ユーザアプリケーションが動作するアプリケーションサーバと、帳票を出力する帳票出力サーバを別のコンピュータで運用する機能です。
アプリケーションサーバから帳票資源を転送し、帳票出力サーバで帳票を出力します。データを圧縮してネットワーク転送するため、低速な回線でもストレスなく運用できます。
分散出力機能には、以下の機能があります。
コネクタ連携機能
リモート帳票出力機能
注意
帳票出力サーバのオペレーティングシステム、出力方法によって、使用できる機能や表現力が異なります。詳細については、帳票出力サーバ側に添付のオンラインマニュアルを参照してください。
以下に、それぞれの機能の概要について説明します。
コネクタ連携機能では、アプリケーションサーバで行う帳票の生成処理と、帳票出力サーバで行う帳票の出力処理を別々のコンピュータで行うため、アプリケーションサーバの負荷を分散できます。
帳票出力サーバで生成したPDFファイル、OWFファイル、ExcelファイルまたはTIFFファイルは、アプリケーションサーバで取得することができます。
また、コネクタ連携機能は、List Worksの帳票印刷配信機能、またはList Managerの帳票管理サーバと連携して、帳票を配信・出力することもできます。List WorksまたはList Managerとの連携については、以下を参照してください。
⇒“A.1 List Works (帳票印刷配信機能)との連携”
図3.8 コネクタ連携機能
リモート帳票出力機能では、アプリケーションサーバで行う帳票の生成処理と、帳票出力サーバで行う帳票の出力処理を別々のコンピュータで行うため、アプリケーションサーバの負荷を分散できます。
図3.9 リモート帳票出力機能