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Interstage List Creator V10.5.0 用語集
FUJITSU Software

用語集

.NETインタフェース

List Creatorが提供する帳票出力用のインタフェースで、Microsoftの.NET開発環境から利用し、帳票出力を行うユーザアプリケーションを作成することができます。

4GL

「第4世代言語(4th Generation Language)」の略です。定型的な事務処理を行うためのアプリケーションを、実際にアプリケーションを使う人が設計できるように、対話形式で開発できるプログラミング言語です。

Acrobat(Adobe Acrobat/Adobe Reader)

Adobe Systems社の製品で、電子ドキュメントの標準フォーマットの1つである「PDF」を作成、活用するためのソフトウェアです。
Adobe Systems社から無償で入手可能なAdobe Readerと、製品版のAcrobatがあります。
Adobe Readerは、PDFファイルの表示に機能が限定されており、PDFファイルの修正はできません。
製品版のAcrobatでは、PDFファイルの表示はもとより、セキュリティレベルの変更や文書の変更が行えます。
List Creatorでは、出力した帳票や帳票設計時のプレビュー結果などのPDFファイルを参照する場合に使用します。

ADJUST

「ADvanced Japanese User SupporT software」の略です。
外字の管理・流通、文字コード系の統合管理など、日本語の運用環境を支援する製品です。
ADJUSTの後継製品として、Charset Managerが提供されています。

BODY(ボディ)

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成する領域の1つです。

BREAK

帳票様式情報の定義時に使用する機能で、帳票出力時に合計を自動的に出力するような帳票を作成する場合に使用します。制御切れを検出するデータ項目に対して BREAK を定義することにより、特定の項目に対するデータが変わるタイミングで、合計などの演算を行ったり、改ページしたりすることができます。

BSNPS/Business Printer Control

SolarisサーバからLAN(TCP/IP)に接続されているVSPシリーズへの印刷および印刷中に表示されたメッセージの通知や操作を行い、帳票出力の高信頼性を実現するソフトウェアです。

CASEデータ出力(条件判定)

帳票様式情報の定義時に使用する機能で、帳票出力時に特定の項目に対する入力データを条件判定して、帳票に別の値を出力する場合に使用します。
例えば、帳票様式情報で「男性」と「女性」の項目にCASEデータ出力を定義すると、「性別」の入力データが「0」の場合は帳票の男性欄に「〇」が出力され、「1」の場合は女性欄に「〇」が出力されるようにすることができます。

CA局

メッセージの暗号化や認証に必要な証明書を、発行および管理するシステムのことです。
「Certificate Authority」を略して、CA局と呼びます。

Centric Manager

Centric Managerとは、システムを構成するIT資源(ネットワーク、ハードウェア、オペレーティングシステム、アプリケーション、利用者など)、および業務のライフサイクル・マネージメントにしたがって、運用管理機能を提供する製品です。
List Creatorでは、Centric Managerと連携することにより、帳票出力サーバ上で出力した監査証跡ログファイルをCentric Managerの監査ログ管理機能を利用して、Centric Managerの運用管理サーバで一元管理することができます。
なお、Centric Managerのシステム監視機能と同等の機能を提供する「Event Agent」でも連携可能です。

CF

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。

なお、CFとは「CNTL-FOOT」の略で、制御脚書きのことです。

CFML

「ColdFusion Markup Language」の略です。CFMLは、タグをベースとした言語であり、データ統合、アプリケーションロジック、およびユーザインタフェースの生成をダイナミックに制御するサーバ側スクリプトの作成に使用します。

CFXカスタムタグインタフェース

ColdFusionのWebアプリケーションから、List Creatorの帳票を出力するためのインタフェースです。リモート帳票出力したり、コネクタ連携機能を使用したりできます。また、Webアプリケーション連携機能OWFファイルを生成することもできます。

CH

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。

なお、CHとは「CNTL-HEAD」の略で、制御頭書きのことです。

Charset Manager

印刷資源および外字などの日本語データを一元管理し、ネットワーク環境でのスムーズな流通を実現するためのソリューションを提供する製品です。
List Creatorでは、利用者定義文字を使用した帳票様式情報および入力データを使用する場合に使用します。

COBOLアプリケーション連携機能

NetCOBOLで作成したCOBOLアプリケーションや、FORMで作成した帳票資源などの既存のCOBOL資源を利用し、帳票を出力する機能です。
COBOLアプリケーション連携機能では、コネクタ連携機能を使用して分散出力します。

COBOLインタフェース

COBOL言語で作成されたアプリケーションからList Creator の帳票出力コマンドを呼び出すためのインタフェースです。
既存のCOBOL資産を利用するCOBOLアプリケーション連携機能とは異なり、List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報を出力するためのインタフェースです。

ColdFusion/ColdFusion MX

ColdFusionおよびColdFusion MXは、米国Macromedia社が開発したWebアプリケーションサーバと開発ツールの製品群です。

COMインタフェース

ASP(Active Server Pages)およびASP.NETからWebサーバ上でList Creatorの帳票を出力するためのインタフェース(PrComPrtコンポーネント)です。

COPY句ファイル生成

List Creatorデザイナで作成した帳票様式情報の入力データ項目の情報を、COBOLのレコード形式を定義するCOPY句ファイルに保存する機能です。
保存したファイルは、COBOLアプリケーションでCOPY句ファイル生成の登録集原文として使用することができます。

CPI

「Characters Per Inch」の略です。1インチ内に何文字出力するかを示す単位です。

CSV形式

「Comma Separated Values」の略です。
各データ間に区切り文字を挿入して、データを表現したファイル形式です。区切り文字には、「カンマ(,)」または「タブ」を使用します。

Database Direct連携機能

List Manager Database Directと連携して、Navigatorクライアントで作成した問い合わせファイルで定義されている条件にしたがってデータベースからデータを抽出し、抽出したデータを入力データとして帳票を出力する機能です。
List Manager Database Direct、またはInterstage Navigator Serverと連携し、Database Direct連携機能を利用することができます。

Database Direct連携型

List Creatorの運用形態の1つで、List Manager Database Directと連携してデータベースからデータを抽出し、そのデータを元に帳票を出力する形態です。

DB連携

データベース(Database)連携のことです。
List Creatorにおいて、データベースに保存されたデータを入力データとして使用する機能で、以下の種類があります。

DE

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。

なお、DEとは「DETAIL」の略で、明細のことです。

DTD

XMLファイルの中で使用するタグの構造関係や出現頻度、内容のデータ型などを指定したファイルです。
List Creatorデザイナでは、帳票様式情報に定義する項目情報としてXMLファイルやDTDファイルを参照し、帳票レイアウトを作成できます。

ECM(Enterprise Content Management)

ECMとは、企業や組織において、プロセスに関連するコンテンツや文書を収集/管理/蓄積/保護/配布するための技術(手法)またはシステムのことです。
List Creatorでは、ECMを目的としたソフトウェア製品やサービスとの連携を支援するための機能を「ECM連携機能」として提供しています。

ECM情報ファイル

ECM連携ファイルのファイル名や文字コード系など、ECM連携機能に関する情報を指定するファイルです。

ECM連携機能

ECM製品と連携するための支援機能です。
List Creatorで帳票(PDFファイル/Excelファイル)を出力する場合、ECM製品で利用するための情報(検索用のキーワードなど)が記述されたテキストファイルを、帳票と一緒に帳票の出力先フォルダへ出力できます。ECM製品で利用するための情報(帳票のファイル名や項目の値など)は、帳票出力時に帳票内のデータから抽出することもできます。
帳票と付加情報の対応付けが可能なので、ECM製品で帳票をスムーズに利用することができます。

ECM連携ファイル

ECM製品と連携するための属性情報を記述したファイルです。
連携するECM製品やアプリケーションによって指定できる情報や指定形式は異なりますが、ECM製品で帳票を検索する場合のキーワードなどが指定できます。

EIAJ準拠

EIAJ(日本電子機械工業会)のEIAJ-EDI標準規格にしたがったバーコードのことです。
List Creatorでは、「EIAJ-EDI標準2001年版」に準拠しており、様式C-3ラベル、様式Dラベル、標準納品書、および標準返品伝票の1段表記をサポートしています。
EIAJ-EDI標準規格に関する制約については、デザイナヘルプを参照してください。

ERP

「Enterprise Resource Planning」の略です。
企業全体を経営資源の有効活用という観点で管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のことです。
List Creatorでは、ドイツSAP社のERPパッケージであるSAP R/3、およびOracle E-Business Suiteと連携して、帳票出力することができます。

ETL

「Extract,Transform,Loading」の略です。
データベースやアプリケーションが作成したデータファイルなどから必要なデータを抽出し、変換/加工するツールまたは機能のことです。

Excelファイル出力

List Creatorでの帳票出力方法の1つです。Excelファイル出力機能を使用して、帳票をExcelファイルに出力します。

Excelファイル出力機能

帳票をXML形式のExcelデータ(Microsoft Excel 2007などで扱うファイルフォーマット)へ変換して出力する機能です。
出力されるExcelファイルの拡張子は、「.xlsx」となります。

Excel文書情報ファイル

帳票をExcelファイル出力する場合の文書情報(文書情報、およびセキュリティ情報など)をまとめて指定できるファイルです。

FAX送信

List Creatorでの帳票出力方法の1つです。
List Creatorでは、Print Manager、およびFAX出力連携製品と連携して、帳票をFAX送信することができます。

FAX受信者情報ファイル

List Creatorデザイナで設計した帳票をFAX 送信するときに使用するファイルで、FAX受信者に関する情報を定義することができます。
以下の場合に、必要に応じて使用します。

FAX配信属性ファイル

COBOLアプリケーション連携機能を利用して、帳票をFAX 送信するときに使用するファイルです。FAX の受信者、送信者、用件、コメントなどを指定できます。

FM出力

FMシーケンスで出力する方法です。

FNP出力

FNPシーケンスで出力する方法です。

FOOT(フッタ)

