Web手元印刷型には以下のパターンがあります。
PDFデータ出力型
Webアプリケーション連携型
以下に、それぞれの場合に分けて説明します。
PDFデータ出力型とは、アプリケーションサーバでPDFファイルを作成し、Adobe Readerを利用してWebクライアントのWebブラウザ上で帳票をプレビューまたは手元印刷する形態です。
設計した帳票定義情報や帳票の出力時に必要な資源を、配置先コンピュータに配置します。
ここでは、配置先コンピュータは、「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」になります。アプリケーションサーバやWebサーバを別サーバで運用することもできます(コネクタ連携型およびリモート帳票出力型と組み合せた運用もできます)。
ここでは、PDFデータ出力型(【Windows版】の場合)で、配置先コンピュータとして、「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」が同一サーバの場合の資源の配置方法について説明します。
図8.4 資源の配置方法(PDFデータ出力型(【Windows版】の場合))
●準備する資源
●帳票資源の配置手順
以下に、資源を「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」に配置する手順を示します。
帳票格納ディレクトリを作成する
配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。
なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。
帳票資源を配置する
ユーザアプリケーションを「アプリケーションサーバ/Webサーバ」に配置します。
帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置します。
データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置します。
以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置します。
メディアデータファイル
情報ファイル
PDFファイルに添付するファイル
組合せフォーム定義ファイル
項目属性切替え定義ファイル
Webアプリケーション連携型とは、アプリケーションサーバでOWFファイルを生成し、Webプラグインを利用して、Webブラウザ上で帳票をプレビューまたは手元印刷する形態です。
ここでは、配置先コンピュータは、「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」になります。アプリケーションサーバやWebサーバを別サーバで運用することもできます(コネクタ連携型およびリモート帳票出力型と組み合せた運用もできます)。
ここでは、Webアプリケーション連携型(【Windows版】の場合)で、配置先コンピュータとして、「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」が同一サーバの場合の資源の配置方法について説明します。
図8.5 資源の配置方法(Webアプリケーション連携型(【Windows版】の場合))
●準備する資源
●帳票資源の配置手順
以下に、資源を「アプリケーションサーバ/帳票出力サーバ/Webサーバ」に配置する手順を示します。
帳票格納ディレクトリを作成する
配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。
なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。
帳票資源を配置する
ユーザアプリケーションを「アプリケーションサーバ/Webサーバ」に配置します。
帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置します。
データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置します。
以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置します。
メディアデータファイル
情報ファイル
組合せフォーム定義ファイル
項目属性切替え定義ファイル