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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.1.6 BREAK単位で総合計を出力したい

ここでは、請求書の得意先名ごとに、月単位の合計金額、および得意先の総合計金額を出力する方法を説明します。

=操作手順=
  1. 帳票様式定義画面で、「得意先名」、「月」、「金額」、「月合計金額」、および「請求額」を定義します。「金額」、「月合計金額」、および「請求額」は数字項目として定義します。

  2. データ定義画面の[データ定義]タブで、「得意先名」のオペランドに「BREAK」を指定します。

    ⇒「得意先名」に対するデータが変わったことを検知します。

  3. データ定義画面の[データ定義]タブで、「月合計金額」のオペランドに「SUM(金額)」を指定します。

    ⇒「月」ごとの合計を計算します。

  4. データ定義画面の[データ定義]タブで、「請求額」のオペランドに「BSUM(月合計金額)」を指定します。

    ⇒「得意先名」ごとの合計を計算します。

例)

[データ定義]タブ

データ項目名

オペランド

得意先名

BREAK

金額

月合計金額

SUM(金額)

請求額

BSUM(月合計金額)

ポイント

  • 伝票形式の場合、SUM関数、またはBSUM関数を指定する項目は、[データ定義]タブで、BREAK を指定した項目よりも後ろに並べます。

  • 集計表形式、またはフリーフレーム形式の帳票で、BSUM関数に制御レベルを指定する場合は、BREAKに指定した制御レベルを指定します。

  • BSUM関数の演算結果に対して演算したい場合、BSUM関数を指定する項目は、非出力項目(レコードのみ項目)として定義します。

  • この機能は、Windows用帳票サンプル「賃借対照表」、UNIX系OS用帳票サンプル「TAISYAK」で使用しています。