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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

B.1.1 isibpelwsdlexport

機能説明

ビジネス・プロセス実行環境に配備されたBPEL定義をWebサービスとして公開する、公開用WSDL定義を取得します。または、Webサービスとして公開する前に、BPEL起動アプリケーションの作成用の開発用WSDLを取得します。

以下に、isibpelwsdlexportコマンドの引数を説明します。

形式

公開用WSDL定義の取得
isibpelwsdlexport --target applicationname --url serverurl [--file exportfile] bpelprocessname
開発用WSDL定義の取得
isibpelwsdlexport [--file exportfile] filepath

引数

表B.1 引数の一覧

引数

説明

--target applicationname

WSDL定義取得対象のBPEL定義を配備したビジネス・プロセス実行環境のアプリケーション名を指定します。

--url serverurl

WSDL定義に設定するBPEL定義実行のためのURLを指定します。

例)http://bpelpc.fujitsu.co.jp:8080/ode/processes/BPEL001

--file exportfile

指定されたファイルを格納先としてWSDL定義を出力します。存在しないファイル名を絶対パス、または相対パスで指定してください。なお、格納先となるディレクトリは存在している必要があります。

本引数が省略された場合は、カレントディレクトリ配下に以下の名前のファイルが出力されます。

  • 公開用WSDL定義を取得する場合
    配備されているWSDL定義のファイル名の“.wsdl”の部分を“_Export.wsdl”に置き換えたファイル名

  • 開発用WSDL定義を取得する場合
    filepathの“.wsdl”の部分を“_Export.wsdl”に置き換えたファイル名

WSDL定義から外部ファイルを参照している場合は、参照しているファイルもWSDL定義と同じディレクトリに出力されます。

bpelprocessname

WSDL定義取得対象のBPEL定義のBPELプロセス名を指定します。

filepath

BPELエディタで開発したBPEL定義のWSDL定義を指定します。

復帰値

表B.2 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

上記以外

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

公開用WSDL定義の取得
isibpelwsdlexport --target ode --url  http://bpelpc.fujitsu.co.jp:8080/ode/processes/BPEL001 BPEL001
開発用WSDL定義の取得

isibpelwsdlexport C:\isstudio\bpelworkspace\BPELSample001\BPEL001Artifact.wsdl

isibpelwsdlexport /user/tmp/BPELSample001/BPEL001Artifact.wsdl