ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 解説編
FUJITSU Software

4.4.2 Webアプリケーション連携型

帳票定義情報および入力データを使用して、帳票出力サーバ上でOWFファイルを生成し、Webプラグインを利用して、帳票をWebブラウザ上でプレビューしたり、Webクライアント側のプリンタに印刷したりする形態です。

Webアプリケーション連携型は、アプリケーションへの組み込み、プレプリント用紙への印刷に適しています。

また、Webアプリケーション連携型は、印刷によるシステムへの負荷をクライアントに分散できることもあり大量印刷にも適しています。

図4.6 Webアプリケーション連携型

  1. 帳票定義情報をアプリケーションサーバ上に配置します。

  2. Webクライアント上のWebブラウザから、別のWebブラウザを起動します。

  3. 起動されたWebブラウザは、アプリケーションサーバ上のアプリケーション(お客様が作成します)を起動します。

  4. ユーザアプリケーションは、Webプラグインの入力データとなるデータファイルを作成します。

  5. ユーザアプリケーションは、4で作成したデータファイルと1で配置した帳票定義情報からOWFファイルを作成します。
    OWFファイル生成には、以下のインタフェースが利用できます。

    • コマンド

    • Javaインタフェース

    • .NETインタフェース

    • CFXカスタムタグインタフェース(ColdFusion MX)

  6. Webクライアント上のWebブラウザは、Webサーバ上のOWFファイルをダウンロードし、Webプラグインを起動します。

  7. Webプラグインは、6でダウンロードしたOWFファイルにしたがって帳票をプレビュー、印刷します。

注意

Webプラグインでプレビューする場合、帳票のページ数が多くなると、最初のページを表示するのに時間がかかります。このため、大量印刷を行う場合は以下の運用をお勧めします。

  • OWFファイル生成時に、Webプラグイン起動時の動作モードに「印刷する」を指定し、プレビューをしないで直接印刷する