サーバロードバランサー機能のサーバ故障監視のオプション機能であるHTTPエラーメッセージ応答を利用する場合に必要なエラーページ応答ファイルの操作について説明します。
NSアプライアンスの種別が統合型ネットワークデバイスで、簡単設定モードを利用する場合
HTTPエラーメッセージ応答機能が有効になるため、"unmslb-default-slb.html"のファイル名でエラーページ応答ファイルを登録する必要があります。
また、分散対象のサーバに振り分けできない要因ごとにエラーページ応答ファイルを分ける場合、以下のファイル名でエラーページ応答ファイルを登録する必要があります。
以下のファイル名で登録しなかった場合、NSアプライアンスはエラーページ応答ファイルとして"unmslb-default-slb.html"を使用します。
すべての分散対象サーバが「保守状態」または「保守状態へ移行中」で振り分けできない場合
"unm-maintenance-slb.html"
保守状態または保守状態へ移行中以外のすべての分散対象サーバが故障状態で振り分けできない場合
"unm-server_stop-slb.html"
保守状態、保守状態へ移行中、故障中、または高負荷状態以外の分散対象サーバが存在し、アクセス数制限で振り分けできない場合
"unm-trafficlimit-slb.html"
NSアプライアンスの種別が統合型ネットワークデバイスで、ユーザーカスタマイズモードを利用する場合
HTTPエラーメッセージ応答機能を利用する場合に、エラーページ応答ファイルを登録します。
なお、エラーページ応答ファイルのファイル名は、自動設定で使用するスクリプトの仕様にあわせる必要があります。サンプルスクリプトをそのまま利用する場合、テナント利用者がファイル名を決めます。