くディスクに対して自動処理した場合は、以下の項目が出力されます。
項目名 | 内容 |
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Disk ID | 処理対象のディスクのディスクID |
Disk index | 処理対象のディスクのインデックス |
サーバに付くNICに対して自動処理した場合は、以下の項目が出力されます。
項目名 | 内容 |
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NIC group index | 処理対象のNICグループのインデックス (注1) |
NIC NO | 処理対象のNICのNIC連番 (注2) |
IP address | IPアドレス (注3) |
注1) グループ化したNICの場合
注2) グループ化していないNICの場合
注3) IPアドレスを設定した場合
ファイアーウォールに対して自動処理した場合、以下の項目が出力されます。
項目名 | 内容 |
---|---|
LNetDev name | 処理対象のファイアーウォールの名前 |
LNetDev ruleset | パラメーター変更の内容が出力されます。 形式 LNetDev ruleset = [{出力項目1 = [内容1], 出力項目2 = [内容2], …}, …] 出力項目
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LNetDev parameter group list | 追加、削除したパラメーターグループのリストとその内容が出力されます。 形式 LNetDev parameter group list = [{出力項目1 = [内容1], 出力項目2 = [内容2], …}, …] 出力項目
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自動処理では、設定変更中であったファイアーウォールについて、変更処理が成功したように管理情報を補正しますが、実際の装置への設定は失敗している可能性があります。切替え実施後、ログの出力内容が装置に反映されているか確認し、反映されていない場合は装置に設定します。