List Creatorデザイナで作成するフリーフレーム形式帳票様式情報を構成する領域の1つです。ページ番号や合計などを定義する領域です。

FORM

画面帳票定義体、およびオーバレイ定義体を設計する製品です。FORM で作成した画面帳票定義体は、WindowsやUNIXなどのオープンプラットフォームで使用することができるため、各システムのアプリケーションの 分散開発が可能となります。
FORM V4.0より、帳票設計ツールとして、PowerFORMが添付されています。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の帳票定義情報(画面帳票定義体)の設計に使用します。

Form Coordinator

WebブラウザとWebサーバで、申請処理や伝票処理を行うための製品です。
紙の帳票と同じイメージをWebブラウザに表示し、帳票に入力されたデータをWebサーバのWebアプリケーションで処理することができます。
Form Coordinatorの電子フォームで入力された結果を「XMLデータ」として出力し、List Creatorの入力データとして取り込むことができます。

Form Coordinatorデザイナ

Form Coordinatorで申請処理や伝票処理を行うときに使用する帳票のレイアウト(電子フォーム)を作成するための製品です。
List CreatorとForm Coordinatorデザイナの連携によって、電子フォームをList Creatorに取り込んで出力することができます。

HEAD(ヘッダ)

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成する領域の1つです。

IIS

「Microsoft Internet Information Server」、または「Microsoft Internet Information Service」の略です。
コンピュータをインターネットサーバとして機能させるためのツールです。

Interstage Navigator Server

在庫の削減、投資の最適化など、企業活動を最適にオペレーションするための情報を、全社的に活用するための情報基盤を提供する製品です。
List Creatorでは、Navigator連携機能またはDatabase Direct連携機能を使用してInterstage Navigator Serverと連携し、以下のようなデータベース活用が行えます。

  • Navigator連携機能使用時
    List Creatorデザイナでの帳票設計時に、データベースの項目情報を利用することができます。
    また、帳票定義情報やユーザアプリケーションで定義した条件にしたがってデータベースを検索し、その結果を帳票に出力できます。さらに、List Creatorの入力データとして利用可能なCSVファイル(項目名ラベル付きデータ(ファイル))を出力できます。

  • Database Direct連携機能使用時
    Navigatorクライアントで生成した問い合わせファイル(問い合わせや集計の手順を格納したファイル)を使用してデータベースを検索し、その結果を帳票に出力できます。また、List Creatorの入力データとして利用可能なCSVファイルを出力できます。

Interstage XWand

財務報告のXML標準であるXBRLに対応したエンジンで、XBRLを採用したソリューション構築を支援する製品です。
List Creatorでは、XBRLデータ対応機能を利用し、帳票を設計/出力する場合に必要なソフトウェア製品です。

IVS文字

基底文字異体字セレクタで表現される字体(グリフ)です。

Javaアプリケーション連携機能

Webアプリケーション連携機能”を参照してください。

Javaインタフェース

Servletや一般のJavaアプリケーションから、List Creatorの帳票を出力するためのインタフェースです。JAR(Java ARchiver)形式で提供しています。

JEF拡張漢字サポート

JEF拡張漢字、拡張非漢字、および利用者定義文字の出力を可能にするための機能を提供します。
フォントは、JEF明朝フォント(TrueType)/Unicode-JEF明朝フォント(TrueType)を提供します。

JEFゴシックフォント

ゴシック体でデザインされたJEFフォントおよびUnicode拡張フォントです。JEFゴシックフォント(TrueType)/Unicode-JEFゴシックフォント(TrueType)を提供します。

KOL1

List Creatorで利用できるオーバレイの形式の1つで、グローバルサーバのNLPやCLPなどのJEF印刷装置で使用するJEF形式のオーバレイです。
List Creatorでは、MeFtまたはホスト連携プレミアムと連携してPDF出力する場合にのみ利用できます。

KOL5

List Creatorで利用できるオーバレイの形式の1つで、UNIX形式(KOL5)のオーバレイです。
List Creatorの帳票出力インタフェースを使用する場合は、プリンタへのFM出力時またはFNP出力時に利用できます。

KOL6

List Creatorで利用できるオーバレイの形式の1つで、Windows形式(KOL6)のオーバレイです。

List Creator Connector

コネクタ連携機能を利用した運用形態(コネクタ連携型)におけるアプリケーションサーバを構築する製品です。
List Creator Connectorは、以下のサーバとの連携を実現できます。

また、COBOLアプリケーション連携機能を利用することができます。

List Creatorプリンタ

SAP R/3からRDIデータを受け取るためのインタフェースとして、システムに定義したプリンタです。システムに定義したList Creatorプリンタは、SAP R/3から使用できるようにする(SAPのデバイスとして定義する)必要があります。

List Manager Database Direct

Database Direct連携機能を利用する場合に、データベースサーバに必要な製品です。
List Creatorは、データベースサーバのList Manager Database Directと連携し、データベースからデータを抽出し、その結果を帳票に出力したり、List Creatorの入力データとして利用可能なCSVファイルを生成したりできます。
データベースからデータを抽出する際、Navigatorクライアントで生成した問い合わせファイル(問い合わせや集計の手順を格納したファイル)を使用します。

List Works

帳票を電子化し、業務のペーパーレス化を実現するためのシステムを提供する製品です。
印刷コスト削減、情報提供のスピード化、信頼性の向上、およびデータの有効利用など、オフィスワークの効率化を実現しています。
List Creatorでは、List Worksと連携して、リスト管理サーバの保管フォルダに、帳票を電子帳票として保存することができます。このことを、「電子保存」と呼びます。

LPI

「Lines Per Inch」の略です。1インチ内に何行出力するかを示す単位です。

LZW

画像圧縮フォーマットの1つです。画質を損なうことなくファイルサイズを小さくできます。

MeFt

利用者プログラムが、ディスプレイ装置またはプリンタ装置に入出力を行う際に呼び出される実行ライブラリです。FORMで作成した画面帳票定義体を利用し、ディスプレイ装置やプリンタ装置に固有なハードウェアの制御を行います。MeFtが画面やプリンタの制御を行うので、利用者プログラムでは業務固有の処理に専念できます。
List Creator では、MeFtと連携することにより、MeFtをお使いの上位アプリケーションから簡単にPDFを生成することができます。
なお、【Linux for Intel64/Linux for Itanium版】の場合は、Linux for Intel64/Linux for Itanium版 NetCOBOLのMeFtコンポーネントとの連携のみ可能です。

Microsoft Excel

Microsoft社が提供する表計算ソフトウェアです。
List Creatorでは、帳票や帳票設計時のプレビュー結果などを、Excelファイル(Microsoft Excel 2007などで扱うファイルフォーマット(XML形式))として出力することができます。

MMR

ITU-TT6で規定されているファクシミリ用の画像圧縮フォーマットの1つです。
モノクロ(2 値)の場合、高い圧縮率でファイルサイズを小さくできます。

Navigatorクライアント

Interstage Navigator Serverのクライアント機能をもった製品で、データベースの分析・活用するための製品です。データベースへの問い合わせ・集計を行い、縦横集計表などの帳票を作成することができます。
List Creatorでは、以下の機能を利用する場合に使用します。

Navigatorサーバ

Navigator連携機能を利用する場合に使用する業務データベースサーバです。
Navigatorサーバには、Interstage Navigator Serverが必要です。

Navigator連携機能

Interstage Navigator Serverを使用してデータベースから必要なデータを取り出し、帳票様式情報に応じて帳票を出力する機能です。
Navigator連携機能では、以下のことができます。

  • 帳票設計時
    List Creatorデザイナにデータフィールドビューを表示し、データフィールドビューからデータベースの項目(データフィールド)をドラッグ&ドロップして帳票の項目(印刷フィールド)にすることができます。

  • 帳票出力時
    Navigator連携機能を使って設計した帳票様式情報の設定にしたがって、Interstage Navigator Server経由でデータベースからデータを取得し、帳票を出力します。

NetCOBOL

富士通が提供するオープンプラットフォームで動作するCOBOL開発環境、運用環境を提供する製品です。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能を利用することにより、NetCOBOLで作成された既存のアプリケーションおよび資源を利用して、帳票を出力することができます。

OCI連携機能

List Creatorにおいては、OracleのOracle Call Interfaceを使用してデータベースからデータ(入力データ)を抽出し、帳票を出力する機能のことです。

OCR認識

OCRとは、「Optical Character Recognition」の略です。
帳票様式定義で下敷きイメージをオーバレイに変換したり、オーバレイユーティリティを使用してMicrosoft WordやPDFファイルなどの電子文書をオーバレイに変換したりするときに、文字情報を認識してテキスト化することです。

OCR-B項目

英数字データをOCR-Bフォントで出力する項目です。

OCR-Bフォント

OCR装置で読み取れるように規格化された活字体です。

OCR-Bフォント for Windows

OCR-Bフォント for Windowsは、Windows上で使用できるTrueTypeのOCR-BおよびOCR-Kフォントです。
List Creatorでは、Webアプリケーション連携機能でOCR-B項目を使用した帳票をプレビュー/印刷する場合に必要です。

ODBC

「Open DataBase Connectivity」の略です。
米国Microsoft社が提唱した、Windows対応のアプリケーションから外部データベースに接続するための標準的なインタフェースです。
クエリ機能で、リレーショナルデータをアクセスする場合に使用します。

Oracle E-Business Suite

ERP、SCM、およびCRMなどの機能をすべて統合した、ORACLE社が提供している統合アプリケーションです。

OWFファイル

「OWF」は、帳票のプレビューや印刷時に必要なすべての情報がカプセル化されたList Creator独自フォーマットのファイルです。ファイルは圧縮されるので、コンパクトなサイズです。ファイル名の拡張子は「.owf」です。Web手元印刷型の運用で使用します。

OWFファイル生成ライブラリ

Java対応のWebアプリケーションに組み込んでOWFファイルを生成するJavaクラスです。
JAR(Java Archive)形式で提供しています。Web手元印刷型の運用で使用します。

