ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

E.4.1 環境設定ファイルの設定(アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ共通)

コネクタ連携機能のサービスを複数起動するために設定が必要な項目について説明します。

この設定は、アプリケーションサーバ、帳票出力サーバの両方で設定する必要があります。

DaemonPropertyファイル(/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/DaemonPropertyファイル)

項目

プロパティ

初期値(省略値)

設定範囲

説明

コネクタ連携機能のサービス数

multiDaemon

1

1~16

コネクタ連携機能のサービスを複数起動する場合に指定します。
このプロパティを省略した場合は、「1」となります。
アプリケーションサーバと帳票出力サーバの設定値を合わせる必要があります。

受信ポート番号

receivePortX
                (*1)

なし

1 ~ 65535(*2)

アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間の通信用ポート番号を設定します。
コネクタ連携機能のサービス数
(multiDaemon)に2 以上の値が指定されている場合に指定してください。
DefaultTransferProperty ファイルのjp.co.pfu.atool.delivery.
requester.transferPortX(末尾のX が同じ数値)の設定値と合わせる必要があります。
コネクタ連携機能のサービス数(multiDaemon)に「1」を指定する、または省略する場合、このプロパティは削除してください。

RMI用ポート番号

jp.co.pfu.ardus.model.jom.daemon.responder.rmiPortX
                (*1)

なし

1 ~ 65535(*2)

List Creator内部のRMI通信で使用するTCP/IPポート番号です。
コネクタ連携機能のサービス数
(multiDaemon)に2以上の値が指定されている場合に指定してください。
RequesterPropertyファイルの
jp.co.pfu.ardus.model.jom.requester.rmiPortX(末尾のXが同じ数値)の設定値と合わせる必要があります。
コネクタ連携機能のサービス数
(multiDaemon)に「1」を指定する、または省略する場合、このプロパティは削除してください。

*1:
末尾のXには、2~16の数値を指定します。(コネクタ連携機能のサービス数-1)数分を必ず設定してください。
末尾のXの数値が小さい値から順に続き番号で指定してください。

*2:
未使用のポートを指定してください。

RequesterPropertyファイル(/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/requester/bin/RequesterPropertyファイル)

項目

プロパティ

初期値(省略値)

設定範囲

説明

RMI用ポート番号

jp.co.pfu.ardus.model.jom.requester.rmiPortX
(*1)

なし

1 ~ 65535(*2)

List Creator内部のRMI通信で使用するTCP/IPポート番号です。
コネクタ連携機能のサービス数
(DaemonPropertyファイルの
multiDaemon)に2以上の値が指定されている場合に指定してください。
DaemonPropertyファイルの
jp.co.pfu.ardus.model.jom.daemo
n.responder.rmiPortX(末尾のXが同じ数値)の設定値と合わせる必要があります。
コネクタ連携機能のサービス数
(DaemonProperty ファイルの
multiDaemon)に「1」を指定する、または省略する場合、このプロパティは削除してください。

*1:
末尾のXには、2~16の数値を指定します。(コネクタ連携機能のサービス数-1)数分を必ず設定してください。
末尾のXの数値が小さい値から順に続き番号で指定してください。

*2:
未使用のポートを指定してください。

DefaultTransferPropertyファイル
/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/requester/data/DefaultTransferPropertyファイル)

項目

プロパティ

初期値(省略値)

設定範囲

説明

送信先ポート番号

jp.co.pfu.atool.delivery.requester.transferPortX
(*1)

なし

1 ~ 65535(*2)

アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間の通信用ポート番号を設定します。
コネクタ連携機能のサービス数
(DaemonPropertyファイルの
multiDaemon)に2以上の値が指定されている場合に指定してください。
DaemonPropertyファイルの
receivePortX(末尾のXが同じ数値)の設定値と合わせる必要があります。
コネクタ連携機能のサービス数
(DaemonProperty ファイルの
multiDaemon)に「1」を指定する、または省略する場合、このプロパティは削除してください。

*1:
末尾のXには、2~16の数値を指定します。(コネクタ連携機能のサービス数-1)数分を必ず設定してください。
末尾のXの数値が小さい値から順に続き番号で指定してください。

*2:
未使用のポートを指定してください。