MeFt/Web の動作環境情報は、mwsetup コマンドで設定します。
mwsetup コマンドを実行する場合は、スーパ・ユーザで行います。
# su # /opt/FJSVXmeftw/bin/mwsetup
mwsetup コマンドを実行すると、MeFt/Web 動作環境設定画面が表示されます。変更する動作環境の番号を指定し、画面表示に従って動作環境を設定します。
mwsetup コマンドは、ja_JP.UTF-8 ロケールでのみ使用できます。
MeFt/Web動作環境 |
1.同時実行可能数 9999 2.利用者プログラムの通信監視時間 0 3.ログ出力有無 0 4.ログ出力ディレクトリ /var/opt/FJSVXmeftw/log/ 5.スプール出力ディレクトリ /var/opt/FJSVXmeftw/spool/ 6.ドキュメント格納ディレクトリ /opt/FJSVXmeftw/mw-mgr64/document/ 7.利用者プログラムの権限変更 0 q.動作環境の設定終了 設定する項目の番号を指定して下さい。 |
動作環境設定の各項目の概要を次に示します。詳細は、“MeFt/Webユーザーズガイド”の“MeFt/Webの動作環境を設定する”を参照してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
同時実行可能数 | MeFt/Web サーバからリモート実行する利用者プログラムの同時実行可能数を指定します。無制限を指定する場合には「9999」を指定します。初期値は「9999」です。 ※)WWW サーバに指定した「WWW サーバが同時に処理することのできる接続数(最大接続数)」を、ここで設定した値よりも大きくする必要があります。WWW サーバの最大接続数についての詳細は、使用するWWWサーバの説明書を参照してください。 |
利用者プログラムの通信監視時間 | MeFt/Web サーバでは、WWW ブラウザからの長時間の無応答またはネットワーク異常などにより、一定の時間(通信監視時間) を超えて利用者プログラムに応答が返らない場合、MeFt の通知コードMEFD_RC_NTIME (N7) を通知して処理を終了させることができます。1分から65535分の間を分単位で指定します。 |
ログ出力有無 | 利用者プログラムの標準出力をファイル(meftweb64.stdout) に、利用者プログラムやCOBOL ランタイムシステムの標準エラー出力をファイル(meftweb64.stderr) に格納することができます。 ログ出力を行う場合には「1」を、ログ出力を行わない場合には「0」を指定します。 |
ログ出力ディレクトリ | 「ログ出力有無」を「行う」に指定した場合、ログファイルを格納するディレクトリ名をフルパスで指定します。 |
スプール出力ディレクトリ | スプール機能を実行した際に印刷データを格納するディレクトリをフルパスで指定します。 |
ドキュメント格納ディレクトリ | MeFt/Web ドキュメントを格納するディレクトリをフルパスで指定します。 |
利用者プログラムの権限変更 | インストール直後の状態では、MeFt/Web がリモート実行する利用者プログラムはnobody の権限で起動されます。リリモート実行する利用者プログラムの権限をnobody 以外に変更する場合には「1」を、利用者プログラムの権限を変更しない場合は「0」を指定します。 |
この例では、何も変更せずに初期設定のままとします。