iiustrコマンドについて説明します。
機能説明
Java EE実行環境においてIII連携を利用している場合に、ISIとIIIを起動します。
ISIの起動については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。
本コマンドは以下の順序で起動します。
1. アウトバウンドのCORBAアダプタの起動
2. アウトバウンドのMQアダプタの起動
3. ISIサーバの起動
4. IIIの起動
5. インバウンドのCORBAアダプタの起動
6. インバウンドのMQアダプタの起動
7. ISI運用管理コンソールの起動
形式
iiustr
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
上記以外 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザで実行してください。
本コマンドは、Interstageの起動が確認できた後で実行してください。Interstageの起動方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。
本コマンドは、IJServerクラスタ上で動作するISIサーバ、MQアダプタ、ISI運用管理コンソールの起動完了を待たずに復帰します。以下のようにpcmilistprocessesコマンドを実行し、statusがmonitoringになっていることを確認してください。pcmilistprocessesコマンドの詳細は、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)”を参照してください。
/opt/FJSVpcmi/bin/pcmilistprocesses /opt/FJSVisje6/var/pcmi/isje6
使用例
iiustrコマンドの使用例を示します。
iiustr