PDF

「Portable Document Format」の略です。
図形や文字などをベクトル情報として保持しているため、画面表示でも印刷結果でも、非常に美しい結果を再現することができるフォーマットです。Adobe Readerなどで表示できます。
Adobe Systems社によって、仕様が公開されています。
List Creator では、出力した帳票や帳票設計時のプレビュー結果などをPDFファイルとして出力することができます。

PDF閲覧制限機能

PDF変換機能を使用して出力したPDFファイルに、閲覧期限/ 閲覧期間、URI(閲覧可能なサイト)などを設定し、PDFファイルの閲覧を制限できます。
また、文書情報設定画面(動作)で「ページをマスクする」を設定すると、動作条件に合致しないときに白紙のページでPDFファイルの内容を隠して表示することができます。

PDF環境設定ファイル

PDF環境設定ファイルに必要な定義を行うことで、すべてのPDFファイル保存に共通する設定を行うことができます。
PDF文書情報ファイルのキーワードの中でも、暗号化やイメージに対する動作など、すべての帳票に適用する設定を、それぞれキーワードとして定義することができます。

PDFファイル保存

List Creatorでの帳票出力方法の1つです。PDF変換機能を使用して、帳票をPDFファイルに変換し、ハードディスクなどの指定された格納先に保存します。
なお、マニュアルによっては、PDFファイル保存のことをPDF出力と記載している場合があります。

PDFフォント登録

帳票を設計したときに使用したフォントを、PDFファイルやTIFFファイル上に使用するための環境設定のことです。

PDF変換機能

List Creatorでは、帳票定義情報、ホストの帳票データなどをPDFファイルへ変換し、生成することができます。List CreatorのPDF変換機能は、コンパクトサイズのPDFファイルへ高速に変換することができます。
またPDFファイルを生成するだけでなく、電子メールの添付ファイルとして生成したPDFファイルをメール配信したり、Webクライアントで自動的に印刷したりできます。

PDFメール環境設定ファイル

電子メールに関する環境(ヘッダ情報、差出人、文字コード、送信方法など)を定義するファイルです。PDFメール配信機能を利用する場合に使用します。

PDFメールテンプレートファイル

電子メールのユーザヘッダとメール本文の雛型を定義したファイルです。PDFメール配信機能を利用する場合に使用します。

PDFメール配信

PDF変換機能を使用して出力したPDFファイルを、電子メールの添付ファイルとして送信することです。

PDFメール配信情報ファイル

PDF文書情報ファイルで設定するセクション(キーワード)のうち、PDFメール配信に関する[MLF_Mail]、および[MLF_Message]セクション(キーワード)のみを記述したファイルです。
PDFメール配信時に使用します。

PDF文書情報ファイル

帳票をPDFファイル保存するときに使用するファイルです。
PDFファイルの描画オブジェクトに関係しない、コメント、タイトル、作成者、および作成日付といったテキスト情報、パスワードキーや各種初期設定、メール配信情報を、それぞれキーワードとしてPDF文書情報ファイルに定義することができます。

PF

List Creatorデザイナで作成する集計表形式帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。ページの最後に必ず出力する、ページ番号などを定義する領域です。指定した固定位置に出力されます。
なお、PFとは「PAGE-FOOT」の略で、ページ脚書きのことです。

PH

List Creatorデザイナで作成する集計表形式帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。ページの最初に必ず出力する、タイトルなどを定義する領域です。指定した固定位置に出力されます。
なお、PHとは「PAGE-HEAD」の略で、ページ頭書きのことです。

PostRaster

VSPシリーズのレーザプリンタにPostScriptを高速に印刷するソフトウェアです。
文字補正された美しいフォントで高品質の印刷ができ、連帳レーザプリンタへの印刷もできるようになります。連帳レーザプリンタを利用する場合は、PostRaster for NLPが必要です。
List Creatorは、PostRasterと連携することにより、PostScript出力に対応していない既存ハードウェア資産の有効活用を実現しています。

PostScript出力

PostScriptで出力する方法です。

PowerFORM

FORMに付属されている帳票設計ツールです。
PowerFORM では、Windows形式の帳票定義体を作成でき、Windowsシステムにおけるプリンタの表現力を最大限に活用した帳票設計を実現できます。また、Windows形式(KOL6)のオーバレイ、およびUNIX 形式(KOL5)のオーバレイを作成することができます。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の帳票定義情報(帳票定義体)の設計に使用します。

prfmwiz.iniファイル

List Creatorデザイナで用意されているファイルで、帳票様式情報に定義する項目が登録されています。
prfmwiz.iniファイルには、数字項目テキスト項目矩形テキスト項目OCR-B項目ラジオボタン項目チェックボックス項目バーコード項目、および組込みメディア項目の項目エントリ情報を定義しておくことができます。作成する帳票様式情報に合わせて編集して使用することができます。
なお、prfmwiz.iniファイルに登録されている項目は、帳票様式定義画面項目エントリリストに表示されます。

Print Manager

信頼性の高い基幹業務印刷を実現するための印刷基盤システムを提供する製品です。
印刷エラー通知・リカバリや印刷データ保全機能などの高信頼印刷機能、および基幹業務印刷に欠かせない用紙交換通知や印刷完了通知を行う業務印刷機能を実現しています。
List Creatorでは、Print Managerと連携することにより帳票を高信頼印刷できます。

Print Managerで定義したプリンタ

Print Managerのプリンタの設定で追加されているプリンタです。
Print Managerで定義したプリンタには、以下のプリンタがあります。

Print ManagerのFAX連携プリンタ

Print Managerのプリンタの設定で、FAXプリンタとして追加されているローカルプリンタです。

Print ManagerのFAX連携リモートプリンタ

Print Managerのプリンタの設定で、FAXプリンタとして追加されているリモートプリンタです。

Print ManagerのListWORKSプリンタ

Print Managerのプリンタの設定で、ListWORKSプリンタとして追加されているプリンタです。

Print Managerの高信頼プリンタ

Print Managerのプリンタの設定で、ローカルプリンタとして追加されているプリンタです。

Print Managerの高信頼リモートプリンタ

Print Managerのプリンタの設定で、リモートプリンタとして追加されているプリンタです。

PrintWalker/BPC

PrintWalker/BPCは、SolarisサーバからLAN(TCP/IP)に接続されているVSP/PS5000シリーズへの印刷および印刷中に表示されたメッセージの通知や操作を行い、帳票出力の高信頼性を実現するソフトウェアです。

PrintWalker/LXE

PrintWalker/LXEは、LinuxサーバからLAN(TCP/IP)に接続されているVSP/PS5000シリーズへの印刷および印刷中に表示されたメッセージの通知や操作を行い、帳票出力の高信頼性を実現するソフトウェアです。

PSAM

「Presentation Service Access Method」の略です。
ホストの応用プログラムがディスプレイ装置にデータを表示したり、プリンタ装置にデータを表示したりすることを可能にするコンポーネントです。
List Creatorでは、PSAM定義体から変換した画面帳票定義体をGUIツールを使用して、List Creatorの帳票定義情報に変換することができます。

RH

List Creatorデザイナで作成する集計表形式帳票様式情報を構成するパーティションの1つです。
表紙または1ページ目だけに出力する、見出しなどを定義する領域です。指定した固定位置に出力されます。
なお、RHとは「REPORT-HEAD」の略で、レポート頭書きのことです。

RDIデータ

SAP R/3が抽出するデータのことです。List Creatorの入力データに該当します。
RDIデータは、SAP R/3独自のデータ形式です。

SAP R/3

ドイツSAP社が提供するERPパッケージです。
List Creatorでは、SAP R/3と連携して帳票を出力するERP連携機能を提供します。

SAPScript

SAP R/3の帳票開発、および出力を行うための統合ツールです。

SecurePackage

インターネットをビジネスに活用するために不可欠なセキュアな情報交換、到達確認、大容量データ送受信を実現した電子データ配信サービスです。

Servlet

Webサーバと連携して動作する、サーバ側のJavaプログラムのことです。
主にWebブラウザをクライアントとして、サーバ側のServletとの間で情報をやり取りします。

Shunsaku

「Interstage Shunsaku Data Manager」の略です。
富士通が提供する高速XML型データベースエンジンです。
List Creatorでは、Navigator連携機能Database Direct連携機能でShunsakuと連携し、データベースから入力データを抽出することができます。

S/MIME

「Secure MIME」の略です。
米国のRSA Data Security社が規定したもので、電子メールでの暗号通信を実現するためのものです。

Smart帳票

スマートデバイスで表示や編集が可能な帳票です。
List Creatorでは、List Creator Tablet Optionと連携することでSmart帳票を出力できます。

SMTP

「Simple Mail Transfer Protocol」の略です。電子メールを送信するためのプロトコルです。

SOAP

「Simple Object Access Protocol」の略です。XML、HTTPなどをベースとした、他のコンピュータにあるデータやサービスを呼び出すためのプロトコルです。

SOAP方式

クライアントアプリケーションとWebサービス間の要求・応答を、SOAP形式のメッセージで送受信する方式です。

SSIS連携機能

SSIS(Microsoft SQL Server Integration Services)は、データウェアハウジング対応のETL(抽出、変換、読み込み)パッケージを含む、高いパフォーマンスデータ統合ソリューションを構築するためのプラットフォームです。
List CreatorのSSIS連携機能では、SSISと連携することにより、プログラミングすることなくデータベースからデータを抽出し、帳票出力を可能にします。また、SSISパッケージの定義時に、変換先アダプターとしてList Creatorを選択することにより、GUIで簡単にデータ抽出、加工、帳票出力を定義および実行することができます。

