NSアプライアンスを配備するシステムに必要なリソースが、リソースプールに未登録の場合にリソースプールへの登録を行います。登録先は「2.1.4 リソースプール」で決定したリソースプールとなります。
サーバリソースの登録
NSアプライアンス用の物理L-Serverを配備するサーバを、サーバプールに登録します。
なお、NSアプライアンス専用サーバのストレージに内蔵ディスクを使用する場合、本作業は不要です。
ストレージリソースの登録
NSアプライアンス用の物理L-Serverを配備するサーバで利用するストレージを、ストレージプールに登録します。
なお、NSアプライアンス専用サーバのストレージに内蔵ディスクを使用する場合、本作業は不要です。
ネットワークリソースの作成・登録
「2.1.2 ネットワーク環境の設計」で決定したネットワーク構成で必要になる管理LANおよび業務LANで必要なネットワークリソースを作成し、ネットワークプールに登録します。
NSアプライアンスで使用する管理IPアドレスは、管理LAN用のネットワークリソースの除外IPアドレスとして設定します。
なお、NSアプライアンス専用サーバの管理LANは、Untagged-VLANを設定します。
アドレスセットリソースの作成・登録
「2.1.2 ネットワーク環境の設計」で決定したネットワーク構成で必要になる管理LANで必要なアドレスセットリソースを作成し、アドレスプールに登録します。
なお、NSアプライアンス専用サーバのストレージに内蔵ディスクを使用する場合、本作業は不要です。
イメージリソースの登録
「3.3.1 NSオプション用クローニングイメージの登録」でマネージャーのイメージ格納フォルダーに登録したNSオプション用クローニングイメージをイメージリソースとしてイメージプールに登録します。
参考
NSオプション用クローニングイメージは、RORコンソールの[イメージ一覧]タブのクローニングイメージ一覧で確認できます。
クローニングイメージ一覧は、以下のように表示されます。
項目 | 値 | 表示例 |
---|---|---|
クローニングイメージ名 | NS_OPTION_model_version_release | NS_OPTION_BX924S2_001_001 |
世代 | 1 | 1 |
採取日時 | YYYY-MM-DD HH:MM:SS | 2012-04-01 10:05:17 |
OS | Linux | Linux |
コメント | NS Option (virtual appliance: version) | NS Option (virtual appliance: E20L12NF0001) |
参照
リソースのリソースプールへの登録方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第14章 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。