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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.3.9 esidefverify

esidefverifyコマンドについて説明します。

機能説明

J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されている定義全体の妥当性を検証します。各定義間の参照関係などを検証します。

形式

システムで1つのISI定義を利用する場合
esidefverify
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合
esidefverify [-u ISIプロジェクト名]

オプション

表1.47 オプションの一覧

オプション

説明

-u ISIプロジェクト名

検証するISIプロジェクト名を指定します。

省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。

ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。

ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。

復帰値

表1.48 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了(検証成功)。定義の妥当性に問題はありません。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

2

正常終了(検証失敗)。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esidefverifyコマンドの使用例を示します。この例では、定義全体の妥当性を検証します。

esidefverify

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefverifyコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」の定義全体の妥当性を検証します。

esidefverify -u isiproject