TIFF出力

List Creatorでの帳票出力方法の1つです。TIFF出力機能を使用して、帳票をTIFF形式に変換して出力します。

TIFF出力機能

帳票をTIFF形式に変換して出力する機能です。
出力されるTIFFの拡張子は、「.tif」となります。

TIFFデータ

Aldus社とMicrosoft社によって開発された画像形式のデータです。

TrueTypeフォント

Apple社が開発したアウトラインフォントの形式です。通常「**.ttf」の形式ですが、複数の書体が1つのファイルに格納された「**.ttc」や外字データを格納した「**.tte」といったファイルがあります。

Unicode IVS

Unicodeで規定されている基底文字に対して、異体字セレクタを用いることで、様々な異体字を出力する仕組みです。

URL

「Uniform Resource Locator」の略です。
インターネットのコンピュータ、ディレクトリ、またはファイルの場所を一意に識別する名前付け規則です。
URLは、HTTPやFTPなどの対応するインターネットプロトコルも示します。

Webアプリケーション連携機能

アプリケーションサーバOWFファイルを生成し、Webプラグインを利用して、帳票をWebブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してクライアント側のプリンタに印刷したりする機能です。
帳票出力インタフェースまたはOWFファイル生成ライブラリと、Webプラグインを組み合わせて使用します。

Webコントロール

Webサーバ上で管理されているList Creatorの帳票定義情報を、WebクライアントのWebブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してWebクライアント側のプリンタに印刷したりするActiveXコントロールです。WebブラウザにはInternet Explorerが使用できます。
Web手元印刷型の運用で使用します。

Web手元印刷型

List Creatorの運用形態の1つで、帳票をWebブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してクライアント側のプリンタに印刷したりする形態です。
以下の形態があります。

Webドキュメント

Webプラグインの動作情報を記述したファイルです。ファイル名の拡張子は「.owd」です。
Web手元印刷型の運用で使用します。

Webプラグイン

Webサーバ上で管理されているList Creatorの帳票定義情報を、WebクライアントのWebブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してWebクライアント側のプリンタに印刷したりするアプリケーションです。WebブラウザにはInternet Explorerが使用できます。
Web手元印刷型の運用で使用します。

Workstation機能

リモート帳票出力機能の受信側で、帳票の印刷を行うための機能です。
List Creator Enterprise Edition V10.0.0以降、またはList Creator Standard Edition V10.0.0以降に同梱しています。

XBRL

「eXtensible Business Reporting Language」の略です。
ビジネス報告の作成・流通・利用を容易にするためのデータ記述言語として、XMLをベースに開発された言語です。標準化団体XBRL Internationalによって標準化活動が推進されています。

XBRLインスタンス

XBRLデータ対応機能において、利用するXBRLデータの財務情報を記述した文書のことです。財務情報は、XBRLタクソノミーに定義されたルールにしたがって記述されています。

XBRLタクソノミー

XBRLデータ対応機能において、利用するXBRLデータの勘定科目名やその親子関係など、財務情報を電子的に表現するために必要な情報を定義したものです。XBRLタクソノミーは、複数のファイルから構成されます。

XBRLデータ

XBRLで定義されているXBRLインスタンスXBRLタクソノミーの総称です。

XBRLデータ対応機能

List Creatorを使って、XBRLデータに対応した帳票を設計・出力する機能です。
帳票設計時に、XBRLデータのXBRLタクソノミーを参照して、帳票定義情報の項目とXBRLの各項目を関連付けます。帳票出力時には、XBRLデータのXBRLインスタンスを指定して帳票を出力することができます。

XML

データや文書を記述するためのマークアップ言語です。データに意味を持たせて記述することができます。List Creatorでは、帳票出力時の入力データにXMLデータを使用することができます。
また、帳票に定義する項目情報として参照し、帳票レイアウトを作成することもできます。

XML Library

XML形式の入力データを扱う場合に必要です。
XMLファイルを参照して帳票を設計する場合、および【Windows版】で帳票出力する場合にインストールする必要があります。
List Creatorの製品媒体には、Fujitsu XML Libraryが同梱されています。
なお、【UNIX系OS版】では、製品にXML Libraryが組み込まれているため、別途インストールする必要はありません。

XMLルート

XMLファイルおよびDTDファイル中の、最上位の要素です。

アドオンデータ

バーコードデータの一部であり、バーコードの標準コードの後に付加するコードです。
UPC-A(UPC バージョンA)、UPC-E(UPC バージョンE)、またはEAN-13のバーコードで使用できます。

アプリケーションサーバ

ユーザのアプリケーションが動作するサーバです。

アプリ識別子

イベント通知機能で、イベントの通知先(イベント監視アプリケーション)を識別するための値です。帳票を出力したときにイベントが発生した場合、List Creatorが、どのイベント監視アプリケーションにイベントを通知するかを判断するために使用します。

誤り訂正比率

QRコードの復元能力のことです。

暗号化レベル

出力するPDFファイルに設定できる暗号化レベルのことです。
List Creatorデザイナの文書情報設定画面の「セキュリティ」で設定できます。
互換性のある形式項目の設定によって、以下のように暗号化レベルが決まります。

  • 「Acrobat 4.0およびそれ以降」を選択
    暗号化レベル:低(40-bit)

  • 「Acrobat 5.0およびそれ以降」を選択
    暗号化レベル:高(128-bit)

「Acrobat 5.0およびそれ以降(128bit暗号化)」を指定すると、より細かなセキュリティ権限(セキュリティオプション)を設定できます。
なお、PDF変換機能を利用時にPDF文書情報ファイルのPDF-KEY128キーワードでセキュリティレベルが設定されている場合は、PDF文書情報ファイルの設定が優先されます。

異体字セレクタ

Unicode IVSにおいて、基底文字の直後で、その基底文字の異体字を表現する識別子です。

イベント監視アプリケーション

List Creatorのイベント通知機能のイベント通知APIを使用して帳票を出力したときに発生したイベントを取得するユーザアプリケーションです。

イベント通知機能

List Creatorのコマンドを使用して帳票を出力したときの出力要求に対する状態遷移を、ユーザアプリケーションで取得するための機能です。帳票を出力したアプリケーションとは別のアプリケーションで、帳票の出力結果を取得することができます。

印刷制御レコード(I制御レコード/S制御レコード)

COBOLなどの印刷データを生成するアプリケーションにおいて、印刷データ内に指定する印刷制御のためのレコードです。このレコードには、オーバレイ、複写機能、行送り/ 行間隔などを設定します。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能で利用するユーザアプリケーションで指定できます。

印刷属性ファイル

COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合に、Print Managerと連携して帳票を印刷したり、FAX送信したりするときに使用するファイルです。
印刷時の動作や部数、スプールドキュメントの扱い、エラーエッセージの通知などに関する情報を指定できます。

印字データの保護支援機能

上位アプリケーション/データベースと帳票出力サーバ間の伝達経路において、帳票に印字するデータを保護するために、帳票定義情報に指定したテキスト項目のデータを別のデータに置換して出力する機能です。

印刷範囲

帳票様式情報のプロパティの[帳票定義体]タブで定義する、印刷領域のことです。このタブで指定した印刷範囲が、帳票様式情報のレイアウト情報の定義範囲となります。

エレメント

バーコードを出力するときのバーまたはスペースのことです。

オーバレイ

帳票様式情報に定義する表の枠などの図形や固定位置に出力する文字列のことです。
オーバレイとして定義した図形や文字は、帳票様式情報に定義した位置に出力されます。また、プレプリント用紙を使用して印刷する場合は、オーバレイの出力抑止を行うことができます。

オーバレイ定義体

FORM(またはNetCOBOLに付属のFORM)で作成されたオーバレイの情報です。

オーバレイ図形

オーバレイとして定義する図形、イメージです。出力するパーティションに依存せずに、帳票様式情報に定義したとおりに出力されます。
オーバレイ図形には、以下のものがあります。

  • オーバレイ罫線

  • オーバレイ枠

  • オーバレイ円・楕円

  • オーバレイイメージ

オーバレイ枠、およびオーバレイ円・楕円には、網がけを設定することもできます。
なお、オーバレイ図形に、オーバレイ文字は含みません。

オーバレイ変換機能

帳票様式情報の定義時に、下敷きイメージから、枠(罫線)、網がけ、文字などの情報をオーバレイに変換して、帳票レイアウト情報に取り込む機能です。
フリーフレーム形式、またはカード形式帳票形式の場合は、表や矩形内の空欄部分に、帳票レイアウト情報に定義する項目を自動生成することもできます。

オーバレイ文字

オーバレイとして定義する文字です。出力するパーティションに依存せずに、帳票様式情報に定義したとおりに出力されます。
なお、オーバレイ文字に、オーバレイ図形(図形、イメージ)は含みません。

オーバレイユーティリティ

Microsoft Word、Microsoft Excel、およびPDFファイルなどの電子帳票から、オーバレイや帳票を簡単に生成するユーティリティです。オーバレイユーティリティで生成されたオーバレイを、List Creatorの帳票レイアウト情報作成時に取り込んで使用することができます。

オブジェクト

List Creatorデザイナで帳票設計する場合に、帳票様式定義画面で領域の上に定義できる情報を「オブジェクト」といいます。
定義できるオブジェクトには、以下のものがあります。

オペランド

帳票様式情報データ定義において、項目に定義したBREAKや演算子などの情報です。

カード形式

List Creatorで作成できる帳票形式で、1つの領域で構成される形式です。

拡張定義

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式に定義する、パーティションの出力や出力条件、および演算のタイミングに関する情報を定義したものです。

カスタムコントロール

Visual Basicで作成したアプリケーションからList Creatorの帳票を出力するためのインタフェースです。

画面帳票定義体

FORM(またはNetCOBOLに付属のFORM)で作成された帳票定義体(拡張子「.smd」のファイル)です。
帳票のレイアウト情報(帳票のどこに何を出力するかという情報)が定義されています。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能の利用する場合の帳票定義情報として利用できます。
また、List Creatorの帳票定義情報に変換すると、List Creatorデザイナでも使用することができます。

