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NetCOBOL V11.1 入門ガイド
FUJITSU Software

4.2.2 MeFt/Web動作環境の設定

MeFt/Web の動作環境情報は、mwsetup コマンドで設定します。

mwsetup コマンドを実行する場合は、スーパ・ユーザで行います。

# su
# /opt/FJSVXmeftw/bin/mwsetup

mwsetup コマンドを実行すると、MeFt/Web 動作環境設定画面が表示されます。変更する動作環境の番号を指定し、画面表示に従って動作環境を設定します。

mwsetup コマンドは、ja_JP.UTF-8 ロケールでのみ使用できます。

MeFt/Web動作環境

1.同時実行可能数                      9999
2.利用者プログラムの通信監視時間      0
3.ログ出力有無                        0
4.ログ出力ディレクトリ                /var/opt/FJSVXmeftw/log/
5.スプール出力ディレクトリ            /var/opt/FJSVXmeftw/spool/
6.ドキュメント格納ディレクトリ        /opt/FJSVXmeftw/mw-mgr64/document/
7.利用者プログラムの権限変更          0
q.動作環境の設定終了
設定する項目の番号を指定して下さい。

動作環境設定の各項目の概要を次に示します。詳細は、“MeFt/Webユーザーズガイド”の“MeFt/Webの動作環境を設定する”を参照してください。

項目名

説明

同時実行可能数

MeFt/Web サーバからリモート実行する利用者プログラムの同時実行可能数を指定します。無制限を指定する場合には「9999」を指定します。初期値は「9999」です。

※)WWW サーバに指定した「WWW サーバが同時に処理することのできる接続数(最大接続数)」を、ここで設定した値よりも大きくする必要があります。WWW サーバの最大接続数についての詳細は、使用するWWWサーバの説明書を参照してください。

利用者プログラムの通信監視時間

MeFt/Web サーバでは、WWW ブラウザからの長時間の無応答またはネットワーク異常などにより、一定の時間(通信監視時間) を超えて利用者プログラムに応答が返らない場合、MeFt の通知コードMEFD_RC_NTIME (N7) を通知して処理を終了させることができます。1分から65535分の間を分単位で指定します。

ログ出力有無

利用者プログラムの標準出力をファイル(meftweb64.stdout) に、利用者プログラムやCOBOL ランタイムシステムの標準エラー出力をファイル(meftweb64.stderr) に格納することができます。

ログ出力を行う場合には「1」を、ログ出力を行わない場合には「0」を指定します。

ログ出力ディレクトリ

「ログ出力有無」を「行う」に指定した場合、ログファイルを格納するディレクトリ名をフルパスで指定します。

スプール出力ディレクトリ

スプール機能を実行した際に印刷データを格納するディレクトリをフルパスで指定します。

ドキュメント格納ディレクトリ

MeFt/Web ドキュメントを格納するディレクトリをフルパスで指定します。

利用者プログラムの権限変更

インストール直後の状態では、MeFt/Web がリモート実行する利用者プログラムはnobody の権限で起動されます。リリモート実行する利用者プログラムの権限をnobody 以外に変更する場合には「1」を、利用者プログラムの権限を変更しない場合は「0」を指定します。

この例では、何も変更せずに初期設定のままとします。