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Interstage List Creator V10.5.0 帳票Webサービス機能編
FUJITSU Software

A.5.3 FormDataクラス

帳票の出力時に使用する入力データを保持します。本クラスのインスタンスを、LCWebSvcクラスの帳票出力メソッドにパラメータとして指定します。

コンストラクタの概要

FormDataクラスのコンストラクタを以下に示します。

FormData ()
    FormDataオブジェクトを生成します。

プロパティの概要

FormDataクラスのプロパティを以下に示します。

プロパティの種類

プロパティの概要

入力データ

string

dataCode

入力データの文字列の文字コードを指定します。

stringの配列

records

帳票を出力するための入力データとなるレコード(行)文字列を文字列配列で指定します。

プロパティの詳細

入力データに関するプロパティ
string dataCode
用途

入力データの文字列の文字コードを指定します。

留意事項

必ず “CODE_UTF8” を指定してください。これ以外の値が指定されると、エラーとなります。


string[] records
用途

入力データを文字列配列で指定します。

留意事項
  • 文字列配列の各要素には、1レコード(行)ずつレコード(行)文字列を指定してください。配列の添え字順にレコード(行)が入力データとして指定されたとして、帳票出力を実行します。

  • 文字列配列の各要素(レコード)の形式は以下のとおりです。

    • レコードの形式は、List Creatorのprprintコマンドの入力データファイルの各行(CSV形式)と同じ形式にしてください。各行の項目の区切り文字は、帳票出力に使用する帳票定義情報のデータ定義プロパティの区切り文字に設定した文字を使ってください。

    • レコードの文字列には、改行コードを含めないでください。改行コードが含まれた場合の出力結果は保証しません。