カラーパレット

帳票様式情報の定義時に、カラーパレットで、項目の色、パーティション罫線(パーティション罫線・パーティション枠)、およびオーバレイ(文字、図形)のカスタム色を 設定できます。

監査証跡ログ

List Creatorのセキュリティ機能の1つで、だれが、いつ、どの帳票に対して出力を行ったかを記録できます。
監査証跡ログによって、運用中の不正アクセスの追跡および抑止を行うことができます。

関連付け情報

基底文字

Unicode IVSにおいて、異体字を表現をするための元となる文字です。

キャラクタ間ギャップ幅

バーコードのバー出力部分の、文字と文字のすき間のことです。

共通サーバ

マルチコネクタ連携機能において、帳票編集サーバからの指示や転送された帳票資源をもとに、帳票を実際に印刷する帳票出力サーバの総称です。

行ピッチ

フリーフレーム形式または集計表形式パーティションを、改行して出力する行間隔のことです。

クエリ機能

データベースに問い合わせた結果(クエリ結果)を入力データとして、帳票を出力する機能です。

クエリ定義

クエリ機能で使用する、各処理を実行するための指定条件を保存したファイルです。
ファイル名の拡張子は「.dbr」です。このファイルを利用すると、保存されている情報にしたがって、自動的に処理を実行できたり、保存されている情報を参照したりできます。

矩形繰返し形式

List Creatorデザイナで作成できる帳票形式の1つで、ヘッダボディ(矩形領域)、およびテイルの領域で構成される形式です。矩形を繰り返す形式で、分類のための見出しを付けることができます。

矩形項目

List Creatorデザイナの帳票様式情報に定義する、指定した範囲内でデータを整形し、改行を行って出力される項目です。
矩形項目には、矩形固定リテラル項目矩形テキスト項目があります。

矩形固定リテラル項目

List Creatorデザイナの帳票様式情報に定義する、見出しやラベルなどの固定の文字列を複数行に渡って出力する項目です。

矩形テキスト項目

List Creatorデザイナの帳票様式情報に定義する、文字列データを複数行に渡って出力する項目です。

組合せフォーム出力

List Creatorにおいて、複数の帳票定義情報を1ページに組み合わせて出力する機能のことです。

組合せフォーム定義一覧

組合せフォームを一覧表示する画面です。この画面から、組合せフォームの新規作成、更新、削除などの操作が行えます。

組合せフォーム定義ファイル

複数の帳票定義情報を1ページに組み合わせて出力(組合せフォーム出力)する場合に、組み合わせて出力する帳票定義情報と、帳票定義情報の重なり順などが定義されたファイルです。

組込みメディア項目

List Creatorデザイナの帳票様式情報に定義する、メディアデータを出力する項目です。
組込みメディア項目で使用するファイルをメディアデータファイルといいます。

組込みメディア(メディアデータファイル)

COBOLアプリケーション連携機能で使用するメディアデータファイルです。

グラフ属性ファイル

グラフを生成するために、グラフの体裁などが記述されたファイルです。グラフ属性ファイルはグラフユーティリティを使用して作成します。
拡張子は*.grhです。

グラフデータ

グラフ属性ファイルグラフデータファイルの2つのファイルをあわせてグラフデータと呼びます。

グラフデータファイル

グラフを生成するために、グラフのデータが記述されたファイルです。
拡張子は*.grdです。

グラフユーティリティ

グラフ属性ファイルを生成するためのユーティリティです。

グリッド

帳票レイアウトの設計時、編集画面に表示される縦方向、横方向の線です。
グリッド線を目安に帳票の各オブジェクトを配置できるので、位置調整などが簡単に行えます。
List Creatorデザイナのグリッド種別には、「固定間隔グリッド」と「任意間隔グリッド」があります。
なお、Excelファイル出力を行う場合は、「任意間隔グリッド」を使用して帳票設計することを推奨します。

グループ化

帳票設計時に複数の項目や図形をグループ化して、1つのオブジェクト(グループ化オブジェクト)として、まとめて扱うことです。異なるパーティションに存在する項目やパーティション罫線(パーティション罫線・パーティション枠)はグループ化できません。

クワイエットゾーン

バーコードの左右の余白のことです。

結合(クエリ機能)

クエリ機能における、複数の表を条件(結合条件)にしたがって、1つの表として処理する機能です。

結合文字

複数の文字を結合した文字のことです。
例えば、タイ語の文字で母音や声調記号などに使用されています。
List Creatorでは、Unicodeの文字を使用する帳票定義情報を出力する場合に結合文字を出力できます。

項目

項目エントリリスト

帳票様式定義画面の左側に表示される、帳票に定義する項目のリストです。
項目の変更は、prfmwiz.iniファイルで行います。

項目属性切替え機能

帳票定義情報に定義されている項目の属性情報を、帳票出力時に置き換えて出力する機能です。
例えば、項目のプロパティで定義した日本語フォントの種類を、別の種類のフォントに置き換えて出力することができます。
これにより、帳票定義情報を修正しなくても、帳票の出力結果を変更できます。
項目属性切替え機能は、多言語帳票の運用に適しています。同一帳票を複数の言語で出力する場合に言語ごとに帳票を作成する必要がなくなるため、多言語帳票を出力するシステムを効率よく構築することができます。

項目属性切替え定義ファイル

項目属性切替え機能を使用する場合に、帳票出力時に置き換える属性情報(フォントやリテラルなど)を定義しておくファイルです。

項目情報ファイル

List Creatorにおいて、帳票に出力する項目をあらかじめ定義しておくファイルのことです。数字項目テキスト項目矩形テキスト項目OCR-B項目ラジオボタン項目チェックボックス項目バーコード項目、および組込みメディア項目の項目情報を定義しておくことができます。

項目の基点

項目の配置、強制などを行う場合の基準点です。
List Creatorデザイナでは、項目の左上または左下を指定することができます。
以下の項目、パーティション罫線(パーティション罫線・パーティション枠)オーバレイの基点は左上です。

上記以外の項目の基点は[オプション]画面の[編集画面]タブで指定できます。

項目名ラベル付きデータ(ファイル)

可変長、またはCSV形式データファイルの先頭に、帳票に定義されている項目名をラベルとして付加したデータです。
項目名ラベル付きデータを入力データとして使用すると、帳票に定義した項目と項目名ラベル付きデータの項目名が関連付けられるため、項目と入力データの並び順を一致させる必要がありません。

固定間隔グリッド

List Creatorデザイナのグリッド種別の1つで、縦方向、横方向で等間隔な方眼紙のようなグリッドです。
帳票全体で行ピッチや文字ピッチが一定の場合や、きめ細やかな帳票を設計する場合などに使用します。

固定パーティション

List Creatorデザイナで作成する、帳票形式フリーフレーム形式または集計表形式帳票様式情報に指定する固定位置に出力されるパーティションです。

固定リテラル項目

帳票様式情報に定義する、見出しやラベルなどの固定の文字列を1行に出力する項目です。

コネクタ連携機能

ユーザアプリケーションが動作するアプリケーションサーバと帳票を出力する帳票出力サーバを別のコンピュータで運用する分散出力機能の1つです。
コネクタ連携機能では、帳票出力サーバで出力した帳票(PDFファイルなど)を、アプリケーションサーバで取得することができます。
また、List Managerの帳票管理サーバと連携して、帳票を配信・出力することもできます。

コンポーネント機能

Webサーバ上の帳票定義情報入力データを使用して、帳票をWebブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してクライアント側のプリンタに印刷したりする機能です。
WebコントロールまたはWebプラグインが使用できます。

時刻項目

帳票様式情報に定義する、帳票を出力した時刻を自動的に獲得して出力する項目です。指定した形式で出力できます。
なお、時刻項目は、1つ出力するごとに時刻を取得します。

システム自動判断

集計表形式帳票レイアウト情報で、明細が複数ページに渡って出力される場合に改ページを行うタイミングを自動で判断させるための設定項目です。

下敷きイメージ表示機能

帳票様式定義画面の編集領域上に、作成したい帳票のイメージデータを下敷きとして表示する機能です。
下敷きとして表示したイメージデータを、「下敷きイメージ」と呼びます。
下敷きイメージに合わせて枠や項目などを定義すると、簡単に帳票レイアウト情報を作成できます。
また、表示した下敷きイメージをオーバレイに変換することもできます。

実表

クエリ機能における、複数の項目とレコード(行)を持つ2次元のデータが集まった表のことです。

集計表形式

List Creatorデザイナで作成できる帳票形式の1つで、複数のパーティションで構成される形式です。データによって、出力する明細が増減したり、演算や改ページのタイミング、出力位置を細かく指定したりできます。

集団印刷

帳票様式情報の定義時に使用する機能で、同じ項目に対して同じ値のデータが続く場合に、2つ目以降のデータ・罫線は出力しない、または「"」などの文字を出力するように指定できます。

集団項目

帳票様式情報の定義時、複数の項目をまとめて1つの項目として扱いたい場合に定義する項目です。

従表

クエリ機能における、主表以外の表のことです。相関名が「A」以外の表になります。

出力完了待ち合わせ

List Creatorにおいて、帳票の出力が完了するまで待ち合わせる機能のことです。Windows上で印刷する場合に使用できます。

出力属性ファイル

COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に使用するファイルです。
帳票の出力方法、帳票の出力時に使用する初期化ファイルOWFファイル生成に関する動作などを指定できます。

出力方法

List Creatorにおいて、帳票を出力するときの方法で、以下の種類があります。

出力ユーザID

帳票の出力時に、ユーザアプリケーションの実行時に指定した帳票の出力者名を出力する機能です。
この機能によって、帳票の出力者を識別することができ、帳票からの情報漏えいの抑止・追跡調査を行うことができます。

主表

クエリ機能における、表を結合(クエリ機能)するときに最初に選択した相関名が「A」の表のことです。

仕様印刷

List Creatorにおいて、帳票定義情報の定義内容を仕様書として出力(印刷/PDFファイル/Excelファイル)する機能のことです。

条件指定

帳票様式情報の定義時に、項目に対して、帳票の出力結果を動的に変更させるための条件を指定することです。
例えば、「曜日」という項目の入力データが「日」の場合に、赤色で表示させるようにできます。
数字項目テキスト項目、および矩形テキスト項目に対して指定できます。

