機能説明
ビジネス・プロセス実行環境に配備されたBPEL定義をWebサービスとして公開する、公開用WSDL定義を取得します。または、Webサービスとして公開する前に、BPEL起動アプリケーションの作成用の開発用WSDLを取得します。
以下に、isibpelwsdlexportコマンドの引数を説明します。
形式
isibpelwsdlexport --target applicationname --url serverurl [--file exportfile] bpelprocessname
isibpelwsdlexport [--file exportfile] filepath
引数
引数 | 説明 |
---|---|
--target applicationname | WSDL定義取得対象のBPEL定義を配備したビジネス・プロセス実行環境のアプリケーション名を指定します。 |
--url serverurl | WSDL定義に設定するBPEL定義実行のためのURLを指定します。 例)http://bpelpc.fujitsu.co.jp:8080/ode/processes/BPEL001 |
--file exportfile | 指定されたファイルを格納先としてWSDL定義を出力します。存在しないファイル名を絶対パス、または相対パスで指定してください。なお、格納先となるディレクトリは存在している必要があります。 本引数が省略された場合は、カレントディレクトリ配下に以下の名前のファイルが出力されます。
WSDL定義から外部ファイルを参照している場合は、参照しているファイルもWSDL定義と同じディレクトリに出力されます。 |
bpelprocessname | WSDL定義取得対象のBPEL定義のBPELプロセス名を指定します。 |
filepath | BPELエディタで開発したBPEL定義のWSDL定義を指定します。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
上記以外 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
公開用WSDL定義の取得は、管理者権限を所有するユーザだけが実行できます。
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
本コマンドは、同時に複数実行できません。
本コマンドは、以下のコマンドと同時に実行できません。
isibpeladmin
公開用WSDL定義を取得する場合、WSDL定義取得対象のBPEL定義が配備されているビジネス・プロセス実行環境が存在するマシン上で本コマンドを実行する必要があります。
公開用WSDL定義を取得する場合、WSDL定義取得対象のBPEL定義は、配備済み状態である必要があります。
格納先のファイルのパスの長さがOSの最大長を超過した場合、異常終了となります。
ファイル名の最大長は255文字、フォルダまでのフルパス(ドライブ名を含みます)の最大長は247文字、ファイルまでのフルパス(ドライブ名を含みます)の最大長は259文字です。
ファイル名の最大長は255バイト、フルパスの最大長は1023バイトです。
ファイル名の最大長は255バイト、フルパスの最大長は4095バイトです。
使用例
isibpelwsdlexport --target ode --url http://bpelpc.fujitsu.co.jp:8080/ode/processes/BPEL001 BPEL001
isibpelwsdlexport C:\isstudio\bpelworkspace\BPELSample001\BPEL001Artifact.wsdl
isibpelwsdlexport /user/tmp/BPELSample001/BPEL001Artifact.wsdl