Web手元印刷型でPDFデータを出力する場合の運用形態です。
帳票定義情報および入力データを使用して、アプリケーションサーバ上でPDFファイル形式に変換します(PDF変換機能)。変換したPDFファイルをWeb クライアント側のWebブラウザで参照/ 印刷ができます。Webクライアント側では、Adobe Readerを用意するだけです。
PDFデータ出力型は、不特定多数のWebクライアントからの参照や手元プリンタへの印刷を行う運用に適しています。
図4.5 PDFデータ出力型
帳票定義情報をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上に配置します。
Webクライアント上のWeb ブラウザから、アプリケーションサーバ上のアプリケーション(お客様が作成します)を起動します。
ユーザアプリケーションは、List Creatorの入力データを作成します。
ユーザアプリケーションは、3で作成した入力データと1で配置した帳票定義情報からPDFファイルを作成します。
PDFファイル保存には、以下のインタフェースが使用できます。
コマンド
Javaインタフェース
.NETインタフェース
カスタムコントロール(PrctrlEx Control)
CFXカスタムタグインタフェース(ColdFusion MX)
COBOLインタフェース
Webクライアント上のWebブラウザは、アプリケーションサーバ上のPDFファイルをダウンロードし、Adobe Readerを起動します。
Adobe Readerは、5でダウンロードしたPDFファイルを表示します。