証明書

CA局が発行する証明書です。List Creatorでは、PDFメール配信で利用します。

障害調査用情報採取ツール

List Creatorの使用中に対処できないトラブルが発生した場合に、トラブル調査用情報を採取するためのツールです。
情報採取中にエラーが発生した場合でも、処理を続行し、採取できる情報のみ採取します(ただし、メモリ不足やディスク容量不足など資源不足のエラーが発生した場合は、処理を中止します)。
障害調査用情報採取ツールは、List Creatorのインストールディレクトリ配下に配置されます。

情報ファイル

初期化ファイル

COBOLアプリケーション連携機能を利用して、帳票を出力する場合に使用するファイルの総称です。
List Creatorでは、以下のファイルを指します。

仕分け機能

入力データとなるデータファイルを、あらかじめ設定しておいた仕分け条件にしたがって複数のデータファイルに仕分け、データファイルごとに1つの帳票として出力する機能です。

仕分け先情報

仕分け機能における、データファイルの仕分け条件や動作方法などの情報です。

仕分け条件

仕分け機能における、データファイルを仕分ける条件です。

仕分け定義

仕分け機能で使用する、データファイルをどのように仕分けて、帳票を出力するかを定義したものです。

数字項目

帳票様式情報に定義する、数字データを出力する項目です。80種類以上のパターンに編集して出力できます。符号、通貨記号に使用する文字、区切り文字、小数点を設定することもできます。
8桁の日付データを西暦、和暦合わせて20種類以上のパターンに編集して出力することもできます。

スキーマ

データベースにおいて、いくつかの表をまとめる枠組みが定義されているものです。

スキーマファイル

テキスト形式のini ファイルで、データベースの項目や構造を定義したファイルです。List Creatorでは、スキーマファイルを参照して帳票を設計することができます。
スキーマファイルの情報を項目情報に変換したとき、定義したスキーマファイルのタイプによって、以下の項目種別が作成されます。

スタンドアロン型

List Creatorの運用形態の1つで、アプリケーションサーバ帳票出力サーバを、同一コンピュータで運用する形態です。

制御脚書き

帳票形式フリーフレーム形式、または集計表形式の帳票で、特定の項目に対するデータが変わるタイミングで明細の後に出力する、明細の小計、合計などを設定するフレームパーティション/パーティションです。
なお、制御脚書きとは、CF(「CNTL-FOOT」の略)のことです。

制御頭書き

帳票形式フリーフレーム形式、または集計表形式の帳票で、特定の項目に対するデータが変わるタイミングで明細の前に出力する、明細の見出しなどを設定するフレームパーティション/パーティションです。
なお、制御頭書きとは、CH(「CNTL-HEAD」の略)のことです。

制御切れ

List Creatorにおいて、特定の項目に対するデータが変化することです。
該当する項目に演算子「BREAK」を指定することで、制御切れを判断できます。

制御レベル

List Creatorにおいて、制御切れにともなう処理を行う優先順序のことです。

セキュリティオプション

PDF生成時に、出力したPDFファイルのセキュリティを確保するための、以下の項目を設定できます。

  • 印刷の許可

  • 文書変更の許可

  • テキストとグラフィックスの選択の許可

  • 注釈とフォームフィールドの追加と変更の許可

セキュリティレベル暗号化レベル)を128bit暗号化で設定した場合は、それぞれのセキュリティオプションを、より詳細に設定できます。

セキュリティレベル

PDF変換機能利用時に、インターネット上でのPDFファイルの運用の安全と、機密漏えいの防止のため、PDFの生成時に暗号化するレベルのことです。
PDF文書情報ファイルのPDF-KEY128キーワードで設定でき、40bit暗号化と、強度の高い128bit暗号化を選択することができます。
128bit暗号化を設定した場合、40bit暗号化より詳細なセキュリティオプションを設定することができます。
なお、List Creatorデザイナの文書情報設定画面(セキュリティ)で暗号化レベルが設定されていても、PDF文書情報ファイルのセキュリティレベルが優先されます。

全ゼロサプレス

List Creatorにおいて、入力データがすべてゼロ「0」の場合、ゼロを出力しないようにすることです。

属性の継承

List Creatorにおいて、項目オーバレイ文字、および図形を新しく挿入するときに、最後にプロパティ画面で設定した属性(項目およびオーバレイのプロパティを表示して設定した属性)を継承させることです。

代表仕分け

仕分け機能での、仕分け方法の1つです。データファイルの各レコード(行)を、仕分け条件にしたがって評価し、最初に一致した仕分け先にのみ仕分ける方法です。一致する仕分け先が複数ある場合は、もっとも優先順序の高い仕分け先にのみ仕分けられます。優先順序の低い仕分け先には、仕分けられません。

タックシール形式

List Creatorデザイナで作成できる帳票形式の1つで、シール1個分の領域で構成される形式です。

多言語帳票

日本を含めた様々な国で使用できるように、それぞれの国の言語(文字や記号)で出力された帳票です。
List Creatorでは、各国の環境や言語にあわせた帳票(多言語帳票)を設計・出力できます。

段組み印刷

帳票を段組みで印刷することです。List Creatorでは、以下の方法で印刷できます。
2段    :2ページが 1枚に納まるように出力する
4段横:4ページが 1枚に納まるように出力する(繰り返し方向 右)
4段縦:4ページが 1枚に納まるように出力する(繰り返し方向 下)

チェックキャラクタ(チェックデジット)

読み取ったバーコードデータが正しいかをチェックするための文字(数値)です。
バーコードデータに、特定の式で計算した値を最後に付加して出力し、読み取り時にも同様な計算をして、チェックします。

チェックボックス項目

帳票様式情報に定義する、オンとオフを切り替えることで選択したり、選択肢の中から単一または複数選択したりする項目です。

置換フォント情報ファイル

帳票に定義されているフォントを別のフォントに置き換えて出力する場合に、置き換えるフォントを設定するファイルです。

帳票

企業内に流通している様々な情報を整理してまとめたものです。見積書や請求書などの伝票がこれにあたります。
List Creatorでは、帳票のレイアウト(帳票様式情報)と、そのフォーマットに配置するデータ(入力データ)を重ね合わせ、出力方法などを指定した情報(帳票業務情報)にしたがって出力したものを「帳票」と呼びます。

帳票Webサービスインタフェース

帳票Webサービス型が提供する、SOAP方式の帳票出力インタフェースです。

帳票Webサービス型

SOAP方式の帳票出力インタフェースを使って、帳票を出力する形態です。

帳票エントリファイル

List Worksからメール送信することができる、帳票のファイル形式の一種です。ファイル名の拡張子は「.spn」です。帳票の格納先などの情報ファイルのことです。

帳票格納ディレクトリ

List Creatorの帳票定義情報を格納するディレクトリです。

帳票業務情報

帳票の出力方法、出力時の動作、および出力後の動作に関する情報です。帳票業務情報のプロパティ画面で指定します。

帳票形式

List Creatorで作成できる帳票の種類のことです。帳票形式には、以下の種類があります。

帳票資源

帳票を出力する場合に必要な資源の総称です。
List Creatorでは、以下のデータ、およびファイルを指します。

帳票出力インタフェース

帳票を出力するためのインタフェースです。
List Creatorでは、以下のインタフェースが使用できます。

帳票出力環境設定ファイル

List Creatorデザイナで作成した帳票を、帳票出力インタフェースを利用して出力する場合に、帳票出力情報ファイルで指定する情報をすべての帳票出力で共通な設定とするファイルです。
帳票出力情報ファイルで指定する各種情報を設定しておくと、帳票出力ごとに指定しなくても指定が有効となります。

帳票出力サーバ

List Creatorにおいて、帳票の出力が行われるサーバです。

帳票出力情報ファイル

List Creatorデザイナで作成した帳票を、帳票出力インタフェースを利用して出力する場合に、帳票出力に関する各種情報(グラフ描画解像度、UNICODE全半角文字範囲、画像の透過出力描画モードなど)を設定するファイルです。
帳票出力インタフェースで帳票出力ごとに指定します。

帳票出力ユーティリティ

List Creatorのユーティリティとして提供される帳票出力ツールです。
本ツールを起動すると、帳票出力を行うための画面が表示され、prprintコマンドの一部のオプション(出力属性)が指定できます。画面から帳票出力を実行すると、指定した内容にしたがって自動的にprprintコマンドのコマンドラインが生成され、そのままローカル印刷できます。

帳票定義一覧画面

帳票定義情報を一覧表示する画面です。この画面から、帳票様式情報を新規作成したり、帳票業務情報(帳票出力時の動作)を設定したりできます。

帳票定義情報

List Creatorにおいて、帳票のレイアウトや帳票を出力するときの動作に関する情報のことです。
List Creatorでは、以下の資源を指します。

帳票定義体

FORM(またはNetCOBOLに付属のFORM)に付属されているPowerFORMで作成された帳票定義体(拡張子「.pmd」のファイル)です。
帳票のレイアウト情報(帳票のどこに何を出力するかという情報)が定義されています。
List Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の帳票定義情報として利用できます。

帳票編集サーバ

マルチコネクタ連携機能において、アプリケーションサーバからの帳票の同時出力依頼が登録されるサーバです。
アプリケーションサーバからの出力依頼の指示にしたがい、出力先である共通サーバへ帳票資源の転送などを行います。
なお、帳票編集サーバと同一サーバのList Worksと連携し、帳票編集サーバで帳票を電子保存することもできます。

帳票様式情報

List Creatorにおいて、帳票のレイアウトや入力データとの関連について定義した情報のことです。帳票レイアウト情報と入力データの関連付け情報で構成されています。
帳票様式情報を定義することを「帳票様式定義」といいます。

