ここでは、Webクライアントのセットアップについて説明します。
Web ブラウザの環境設定として、Internet Explorer の環境を設定する必要があります。
ここでは、Internet Explorer 8.0 の場合の設定例を示します。
Internet Explorer を起動し、[ツール]-[インターネットオプション]を選択して設定画面を表示してください。
「閲覧の履歴」の[設定]ボタンをクリックして表示される画面で、「保存しているページの新しいバージョンの確認」において、次のいずれかを選択してください。
Webサイトを表示するたびに確認する
Internet Explorerを開始するたびに確認する
設定画面の[セキュリティ]タブで、ゾーンを選択してから「セキュリティのレベル」に「中」を設定するか、または次のように設定してください。
「ActiveXコントロールとプラグインの実行」を、「有効にする」、「ダイアログを表示する」、または「管理者の許可済み」
「スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」を、「無効にする」
「スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行」を、「有効にする」または「ダイアログを表示する」
「署名済みActiveXコントロール」のダウンロードを、「ダイアログを表示する」
「未署名のActiveXコントロール」のダウンロードを、「無効にする」
「アクティブ スクリプト」を、「有効にする」
「ファイルのダウンロード」を、「有効にする」
ここでは、Webコントロールのダウンロードおよび削除について説明します。
Webコントロールは、「List Creatorインストールディレクトリ\inetpub」配下に、「f3gxwweb.cab」のファイル名で格納されています(ファイルは圧縮されています)。
クライアントコンピュータ上で動作するWebコントロールはActiveXコントロールです。そのため、HTMLのOBJECTタグに、以下のCODEBASEの記述を行えば、自動的にサーバ上からダウンロード/セットアップが行われます。
1 | <OBJECT> |
2 | ID="Web1" |
3 | CLASSID="CLSID:0FF3B393-9C99-11d3-9990-0050DA0ABCBE" |
4 | WIDTH="423" HEIGHT="303" |
5 | CODEBASE="http://hostname/listcreator/f3gxwweb.cab#version=140,10,0,1"> |
6 | </OBJECT> |
*1:
Webコントロールの格納先を指定します。「hostname」にはList CreatorがインストールされているWebサーバのホスト名を指定してください。
*2:
Webコントロールのバージョンを指定します。「#version=140,10,0,1」と指定してください。
下記の番号は、上記の表の番号と対応しています。
OBJECTタグの開始を示します。
オブジェクト名を指定します。
WebコントロールのクラスIDを指定します。
コントロールサイズを指定します。
Webコントロールの格納先とバージョンを指定します。
OBJECTタグの終了を示します。
注意
クライアントコンピュータ上にWebコントロールをダウンロードする場合は、クライアントコンピュータのAdministrators権限を持つユーザで行ってください。
Webコントロールがバージョンアップ、レベルアップされた場合、CODEBASEに記述されているバージョン情報を更新する必要があります。
すでにWebプラグインがインストールされている場合は、先にWebプラグインをアンインストールする必要があります。WebプラグインとWebコントロールの両方を、同一コンピュータ上にインストールすることはできません。
Webプラグインをアンインストールする方法については、以下を参照してください。
⇒“3.1.2.2.2 Webプラグインのアンインストール”
クライアントコンピュータ上にダウンロードされたWebコントロールの削除は、次の手順で行います。
Internet Explorerを起動します。
「アドレス」に、以下のURLを指定します。
http://hostname/listcreator/PrDelReg.exe
(*1)
*1:
hostnameには、List CreatorがインストールされているWebサーバのホスト名を指定してください。
ファイルのダウンロード画面で、「ディスクに保存する」を選択します。
ファイル名を付けて保存画面で、適当なディレクトリにファイルを保存します。
Internet Explorerが起動されていないことを確認します。
PrDelReg.exeコマンドをコマンドプロンプトから実行します。
以下に、「C:\TEMP」に格納したPrDelReg.exeコマンドを実行し、その結果を「C:\TEMP\log.txt」ファイルに出力する例を示します。
C:\TEMP\PrDelReg.exe > C:\TEMP\log.txt
注意
クライアントコンピュータ上にダウンロードされたWebコントロールを削除する場合は、クライアントコンピュータのAdministrators権限を持つユーザで行ってください。
Internet ExplorerのActiveXコントロールの削除機能を利用したコントロール削除は行わないでください。
すでにWebプラグインがインストールされている場合は、Webコントロール削除コマンドを実行しないでください。
Internet Explorerが起動中などの理由により、Webコントロールを削除しても一部のファイルが削除されない場合があります。その場合は、手動で以下のファイルを削除してください。
「Windowsディレクトリ\Downloaded Program Files」配下に格納されるファイル
F3GXWWEB.OCX
F3GXWWEB.INF
「Windowsディレクトリ\system32」配下に格納されるファイル(*1)
*1:
F3GX11IC.DLL、F3GX12IC.DLL、F3GX13IC.DLL、F3GX14IC.DLL、F3GX15IC.DLL
F3GX23IC.DLL、F3GX24IC.DLL、F3GX25IC.DLL、F3GX27IC.DLL、F3GX34IC.DLL
F3GX35IC.DLL、F3GX45IC.DLL、F3GX66IC.DLL、F3GX77IC.DLL、F3GXACMN.DLL
F3GXALOG.DLL、F3GXBCOD.DLL、F3GXBDB1.DLL、F3GXBIP1.DLL、
F3GXBIP2.DLL、F3GXBIP9.DLL、F3GXCCL1.DLL、F3GXCHCV.DLL、
F3GXCLOC.DLL、F3GXCMON.DLL、F3GXCMSG.DLL、F3GXCONF.DLL、
F3GXDIMG.DLL、F3GXDIV1.DLL、F3GXDIVD.DLL、F3GXICNV.DLL、
F3GXIPID.DLL、F3GXM000.DLL、F3GXMASP.DLL、F3GXMCNV.DLL、
F3GXMD00.DLL、F3GXMD01.DLL、F3GXMD10.DLL、F3GXMD11.DLL、
F3GXMD12.DLL、F3GXMI00.DLL、F3GXMICK.DLL、F3GXMP00.DLL、
F3GXMP02.DLL、F3GXMP10.DLL、F3GXMP11.DLL、F3GXMP12.DLL、
F3GXMPLG.DLL、F3GXMSAP.DLL、F3GXOLOD.DLL、F3GXOVL1.DLL、
F3GXOVLG.DLL、F3GXPBAR.DLL、F3GXPCMN.DLL、F3GXPRMC.DLL、
F3GXPWM1.DLL、F3GXPXML.DLL、F3GXSCR1.DLL、F3GXSMDA.DLL、
F3GXTRLG.EXE、F3GXTTEM.DLL、F3GXURA0.DLL、F3GXURA1.DLL、
F3GXVER.CONF、F3GXWENV.EXE、F3GXWLOG.DLL、F3GXZPRK.DLL