多言語に対応した帳票定義情報を作成するには、以下の対応が必要です。
●帳票設計時の留意事項を確認する
多言語に対応した帳票定義情報を作成する場合にあたり、英語環境で使用するための条件があります。
例えば、以下のような条件です。
帳票名や項目名などをASCIIコードの範囲で定義する
フォント名に日本語が含まれないフォント(「MS UI Gothic」など)を指定する
(漢字やカタカナが入ったフォント名を指定しない)
帳票出力サーバにインストールされているList CreatorのバージョンレベルがV10.1.0以前の場合はオーバレイ文字を使用しない(固定リテラルなどの文字列に変更する)
多言語に対応した帳票の設計時は、必ず以下を参照し、条件の範囲内で帳票定義情報を作成してください。
⇒“3.5 運用上の留意事項”
●帳票を設計するコンピュータに、帳票出力時に使用するフォントを登録する
帳票定義情報を作成する場合にも出力時と同じフォントが必要です。
必要なフォントをインストールしてください。
●「Unicode の文字を使用する」を指定する
帳票定義情報で、Unicode文字を使用する設定が必要です。
操作の詳細は、デザイナヘルプを参照してください。
●帳票出力時に使用するフォントを指定する
帳票定義情報で、定義する項目に対し、以下のようにフォントを指定します。
全角文字がある言語の場合(中国語、韓国語など)
使用するフォントを、項目のプロパティの「日本語フォント」および「英文フォント」で指定します。
半角文字のみの言語の場合(日本語、中国語、韓国語、中国語、タイ語、ベトナム語以外の言語)
使用するフォントを、項目のプロパティの「英文フォント」で指定します。
操作の詳細は、デザイナヘルプを参照してください。