帳票様式定義画面

帳票様式情報を作成・変更する画面です。この画面で、帳票のレイアウトを定義したり、項目を追加したりします。
この画面から、帳票様式情報を新規作成したり、帳票業務情報(帳票出力時の動作)を設定したりできます。

帳票レイアウト情報

List Creatorにおいて、帳票の見た目やレイアウトに関する情報のことです。パーティションなどの領域の情報と、そこに配置する項目やオーバレイなどのオブジェクトの情報で構成されています。
帳票レイアウト情報は、帳票様式定義画面で定義します。

帳票レイアウト情報と入力データの関連付け情報

List Creatorにおいて、帳票レイアウト情報に重ね合わせて出力する、入力データについて定義した情報のことです。使用する入力データの種類や、帳票レイアウト情報と入力データを重ね合わせるときの関連付けについて定義しています。
例えば、次のような情報です。

  • 帳票レイアウト情報の項目の並び順と、入力データのデータの並び順を合わせる

  • 入力データから、特定の項目の値(合計など)を自動計算するように定義する

なお、入力データに項目名ラベル付きデータ(ファイル)を使用する場合は、項目の順序を意識した入力データを作成する必要はありません。

重複レコード排除

クエリ機能で問合せ結果として同一のレコード(行)があった場合に、そのレコード(行)を問合せ結果から除く機能です。

通信対象のコンピュータ

リモート帳票出力機能仕分け機能(リモート帳票出力型)、またはコネクタ連携機能での帳票出力サーバのことです。
マルチコネクタ連携機能では、帳票編集サーバ共通サーバ(帳票出力サーバ)が通信対象コンピュータとなります。

通知メッセージ

List Creatorにおいて、帳票の出力時(スプール中)にエラーが発生したことを通知するメッセージのことです。
Print Managerの「到着通知パネル」の「メッセージウィンドウ」に通知されます。

テイル

List Creatorデザイナで作成する以下の帳票形式での、帳票様式情報を構成する領域の1つです。

  • 伝票形式の場合
    売上の合計などのデータを出力する領域です。

  • 矩形繰返し形式の場合
    ページ番号などを出力する領域です。

データ項目

帳票レイアウトに配置した項目のうち、入力データを扱ったり、演算に使用したりする項目のことです。

データソース

List Creatorにおけるデータソースとは、サーバのデータベースを表すクライアント上の仮想的な資源のことです。

データ定義

帳票様式定義画面で定義した項目入力データ・内部データの関連付けや、入力データ中のデータの順序に関する情報の定義です。

データ到着監視機能

List Creatorにおいて、FTPなどのファイル転送により、帳票出力サーバの特定のディレクトリにデータファイルが到着するのを監視し、データファイルが到着したタイミングで自動的に帳票を出力する機能のことです。

データフィールドビュー

Navigator連携機能を使って帳票様式情報を設定する場合に、Interstage Navigator Serverから取得するデータベースの項目(データフィールド)の名前とデータ型、長さが表示される画面です。
データフィールドビューに表示されているデータフィールドを、帳票様式定義画面の編集領域へドラッグ&ドロップして、簡単に帳票の項目(印刷フィールド)を設定することができます。

データベース

相互に関連のあるデータ(表)の集合体です。

データベースに接続

データベースが存在するサーバに接続することです。

データ変換

クエリ機能で問合せ結果を出力する場合に、変換条件(データの値、比較条件、および変換式)にしたがって、データの値を別の値や演算結果に置き換えて出力する機能です。

データリスト

帳票様式定義画面の左側に表示される、XMLデータ構造を示すリストです。
入力データ形式が「XML形式」の場合に表示されます。

データルート

XMLファイルおよびDTDファイル中の、List Creatorで扱う最上位の要素です。1帳票に1種類の要素を指定します。

テキスト項目

帳票様式情報に定義する、文字列データを1行に出力する項目です。7桁の数字を郵便番号に編集して、出力することもできます。

テスト印刷

List Creatorにおいて、帳票様式情報に疑似入力データを重ね合わせ、帳票の出力イメージを確認する機能のことです。実際の帳票出力イメージを確認するときに使用します。

電子帳票情報ファイル

帳票を電子保存するときに使用するファイルです。
電子保存時の動作、電子保存する帳票のプロパティ、電子保存後の印刷やFAX送信時の情報などを指定できます。

電子フォーム

Form Coordinatorで申請処理や伝票処理を行うときに使用する帳票のレイアウトです。帳票のレイアウトの情報や、Webアプリケーションとデータをやり取りするための情報などから構成されます。

電子保存

List Creatorでの帳票出力方法の1つです。
List Worksと連携して帳票を電子化し、リスト管理サーバの保管フォルダに電子帳票として保存することです。

電子保存装置

List Worksで定義したプリンタ(ListWORKS仮想プリンタ)、またはデータ転送コネクタです。
List Creatorでは、電子保存時の出力先として指定します。

伝票形式

List Creatorデザイナで作成できる帳票形式ヘッダボディ、およびテイルの領域から構成される形式です。

テンプレートファイル

PDFメールテンプレートファイル”を参照してください。

問い合わせファイル

Database Direct連携機能で使用するデータベースの検索や集計の方法を格納したファイルです。
Navigatorクライアントで作成します。ファイル名の拡張子は「.rne」です。

同時出力

マルチコネクタ連携機能において1回の帳票出力処理で、複数の出力先(帳票編集サーバまたは共通サーバ)で同じ帳票を出力する機能を指します。

同報仕分け

仕分け機能での仕分け方法の1つです。データファイルの各レコード(行)を仕分け条件にしたがって評価し、一致したすべての仕分け先に仕分ける方法です。
一致する仕分け先が複数ある場合は、同じレコード(行)が複数の仕分け先に仕分けられます。

ドキュメント識別子

イベント通知機能で、アプリ識別子ごとに、帳票の出力要求を一意に識別するための値です。
イベント監視アプリケーションが、同一アプリ識別子内で帳票の出力要求を識別するために使用します。

二次帳票

帳票のデータを検索することにより、生成条件に一致したデータを含む明細行を、検索した帳票と同じレイアウトで表示する帳票のことです。二次帳票の詳細については、List Worksのオンラインマニュアルを参照してください。

入力データ

List Creatorにおいて、帳票定義情報に重ね合わせるデータ、またはデータファイルのことです。
入力データは、帳票定義情報にしたがって配置され、帳票として出力されます。
List Creatorで扱える入力データには、以下の種類があります。

なお、COBOLアプリケーション連携機能では、入力データはCOBOLのWRITE 文で書き込みます。

入力データ形式

List Creatorで使用できる入力データ(データファイル)のデータ形式のことです。入力データ形式には、以下の種類があります。

  • 可変長

  • 固定長

  • CSV 形式

  • XML形式

任意間隔グリッド

List Creatorデザイナのグリッド種別の1つで、利用者が自由に縦方向、横方向の間隔を設定できるグリッドです。
パーティションごとにグリッド間隔を変更したり、下敷きイメージに合わせてグリッドを設定したりできます。
なお、作成した帳票をExcelファイル出力する場合は、任意間隔グリッドのグリッド情報をもとに、Excelファイルのセルが生成されます。したがって、Excelファイル出力を行う場合は、任意間隔グリッドを使用して帳票設計することを推奨します。

抜き出し検索

List Worksで、あらかじめ設定されている検索範囲(抜き出し検索範囲)に対して、文字列を高速に検索する機能です。定型的な検索を大量に行う場合に適した検索方法です。

バーコード項目

帳票様式情報に定義する、バーコードを出力する項目です。

バーコード項目(U.S. Postal FIM)

帳票様式情報に定義する、バーコード(U.S. Postal FIM)を出力する項目です。

バーコードファンクションキャラクタ

List Creatorにおいて、バーコードデータとして指定可能なファンクションキャラクタ「FNC1」のコードのことです。

バーコード補正情報ファイル

バーコードの読み取り率が低い場合に、バーコードを正しく読み取れるように補正して出力するための情報を記述するファイルです。

パーティション

List Creatorデザイナで作成するフリーフレーム形式または集計表形式帳票様式情報を構成する領域の1つです。
パーティションには、ページ内の固定位置に出力される「固定パーティション」と、データによって出力される位置が異なる「浮動パーティション」があります。

パーティション罫線(パーティション罫線・パーティション枠)

パーティション内での相対位置に出力する罫線・枠です。
オーバレイ図形とは異なり、パーティションが出力された場合にのみ出力される罫線・枠です。
パーティション枠には、網がけを設定することもできます。

パーティションリスト

帳票様式定義画面の左側に表示される、帳票内に構成されているパーティションのリストです。

非出力項目(レコードのみ項目)

List Creatorにおいて、帳票には出力しない作業用の項目のことです。数字を扱う場合は項目形式(レコード項目形式)を「数字」に、文字列を扱う場合は「テキスト」にします。
以下のような用途に使用します。

  • 入力データの値を直接は帳票に出力せずに、他の項目の演算に使用する。

  • 中間演算の値を一時的に保存しておく。

  • 入力データには存在するが、帳票には出力したくないデータを受け取る項目として使用する。

日付項目

帳票を出力した日付を自動的に獲得し、出力する項目です。西暦、和暦合わせて20種類以上のパターンに編集して出力できます。
なお、日付項目は、1つ出力するごとに日付を取得します。

ビットマップデータ

Windowsが標準でサポートしている画像形式のデータです。

雛形作成

帳票設計時のプレビュー、および帳票定義情報の仕様書の出力時に、指定したデータファイル名で雛形の入力データを作成することです。

ビュー表

クエリ機能において、実表を参照する形で定義される仮想的な表です。
別の実表の項目同士を組み合わせたり、実表の項目にある条件を指定して条件に該当するデータだけを項目の値にしたりなど、実表に対して「問合せ」を行ったときと同じ結果を定義できます。

