帳票出力ユーティリティとは、prprint コマンドの一部のオプション(出力属性)を、画面を使って指定できるツールです。
画面で指定した出力属性情報にしたがい、prprintコマンドのコマンドラインを自動生成し、そのまま帳票を出力できます。
画面(GUI)ベースの操作で帳票出力を実行できるため、簡単に帳票出力できます。
また、画面の指定内容をもとに生成されたprprintコマンドのコマンドラインをファイルに保存して利用することができます。
このファイルを帳票出力ユーティリティの「設定ファイル」といいます。
●サポート範囲
帳票出力ユーティリティは、【Windows版】の以下の製品種別の場合に使用できます。
List Creator Enterprise Edition
List Creator Standard Edition
また、本ユーティリティは、以下のサポート範囲となります。
運用形態:スタンドアロン型のみ
出力方法:印刷のみ
帳票出力ユーティリティ画面の指定内容をもとに生成されたprprintコマンドのコマンドラインが保存されたテキストファイルです。
以下のように、帳票出力の指定時に利用できます。
雛型(初期値)の設定ファイルとして利用する
帳票出力時に設定ファイルの内容を読み込み、必要箇所のみを変更して帳票出力できます。
画面で指定できない属性情報をファイルに直接指定する
設定ファイルにprprintコマンドのオプションを直接指定することができます。
直接ファイルに追記したオプションは、帳票出力時や設定ファイルの保存時にそのまま引き継がれます。
したがって、画面上に表示されていない属性情報であっても、ファイルに指定した場合は有効になります。
注意
出力方法に関するオプション(-atdirectオプション、または-atmethodオプション)は、帳票出力時に必ず「印刷」に変更されます。したがって、印刷時に無効となるオプションは指定しても無効となります。
prprintコマンドの各オプションの詳細は、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。