Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス

1.2.9 fmtmgrstart

fmtmgrstartコマンドについて説明します。

機能説明

Formatmanager変換機能を起動します。

本コマンドは、Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用している場合だけ使用します。

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用していない場合はFormatmanager変換機能の起動を行う必要はありません。

形式

fmtmgrstart [-p ポート番号] [-d ディレクトリ名]

オプション

表1.18 オプションの一覧

オプション	説明
-p ポート番号	起動するFormatmanager変換機能のポート番号を指定します。 省略時は、Formatmanager変換機能デフォルト定義で指定したポート番号が有効となります。
-d ディレクトリ名	起動するFormatmanager変換機能の定義ディレクトリを指定します。 省略時は、Formatmanager変換機能デフォルト定義で指定した変換テーブルディレクトリが有効となります。

復帰値

表1.19 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値	意味と対処
0	正常終了。
1	異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

• 本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。

• すでに同じポート番号のFormatmanager変換機能を起動している場合、本コマンドはエラーになります。

使用例

fmtmgrstartコマンドの使用例を示します。この例では、ポート番号「15001」、定義ディレクトリ「/var/opt/FJSVfmsv/convtable」のFormatmanager変換機能を起動します。

fmtmgrstart -p 15001 -d /var/opt/FJSVfmsv/convtable