ファイル

List Creatorデザイナの帳票業務情報で帳票の出力方法を指定する場合における、PDFファイル保存のことを意味します。

フォントのエンベッド(貼り付け)

List Creatorにおいて、PDFファイルやOWFファイル中にアウトラインフォントデータを埋め込むことです。
フォントのエンベッドを行うと、PDFファイルやOWFファイルを参照するコンピュータに同じフォントがインストールされていなくても、利用者定義文字(PDFファイルではJEF拡張文字も)を表示/印刷できるようになります。

フッタ

FOOT(フッタ)”を参照してください。

浮動パーティション

帳票形式フリーフレーム形式、または集計表形式の帳票で、データによって浮動位置に出力されるパーティションです。

フリーフレーム形式

List Creatorで作成できる帳票形式で、ヘッダボディ、およびフッタの3つのパーティションとフレームで構成される形式です。内容の違う複数の明細を出力したり、フレームをリンクして1つの明細を複数のフレームに出力したりできます。

フレーム

フリーフレーム形式明細などを出力するために配置する領域です。フレームは、1つの帳票に100個まで自由に配置できます。
フレームには、フレームパーティションを配置できます。

フレーム集団項目

フリーフレーム形式の帳票で、フレーム内の項目をまとめる要素です。XMLファイルおよびDTDファイルでは、データルート配下の1フレーム分の子要素をまとめる要素に相当します。
1帳票に、配置されたフレーム数分の種類の要素を指定します。

フレームのリンク

フリーフレーム形式で出力するデータがフレーム内に収まらなかった場合、フレーム同士をリンク(関連付け)して、別のフレームに残りのデータを出力することです。

フレームパーティション

フリーフレーム形式の帳票で、フレームの中に配置できるパーティションです。
フレームパーティションには、CH制御頭書き)、DE明細)、およびCF制御脚書き)があります。

プレビュー

List Creatorにおけるプレビューには、以下の種類があります。

  • 帳票設計時のプレビュー機能
    設計途中の帳票の出力イメージを画面で確認する機能のことです。

  • Web手元印刷時のプレビュー機能
    帳票出力サーバで出力した帳票を、Webクライアントで参照する機能です。

プリンタ情報ファイル

COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に、必ず使用するファイルです。
帳票出力時のユーザの資源情報、出力制御情報、帳票のフォント、バーコード、項目関連情報などを指定できます。

分散出力型

List Creatorの運用形態の1つで、アプリケーションサーバ帳票出力サーバを、異なるコンピュータで運用する形態です。以下の形態があります。

  • コネクタ連携型

  • リモート帳票出力型

分散出力機能

ユーザアプリケーションが動作するアプリケーションサーバと帳票を出力する帳票出力サーバを別のコンピュータで運用する機能です。
アプリケーションサーバから帳票資源を転送し、帳票出力サーバで帳票を出力します。
帳票の生成処理と出力処理をそれぞれ別のコンピュータで分けて行うため、アプリケーションサーバの負荷を分散することができます。
分散出力機能には、以下の機能があります。

ページ脚書き

集計表形式の帳票で、ページの最後に必ず出力する、ページ番号などを設定するパーティションです。
なお、ページ脚書きとは、PF(「PAGE-FOOT」の略)のことです。

ページ頭書き

集計表形式の帳票で、ページの最初に必ず出力する、タイトルなどを設定するパーティションです。
なお、ページ頭書きとは、PH(「PAGE-HEAD」の略)のことです。

ヘッダ

HEAD(ヘッダ)”を参照してください。

返答メッセージ

エラーが発生したことや出力経過を通知し、そのメッセージで対処方法が応答できるメッセージです。メッセージに応答すると、応答結果に応じて処理が続行されます。
Print Managerの「到着通知パネル」の「メッセージウィンドウ」に通知されます。

ホスト連携プレミアム

ゲートウェイ機能、帳票印刷機能、ホスト業務Web 化機能、および端末機能など、ホスト連携に必要な機能をトータルに提供するソリューション製品です。List Creator は、メインフレーム帳票データをPDF 変換することができます。

ボディ

BODY(ボディ)”を参照してください。

ボディ部集団項目

帳票形式矩形繰返し形式、またはタックシール形式の帳票で、明細項目をまとめる項目です。XMLファイルおよびDTDファイルでは、データルート配下の1明細分の子要素をまとめる要素に相当します。1帳票に1種類の要素を指定します。

マルチコネクタ連携機能

マルチコネクタ連携機能とは、コネクタ連携機能の拡張機能であり、1回の帳票出力(ユーザアプリケーション)の実行で、同じ帳票を複数の出力先に出力できる機能です。
アプリケーションサーバで帳票出力(ユーザアプリケーション)を実行すると、帳票編集サーバを経由し、帳票編集サーバでの電子保存、または複数の共通サーバでの帳票の印刷を同時に行うことができます。

マルチフォーム出力

List Creatorにおいて、複数フォーマットの帳票を1つの帳票として出力する機能のことです。

マルチフォームタグ

List Creatorにおいて、XMLデータをマルチフォーム出力、および組合せフォーム出力する場合に、帳票1つ分のデータを囲むタグのことです。
タグ名には FjLCForm を指定します。マルチフォームタグは、必ずXMLルート直下に記述します。

マルチページTIFF

TIFF形式の1つです。複数の画像を1つのファイルに格納できます。

明細

帳票形式フリーフレーム形式、または集計表形式の帳票で、明細のデータを設定するフレームパーティション/パーティションです。
なお、明細とは、DE(「DETAIL」の略)のことです。

明細集団項目

  • 集計表形式の帳票で、明細項目をまとめる要素です。XMLファイルおよびDTDファイルでは、データルート配下の1明細分の子要素をまとめる要素です。1帳票に1種類の要素を指定します。

  • フリーフレーム形式の帳票で、フレーム内の明細の項目をまとめる要素です。1フレームに1種類の要素を指定します。フレームの明細パーティションに割り当てます。

明細の出力方法

帳票をExcelファイル出力する場合に、集計表形式の帳票に指定できるパーティション(明細など)の出力方法です。以下のいずれかの出力方法を指定できます。

  • 印刷範囲の縦幅でシートを変えて出力する

  • 印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する

メインフレーム帳票

富士通ホストで作成された帳票です。

メディアデータファイル

組込みメディア項目で使用するメディアデータのファイルのことです。
List Creatorでは、以下のメディアデータを出力できます。

モアレ

PDF内で使用した網がけパターンなどの周期的な繰り返しパターンが、ディスプレイの走査線やプリンタの解像度との相互干渉によって生じる第3の周期パターンのことです。
Acrobatの表示倍率を変えることで、画面でのモアレの見え方を調整することができます。

文字コード系

文字や記号をコンピュータで扱うために、個々の文字や記号に割り振られたコードのことです。

文字ピッチ

1インチの幅に文字を何文字入れるかを示すものです。文字ピッチの値が大きくなるほど、文字と文字の間隔が狭くなります。
List Creatorでは、文字ピッチをホストで作成された帳票の文字ピッチ(1.5)に合わせることができます。詳細については、デザイナヘルプを参照してください。

優先順位

List Creatorにおいて、集団印刷時の印刷優先順位のことです。
フリーフレーム形式および集計表形式の帳票の場合に指定できます。

郵便番号項目

帳票様式情報に定義する、定型のはがきや封筒の決まった位置に郵便番号を出力する項目です。
以下に、用紙ごとの郵便番号を出力する位置を示します。

はがき、往復はがき、封筒その他:

12.0ミリメートル

封筒長形3号:

37.0ミリメートル

封筒長形4号:

29.0ミリメートル

各位置は、7.6ミリメートル~108.0ミリメートルの範囲で移動できます。
郵便番号項目は、カード形式伝票形式、および矩形繰返し形式の帳票の場合に1 つだけ設定できます。郵便番号項目は編集領域には表示されません。

ラジオボタン項目

帳票様式情報に定義する、選択肢の中から1つを選択する項目です。

リスト管理サーバ

電子保存時、List Creatorで作成した帳票の登録および保管など、サーバでの帳票の管理を行います。

リストクリーナ

List Worksリスト管理サーバで管理している帳票の中で、登録有効期限を過ぎた帳票を一括して削除する機能です。

リモート帳票出力機能

ユーザアプリケーションが動作するアプリケーションサーバと帳票を出力する帳票出力サーバを別のコンピュータで運用する分散出力機能の1つです。

レイアウト印刷

List Creatorにおいて、帳票設計途中で帳票のレイアウトを確認する機能のことです。帳票レイアウト情報が、スケール付きで印刷されます。

レイアウト確認

帳票設計時の編集モードの1つで、パーティションを自由に配置して、浮動パーティションを含んだ帳票の出力イメージをプレビューできます。

レイアウト作成(固定パーティション)

帳票設計時の編集モードの1つで、実際に印刷される位置に固定パーティションだけが表示されるモードです。
固定パーティションのすべての構成要素およびオーバレイを編集できます。

レイアウト作成(標準)

帳票設計時の編集モードの1つで、定義されているすべてのパーティションの編集ができるモードです。すべての構成要素を編集できます。

レコード域共用

List Creatorにおいて、同じデータを複数の場所に出力できるように、同じ項目名を持つ複数の項目を定義することです。

レコードリスト

帳票様式定義画面の左側に表示される、帳票内に定義した項目のリストです。
入力データ形式形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の場合に表示されます。

レポート頭書き

集計表形式の帳票で、表紙または1ページ目だけに出力する、見出しなどを設定するパーティションです。
なお、レポート頭書きとは、RH(「REPORT-HEAD」の略)のことです。

ローカルコンピュータ

ロック

帳票様式定義画面で、項目パーティション罫線(パーティション罫線・パーティション枠)オーバレイ文字、図形などをロックすることで、これらのオブジェクトの編集や属性の変更をできないようにすることです(ただし、パーティション罫線、オーバレイ文字、項目、および図形はコピーできます)。
ロックされた項目は、白色青枠のリサイズハンドルで表示されます。